口腔内は生殖器に匹敵するほど物理的刺激に対して敏感だという。また味蕾は多様な味に感応し、口から鼻に抜けた風味は鼻腔の350種類ものにおい受容体の複雑な組み合わせで認識される。食べる、そして味わうとは、恐ろしく複雑で多様であり、実に刺激的な行為なのであるということを、作家・津原泰水という方が、文学によって実感できる本を書かれたらしい。死に寄り添う食?「全国まずいものマップ」等その類まれなセンスで、食の本質を浮かび上がらせている本らしい。食に対して様々な見解・いろんな本があるのですね。
私はひたすら、目で見て、においで、ベロで感じて美味しい!の単純がいいなぁ。