ごっくん筋!

いつもおなじみ!ここでもしょっちゅうご案内させて頂いている、パタカラ体操。最近人気のテレビ、有働さんの「健康案内人」でも紹介されました
このご紹介には宝田先生が久しぶり登場され、白衣姿でご活躍なご様子にすばらしいなぁ~とお話聞いていたら、宝田先生も70才になられた由。お肌ツヤツヤ、相変わらずの穏やかなお話しぶりと気さくなお人柄に
なんて素敵なことだろう・・と画面からオーラ頂きました、この内容はあらためて後日ご紹介しますね

先日、中高年女性向けの雑誌に、ごっくん筋と書いてあり、このパタカラ体操で刺激する筋肉のことのようでした、そっかぁ「ごっくん筋」って言った方がわかりやすいなぁ~と思った次第です

以前、パタカラ体操で、特に一番難しいのは「カ」の発語ですが、嚥下機能を司るあご周りの「舌骨上筋群」のことを書きました。食べやすさや、話しやすさに直結する重要な筋肉と言われます
そしたら、その雑誌で、食べやすさも、話しやすさも「ごっくん筋」が要です!ととてもピッタリな言葉で説明してあり、「ごっくん筋」の方がわかりやすいなぁ~とご紹介する次第です

嚥下、誤嚥に始まり「誤嚥性肺炎」と言う言葉が知られるようになった昨今、「ごっくん筋」を鍛えましょう・・!の方がわかりやすいですね
どうぞ、ちょっとした合間でもいいので、パタカラ体操でごっくん筋を鍛えましょう!
(声出さなくても出来ますよ~)

追記・この記事を書いてましたら、たまたま「徹子の部屋」に広島大学学長、整形外科医の越智先生が、「続けられる簡単な運動を」とふくらはぎを動かす身近な運動をと、先生自らやって見せられ、私も思わずこれならどこでもできるわぁ~と嬉しく拝見しました。よく電車でも座ったままやってる人いるなぁ~、みんなすごいな~と思い、気さくないい先生と思っていたら、「次にパタカラ体操もいいんですよ!」と!

えっ!整形外科医でらっしゃる学長先生自ら!
パ・タ・カ・ラ・・と声出してみてください・・徹子さんにこう促し徹子さん、いきなり振られて結構大変そうでした・・
思いがけず整形外科の先生が、革靴履いたままふくらはぎの簡単体操、しかも気楽にどこでもできる、椅子に座ったままでもできる体操教えて下さったついでに、パタカラ体操を提案下さって、ほんとに嬉しくなりました
そう言えば広島大学では、L8020と言う乳酸菌をすでに世に出しておられ、お口の中にも大いなる関心持って研究下さっており、高齢者だけでなく、みんなの健康支援に医科歯科連携してくださっているんだなぁ~と、心強く拝見拝聴しました。いい一日になりました
すてきなご提案でした

ごっくん筋が繋いでくれたんですね、はなまるです💮

再び、寝たきり‥と言う言葉について

医療界に限らず、各界で活躍なさっている方々が集まった日医大医療管理学教室主催「癒しの環境研究会」に1994年発会当初より参加、幸せにもたくさんの学びを頂戴しました。今振り返れば当時その分野の第一人者の方々始め、第一線でご活躍の皆様ばかり。なんて刺激的で贅沢な、前向きで活発な会だったのだろうと、お一人お一人のお顔やご発言を思い出します・・。発会当時歯科関係者はお一人の女医さんと不肖私だけでした

ある方から病院はやめて「健院」にしよう!と言う話まで飛びだしました・・

中でも大熊由紀子さんが北欧の高齢者施設を見学に出向かれ、帰国されてからの報告は忘れもしません。何回かこのブログでもご紹介致しました

当時特に北欧で「寝たきり」と言う言葉はないと・・。高齢者施設を訪問した大熊さんんも、どう説明してもわかってもらえない、通訳も該当する言葉が無くて困ったそうでした。さんざん説明し「わかった!」と言われた際に、なんと「寝たきり!?それって『寝かせっきり』ってことでしょう!」と言われたそうでした

