幸福感が長寿の秘訣…

先日、けだし名言
「幸せは築くものではなく 気づくもの」 と言う言葉に出会ったとご紹介しました

その後表題のように、幸福感が高いと死亡率が低下する、青森県立保健大と早稲田大などの研究チームが約3000人を対象にした調査で専門誌に発表したようです。ただこのことは過去様々な研究で関連指摘されるものの、直接的に健康長寿につながるかは、研究者の間でも慎重な考えがあるようです。
幸福感低いと、喫煙・過度の飲酒・運動不足といったことに繋がり間接的に死亡率を上昇させる恐れも懸念するようです

先に紹介した研究チームは2016年静岡県南伊豆町の20才以上の住民3187人(平均60歳)に「どの程度幸せと思うか」を自己評価してもらい23年10月まで追跡、その間277人が亡くなったが「幸福である」1003人、「ある程度幸福である」と答えた人の間では死亡率に差は出なかったが、「不幸である」(274人)と答えた人は「幸福である」に比べ、死亡率が2・69倍と高く出たそうです

年齢と性別のほか、教育歴、婚姻状況、経済指数、生活習慣の目安としてのBMIといった様々な要因による影響を取り除く手法でも調べたが、それでも「不幸である」は「幸福である」に比べ、死亡率が1・85倍と統計上明確な差が出たそうです

これを経て、青森県立保健大・安永教授は「幸福感は、単なる心の状態だけでなく長期的な健康につながる要因となる可能性がみえた、幸福感が健康につながり、さらに幸せにつながるという好循環も期待した」と述べておられます。そうだといいなぁ~、そうは言っても毎日いろんなことありますね、良いことばっかじゃないし「なんでぇ~」みたいなこと・・

ふとそばに、あの相田みつをさんの一筆箋・・
  根さえ
  しっかりしていれば
  枝葉は
  どんなに
  ゆれたって
  いいじゃないか
風にまかせて
  おけばいい    みつを
   
私が毎日、おまじないにしている「にもかかわらず笑う」
デーケン先生の言葉を忘れないでいると、思いがけず「アラッ、まぁ!」に出くわし笑っちゃいます
人から見たらへんてこりんでも、なるべく笑っていいこと見っけしたり、ちっちゃな楽しいことみつけて笑っていられたらいいなぁ~と思う今日この頃。そう思っているとなんとなくそんな風になるから・・不思議です
そういえば昔「小さな幸せ」って言葉もあったっけ!

桜があちこちで満開「春がきたよ」と伝えています
いつからか桜は入学式の花でなく、卒業の季節の花になりましたが「桜だ!桜が咲いた!」と満開に集まる人々をニュースでみるだけでなんでこんなにワクワク、幸せ気分になるんでしょう
桜はいつでも変わらず見てくれていて、愛おしいですね

口は「認知症」の元

久しぶり、池谷裕二先生の全知全能・136からご紹介します。
「口は災いの元」と思っていた私、表題に驚きました

認知症の発症を防ぐには、日頃からどのようなことに注意すべきでしょうか?肥満や糖尿病、高血圧と言った生活習慣病が認知症のリスクを高めることは広く知られていますが、ほかに警戒すべきことはないでしょうか?中国・中山大学の唐並梅博士らは、今年一月に「ネイチャー・ヒューマン・ビヘイビア」誌に発表した研究で、世界中の膨大なデータを分析し、脳以外の臓器の疾患が認知症にどれほど影響を与えるか?を調べていて、この研究で公開されている202件の論文について、9つの臓器系統に渡る26種類の疾患と認知症との関連を体系的に精査した結果、認知症リスクの上昇と関連する16種の疾患を特定したそうです

博士らは、PAF(集団寄与割合)という指標を導入分析した。PAFとはあるリスク要因がもし存在しなかった場合病気の発症をどれだけ減らせるかを示す理論値だそうです
研究では特定された上位16種類の疾患だけで、全世界の認知症発祥の約33%(実に1880万人の患者数に相当)に関与していることが判明、つまり認知症は、純粋な「脳の病」ではなく、全身の健康状態が脳に影響を及ぼす側面が大きいということらしいです

