細石

お盆休みが終わりました・・
その直前に熊本で大地震、再びの地震に当地の方々を思い、胸締めつけられような思いで募金しかできない自分です。その上今まで経験のない大雨で千葉地方は想像絶する被害。天に祈るというより「神様お願いいたします」と天を仰いだって地球全体の問題だ‥とあるコメンテーターの発言に言葉失い、じゃどうしたら・・悶々とするばかりです

八月は過去を顧み、慰霊の日が続いて国歌を耳にする機会が多く、加えてこの夏の思いがけない災害。ニュースで国歌斉唱を聞くと、襟を正してしまいます・・

小さな石ころがたくさん集まって、やがて大きな石になる。そして、苔が生えるほど、ゆるぎのないものになる。なんと果てしない自然の営みでしょう。8月12日は「君が代」の誕生日(1893年)だそうです
~細石の 巌をとなりて 苔の生すまで~

こちらも「美人の日本語」(山下景子さん)からですが
一般に細石は単なる小石を意味しますが、石灰質角礫岩の小石の場合、溶けだした炭酸カルシウムが沈着して、やがて岩となるそうです。
私たちひとりひとりは、細石のようなちっぽけな存在。でも、その小さな思いが集まって、大きな奇跡を呼ぶこともあるということですね
たとえば、今の平和も、ひとりひとりの小さな願いが集まって、大きな願いへと広がっていったものだと思います。(この本・美人の日本語は、2005年幻冬舎から刊行されたものです)
細石の心は、普遍の思いではないでしょうか。

この本が刊行されて早21年、世界の状況を見てあらためて細石と言う言葉におもいつのります・・