ある記事で北欧では、「ご自分で食べられなくなったら、そういうこと」無理やり食べさせたり、況してや日本のように「胃ろうにしますか?どうしますか?」なんて聞かないとのこと
更には栄養点滴で生かすようなこともしないと・・
何故なら食べない、食べられないということが、「その方の最後の意思表示だから・・」とありました

先程書きました研究会当時、その北欧の高齢者施設訪問から帰国されて早速に、大熊さん「寝たきり老人のいる国、いない国」と言う本を出されましたっけ!
そこには海外訪問先施設での、おしゃれな普段着で女性はアクセサリーもつけた高齢者たちが、きれいにお化粧もして、まるでご自分のおうちのお部屋にいるがごとく、暮らしているのでした

その後、センセーショナルに紹介された認知症ケア・ユマニチュードを勉強に行った時も、考案し提唱しているフランス人運動療法士イヴが、認知症の方や高齢者のお世話する際まるでご自宅にいるように、入居者の女性に「今日はどれになさる?」とクローゼットの洋服を一緒に選ぶ様子も紹介されました。手を引いて差し上げるにしても、「決して連行する!みたいにはしないこと」とユマニチュードでの提案の数々は、どれも眼の前にいる高齢者への尊厳にあふれ、一人の人間として、目の前におられる高齢者やご病人への接し方の提案ですばらしいものでした

いつも満員のユマニチュードの研修会場は、全国からの介護施設や病院勤務の方であふれ、ある日前の方に「あれっ!?いつかご一緒した・・」とご挨拶すると、あの日医大の研究会で教えてくださった大熊由紀子さんでした。「アラっいらしてたのね・・」と仰っていただいたその笑顔、引き続きいまだ勉強されながらこの分野に貢献なさっておられ、お目にかかった時のあったかさ、お会いした瞬間の、あふれる笑顔がこんなにも幸せ下さるんだなぁ~っと思ったことでした

「繋げなきゃね・・」笑顔と共に、うれしい再会時に頂戴した言葉でした
いつもあったかい笑顔でらして、このような大先輩のお真似をしたいなぁと思って帰路につきました。お目にかかっただけで、心が豊かになった一日でした

さて、暮らしを維持するにまず大事なのは何かしら・・と思うに、やはり「ご自分のお口で食べる」ことを一番に上げたいですね。昔から言うじゃありませんか?「自分で食べてりゃどうにかなる・・」って(笑)
ひっくり返せば、ご自分のお口はご自分の「食器」なんですよね
ですので「食べたらお口の中を洗うの当たり前!」です、入れ歯の方は入れ歯も外して、入れ歯も支えの歯もきれいに致しましょう

そう言えば予防に取り組み始めた頃、待合室、洗面所、各個室にイラスト入りで貼ったりしてましたっけ!「食べたら洗うの当たり前」と

召し上がりっぱなしにしないで、お口の中きれいにしましょう(歯間ブラシやフロスも出来ればグー)
お口の中のセルフケアとプロケアの二本立てを忘れず、そうそう「パタカラ体操も大事!」。お口の機能を維持なさって、美味しく楽しく召し上がって、お口から全身を守りましょう

ご自分の足で、ご自分で歩いて、加えて「にもかかわらず笑う」!
転ばないように気をつけて、頑張りましょう
やらなきゃそんそん・・!

「寝たきりって!」の話が、お口のケアに飛んでしまいましたが、ご自分で食べられるということの意味を今一度考えたかったのでした。今ホームにいる母を見ていて「自分で食べるということ」。深く強くそのことを思い、考えます・・
春先には出始めの空豆をゆでて、先日ははしりの枝豆をゆでて、我が家流に端はハサミで切って持参。「きれいな緑色に茹でられたわねぇ。お豆のにおいがしてちょうどいい塩味で美味しい・・」いくらでもない量を、大事に大事に食べる母をみて、ありがたいなぁ~と思ったことでした
自分で食べられるって、幸せなことですね・・

