11月も半ば近く、この辺ではインフルエンザの前に、幼児にかなり溶連菌など出てきました。当院では以前から受診前に石鹸による手洗いをお願いしており、お済みになってから呼びするようにしております。「今家出るときに歯は磨いてきましたよ!」とおっしゃる方にも、恐縮ですがお願いします・・と受付でお願いして、うがい手洗いしていただき
今ではすっかり習慣化しました。
このうがい手洗いの習慣が、転じて歯ブラシ・デンタルフロスへの習慣につながっていると思います。良いことは、きちんと意味を伝えて続けていただこうと思っています。
ところが昨日のテレビによると、なんとトイレのあと手を洗わない人が 15・4%!!
今朝の番組でも、その場のネットの投票で下記のようでした。
・石鹸で洗う人 6099
・水で流すだけの人 20912
・洗わない時もある人 9447
・洗わない人 1685
ちなみに、どうせ洗うなら、石鹸で手のひら指の間を洗わなければ意味がないそうです。
トイレ後に手を洗わないなんて、いくらおしゃれしてたりしても幻滅ですね。もしその方が家庭や。お店でお料理する方だったら・・。ぞっとします。
今トイレ後流すのも、蓋しめて流さないと、周りに飛び散ることも証明され伝えられています。周りにもずいぶん飛び散ってるんですよね。
日本では抗生剤の多用により、感染症にお薬が効かなくなってきたと指摘されています。まんべんなく栄養取って、軽い運動して免疫高めても、どんどん強くなる感染症の原因菌から身を守るのは大変です。せめて、トイレの後は石鹸でよく手を洗い、ハンカチやタオルでなく、使い捨てのペーパーで手をふく。この位は習慣としたいものです。