(いつぞやもご紹介した山下景子さんの美人の日本語・8月5日より)
きっとどこかに・・
野中や木陰を流れる、誰にも気づかれないような水の流れを忘れ水といいます。
川やせせらぎと呼べるほどでもない、ささやかな流れ。草陰に見え隠れして、途切れ途切れに流れているので、和歌の世界では今にも途切れそうな恋のたとえによく使われています。
野山を歩いていて忘れ水に出会うと、清涼剤のようなほっとしたさわやかさを覚えますね。
悲しい事件ばかりの新聞の中で見つけたほっとする記事。時々出会う、名前も知らない笑顔のすてきな人。脚光を浴びるわけでもなく、存在すらも知られていないけれど、どこかで当たり前のようにひっそり流れているはずの忘れ水。そんな存在が、心のよりどころになったりするのですね。
☆熊本の地震から1週間、困難な中懸命に前を向かわれる人々の頑張るご様子に、思わず頭を垂れ、少しでも早く日常を取り戻されるのに、私たちは何をしたらよいのか・・考えます
お水も少しずつ手に入るようになられたとは言っても、満足なお食事には程遠い毎日かと思われる中、お口の中を清潔にされる手段(うがいはもちろん、お口の中のお手入れ・入れ歯のお手入れ等)が出来ることを切に願い、誤嚥性肺炎のリスクから、一人でも多くの方が遠のかれることを祈ります