驚くべきことは、そのリスク順位。第一位は「歯周病」でした。PAFは6・1%と算出されています。もし歯周病でなければ、認知症になる危険を6・1%下げられるということですから、これは無視できない数値です
ただ厳密なメカニズムはまだ解明されていないようです
口腔内の慢性的な炎症が血流を介して脳に波及し、神経細胞を傷つけているのかもしれないし、咀嚼力が衰えて脳への刺激が減ることが遠因かもしれないそうです
いずれにせよ「口は災いの元」ともいうべき因果関係が、疾患においても浮き彫りになりました

続いて第二位は肝硬変などの慢性肝疾患(5・5%)、第三位は加齢に伴う難聴(4・7%)、第四位は視覚障害(4.3%)。これまで注目されていた糖尿病(2型)はようやく第五位(3・8%)に顔出しました

ランキングを眺めると口・目・耳と言った感覚器官の異変が、認知症のリスク要因の上位を占めていることに驚かされます、感覚能力の減少が脳への刺激不足を招き、認知機能を徐々に蝕んでいくのでしょう

この研究が社会に投げかけるメッセージは鋭く、そして重いものです。認知症対策において、脳だけを特別視する「脳中心主義」はもはや通用しないといってよいでしょう

歯科検診で歯周病を早期発見し、治療する、補聴器で聴力を補う。老眼鏡で視力を確保する。こうした日常的な身体ケアの集積こそが、高価な新薬にも劣らぬ予防効果を持つ可能性があるのです‥と、脳研究者の池谷裕二先生はおっしゃっておられます

たまたまこの記事を雑誌で読んだ後、馴染の電気屋さんに寄ったら、レジのところに補聴器のパンフレット!聞けば扱い始めたら大変好評で‥とのこと。年齢と共にご家族のテレビの音が異常にに大きくなったりで、気づかれるようですね‥とのことでした。聴力にもこんなに関心集まってたんですね。一人聞こえにくくなった方が居られると、家族もしゃべる声も大きくなるらしいですよ・・と店員さんの言葉でした

「口は災いの元」を自覚していた私、歯周病菌のすごさ・恐ろしさは認識していたものの、認知症になりやすいんだと聞けば、迷いなく「ガッテン!」でした

つう

超高齢者の楽しい歌(人生後半にこそ読みたい秀歌)永田和宏

宮崎県の社会福祉協議会が毎年開催している「心豊かに歌う全国ふれあい短歌大会」はもう20年も続いているのだそうです。歌人の伊藤一彦さんが中心になって活動しているそうですが、毎年応募者全員の作品を掲載した記録集「老いて歌おう」も発行され、読んでみると超高齢者の唄が多く、楽しいのに驚かされるとのことで、こんな楽しい老後の歌もあるよと紹介されてました

・叶うならあの世に行きたいその前にトイレへ行きたい今いけるうちは      
                小倉サツ子(89歳)

・明日死ぬ明日は死ぬと思うけどこげんされるとなかなか死ねん         
                大保文枝(103歳)

・すごいわね鶴は千年亀は万年あたしゃまだまだ百一でんねん           
                立山 秀子(101歳)

・職員の目艶髪艶眉艶を「きれかねぇ」ほめて始まる良き日            
                平川スミ子 (107歳)
  
  脱帽!

けだし名言!