世界禁煙デー、今一度お口の中からも・・

5月31日は世界禁煙デー!
東京都ではこの日から6月初めまでの一週間禁煙支援に向けて東京タワー始め各所、グリーンにライトアップし、またイエローグリーンのリボンバッジも出来、この時期に限らず多くの方が目にとめて下さるようにと禁煙支援を訴えています
日本における喫煙率は減少傾向にあるものの、依然として14・8%と高い喫煙率が続いています

また、電子タバコがじわじわ増えていますが、においを消した大麻リキッドなどが吸えてしまうので違う危険が増えてきました。ゾンビたばこの「エトミデート」も同様です。さらに非常に危険な薬物です

皆様は「シーシャ」をご存じでしょうか?昨年和光市の科学院で全国禁煙支援の集まりがあった時に初めて知りました。と言うのも東京都消防庁からの発表があったからです!
「エッ?消防庁?どうして・・?」とびっくりでした、シーシャを知りませんでしたから。消防庁が出動したのは一酸化中毒でした!それでもシーシャを知らない私は理解できずびっくり!
「シーシャ」って昔どこか国の方がガラスの管?で吸ってる画像見たような気がする「水たばこ」。狭い部屋で火を起こしますから一酸化炭素中毒を起こしてたんですね!

まるで喫茶店のようなところで水たばこを吸うみたいで、一つのファッションなんでしょうか?でも、ちゃんとニコチン入ってるようです。ですからタバコ・・!

随分前から電子タバコを追ってらっしゃる田淵先生も大変危惧されてらっしゃるようでした。その場で参加の皆さんびっくりしてご自分のお住いの近くを調べたら相当数シーシャバーあるようで驚き、多くの客が若い方々、しかも女性も多いと聞き心配しておられました、若い細胞は傷つきやすいですから・・。

タバコは吸うご本人だけでなく、周りへの受動喫煙が問題です。これを副流煙と言いますが、その有害物資は、喫煙者本人が吸い込む主流煙よりも高濃度で100倍ほどともいわれます。これが「望まない受動喫煙」です。よく喫煙者は子どもの前、家族の前では吸ってないよ!とおっしゃるけれど、喫煙後45分くらいはご自分の中にため込んだ有害物質を呼気として吐き出しているんです。怖いですね

私どもクリニックで禁煙支援しておりました時、以前一日相当数のタバコ吸ってらして頭頚部のがんになられ声を失った患者さんが、「自戒を込めて協力したい・・」と自ら他の患者さんにお話し下さったり、発表の機会に積極的に出て下さって、その生のお声は多くの「タバコを止めたい方々」の心を動かし、沢山の禁煙成功者に繋がりました。禁煙し始めると必ずみると言うタバコに誘惑する夢があるそうで、喫煙者同士が妙な一体感となって、禁煙成功者が出る度スタッフ共々喜びながら、微妙に変化する歯茎の状態に目を届かせながら、院長も、担当衛生士も一喜一憂しながらサポートに努めました。禁煙支援はお口の中の状況変化に寄り添うだけでなく、揺れ動く心の変化にも注意深く伴走しないと、禁煙成功は大変難しかったのを思い出しますが、禁煙できた時のご本人の喜びようや、うれしい変化、会社での評価が上がったお話など伺うと、私どももとても充足し、よかったなぁと思ったものでした
絶対できない!と思った禁煙ができたご本人の喜び。お口の中を診させていただく私どもも、喜ぶ患者さんとご家族に接してこちらまでご褒美頂いたようでした

タバコは粘膜、特に歯茎にダイレクトに響きます。禁煙し始めると歯茎から出血し始め「禁煙したのに悪くなった!」と怒る方もおいでになりました、健康を取り戻そうとするお口の中の変化を随時見逃さず、歯科医師と歯科衛生士がタグ組んで患者さんと伴走すれば必ず禁煙は出来ると信じます
お食事の微妙なお味がよくわかるようになりますし、お酒もワインも・・より美味しくなると思います
何より、お口の中がすっきりなさいます、応援団はたくさんいますよ、きっと
お口の中、特にのどは、呼吸・発声・嚥下、特に高齢になればなるほど、この嚥下のトラブルが問題になってきます。のどのケアのためにもタバコの類のリスクを知って、いつまでもご自分で美味しく楽しんで召し上がっていただきたいと願います