地震から1週間経ってようやく載ったこの記事!
早く伝えてほしいなぁと思っていたところ、記事が載って安堵するも、はて現場では難しいんだろうなぁ~と心配しながら、「今!この時必要なお口のケア」の重要性が伝わることを願います
「どーんと揺れて、何も持ち出せなかった」とおっしゃる方、2、3日して自宅に歯ブラシなどを取りに戻ったが、それまで口のケアはほとんどできなかった・・と
中には断水が続いていたり、井戸水があっても、うがいの後に水を吐き出す場所がなかったりするところもあった。食事として配られるのは菓子パンが多く、歯みがきをしないと口の中で細菌が増えやすい状況も見られた・・とも語られています
10年前の熊本地震での災害関連死で最も多かったのが、誤嚥性肺炎を含む呼吸器系の病気だったとのこと、歯磨きが出来ず口の中が不衛生になると、細菌が増えて呼吸器などの発症リスクや、血圧、血糖値などが上がるリスクあることは既に言われて久しいことです、その上持病の薬を持ち出せなかった方も多いようですし・・
災害時の歯科衛生に詳しい、東北大学大学院歯学研究科・中久木康一特任講師は「自分の体を守り、復興に向けて元気でいるためにも、口の中を清潔に保って欲しい」と呼びかけています
☆少量の水でも歯磨きはできる。
コップに少量の水を入れて歯ブラシをぬらし、汚れを絡めとるように磨く
十分にうがいできる水がないなら歯磨き粉は使わなくていい。歯ブラシが汚れてきたら、ティッシュで汚れを拭き取る。汚れた唾液も吐き出す
これを繰り返し、最後に少量の水でぶくぶくうがいをし、飲み込まずに捨てる
食後すべてが難しければ、寝る前の歯磨きを最優先してほしい・・と
又、歯ブラシがない場合、介護で使われる口腔ケア用のウエットティッシュなどを、人差し指に巻き付けてこすったり、柔らかめのキッチンペーパーや、口ふき用のナフキンを水で濡らして使ってもいい
スポーツドリンクなどを飲む人は、虫歯を防ぐために、飲んだ後に洗い流すイメージで水かお茶を一口でも飲むといいい。甘い飲み物の飲みっぱなしを懸念し、糖分の取りすぎや適量を提案しています
☆特に入れ歯の方は、避難所では置く場所がなかったり、周囲に入れ歯だと知られたくなかったりして、つい入れっぱなしになってしまう。「何日もずっと入れっぱなしにしてると、口の中も入れ歯も不衛生にもなるので、困難だろうが寝る前には外してほしい」と話す。入れ歯ケースがなくとも、プラスティックの食品保存容器やジッパー付き袋など当座保管に利用して・・と。そう言えば東北地震の際、真っ先のご支援として義歯(入れ歯)洗浄剤と義歯(入れ歯)ケースを現地の知り合いの先生宛に送って、何より喜ばれたことを思い出しました・・
現地を見ずして、居らずして言うのも恐縮ですが、今自分が一日でも口の中を手入れすること出来なかったら・・と思うと、被災した現地の方々如何にお気持ち悪く、思うような食事がとれない中、お口の中お辛いだろうなぁ~と思うと同時に、その口腔内の汚れ(細菌)が暴れないことを祈り願うばかりです
よく防災袋に入れなさいと言われている、薬局で売っている「口腔ケアシート」なるものを、以前初めて使ってみました。意味ないわけではないけれど、とても歯ブラシに代わるものではありませんでした。でも、何もないなら仕方ありません!
何としてでも、食べた後この中久木先生おっしゃるように、ティッシュ濡らしてでも、歯ブラシの代わりにはならなくともなんとかお口の中のネバネバした汚れ、べたべたした汚れをやさしくぬぐってください、食べっぱなしの汚れが病気の引き金になってしまいますから
そして出来ればお口を大きく開いたり、ひょっとこ顔!をしたり、ベロを「あかんべー」して、お口周りの筋肉動かして唾液(つば)出すようになさってください。なさっていればどうにか唾も出て、お口周りの筋肉も頑張って、飲み込みがご不自由になるのを防いでくれると思います
大変でらっしゃいますでしょうが、どうか頑張られて
お口はご自身の食器です、困難な中でしょうが、なんとかお手入れなさって召し上がれるお口でありますように、応援しながら祈っております