     幸せは築くものではなく

     気づくもの

この言葉を見つけ直球にびっくりしてしまいました。でもすぐに、にっこり
そして口をついて出たのは

幸せは歩いてこない
だから歩いていくんだね
一日一歩 三日で三歩
三歩進んで二歩下がる  水前寺清子の唄でした

いつもこうして茶化しちゃう、悪い癖の私

「気づくもの・・」 そうですね

沈丁花の花が、いい匂いを放ちながら笑ってるように見えます

折々のことば 3578

あんなに時間にルーズなイタリア人が
あんなにパスタのゆで時間完璧とか
                 
               藤田真央

これは音楽に通じると、欧州を拠点に活躍するピアニストは言う。暮らしの中でどんな価値に重きを置いてるか、そこに音楽も根づく。そうした異質な場に入り込むことで演奏も膨らんでゆく。
「恵まれた環境になれすぎたらどんどん下手になる」と。思いが内向きでない。NHK・Eテレの番組「スイッチインタビュー」(2月6日放送)での俳優・市川実日子との対談から

たまたまこの番組見ていて、真央ちゃん(我が家ではそう呼んでいる)のいつものソフトな声がまず心地よく、ピアノを弾けばあっ真央ちゃんの世界!とこの日もいつものように感じて心地よかったこと!藤田真央ちゃんのこと仲良しの音楽通は「宇宙人よね!」となぜか言ってます・・
インタビューの市川実日子さんの、目がウルウルしていてそれもガッテンでした

「年だから」

「年だから」つい言ってしまいがちなこの言葉
そうなんだけど・・でもモヤモヤ・・な方多いのではないでしょうか?
鏡を見る度、散歩中にお店のガラスに映る、背の丸まった自分にハッとしたり・・
「誰?あれ?私!?」って(笑)

最近、ふと、若い頃とは違う体の調子に気づいたり、アラッやだ!の連続です

しかしながら、元気づけてくださるこの方の文章読んで、まっ「仕方がナイチンゲール」と素直に思いました。「コトノハメクリ」玉置妙憂(看護師、僧侶、ケアマネージャー)さんです、以下抜粋です

長く歩いてきたからこそ、わかることがあるはずです。時を重ねたからこそ、見える景色が必ずある。人の気持ち、世の中の仕組み、この世の道理。諸行無常の中で、この私と言う存在がほんの小さな一点に過ぎないと知る年頃になった今だからこそ、隣を歩く人にやさしい言葉をかけられるはずです
「お元気ですか」
「なにかお困りですか」
「お話、聴かせてください」
その道のりは決して特別ではなく、むしろ日々の暮らしのなかにこそ、その入り口はあります・・と

朝目覚めて「今日も目が覚めた」という小さなよろこび。お湯を沸かし、お茶を入れ、その湯気の向こうに季節を感じるひととき。そんな瞬間に「生きている」という事実が静かに輝きはじめます。確かなあたたかさです
年を重ねるとは、できないことが増えることではなく、見えるもの、感じられるものが深まるということ。若い頃には気づかなかった他人の痛み、見過ごしていた自然の美しさ、言葉にならない祈りのような思い、それらを受けとめる力が、静かに育っているということなのです

焦らず、比べず、自分の「いのちの時計」が刻む音に、耳を澄ましてまいりましょう。その音のひとつひとつが私たちを導いています。そして、もしも心がくたびれてしまったら、そっと自分に語りかけて下さい

「よくやってきたね」

それが、もっともやさしい、悟智(真実を見る叡智)である・・と

年を重ねるとは、できないことが増えることではなく、見えるもの、感じられるものが深まるということ
そのことを大切に、丁寧に心豊かに、笑ってすごしたいとおもったことでした・・・

「よくやってきたね」
私流に「いいじゃん!」

「にもかかわらず笑う」デーケン先生の言葉と共に、「よくやってきたね。いいじゃん!」
元気出ませんか・・?
おまじないも大事大事・・

折々のことば 3574

何かを手放した時、その状況から逃げだ出さなければ、先がある。
失って、満たされることが人生にはおこるものです。

                 末盛千枝子 

絵本の編集者は20年間運営してきた出版社を閉じて岩手県に移住し、直後に大震災に逢う。家や親を失った子供らに絵本を届けるプロジェクトを思い切って立ち上げたら、国内外から23万冊が集まった。ずっと絵本にかかわってきたのも、出版社を畳んだのも、この時のためだったと思った。「今だからわかること 84歳になって」から。2026・2・10