2025年には高齢者の約5人に1人が患うという推計もあり、他人ごとではない認知症。暮らしの中にリスクが潜んでいることが徐々にわかってきたらしい。
認知機能の低下の回復という意味の、英語の頭文字をとってReCODE法を、認知症研究の第一人者、米国のデール・プレデセン博士が編み出したそうです。これにより、多くの患者さんをすくことが出来るということで、介護する家族にも笑顔が戻るといいですね。
日本でも約30年前から認知症研究に関わっている、白澤卓司医師も賛同しているということです。
アルツハイマー病の原因となる行動リストが乗っていましたので、列記します。普通にやっていることの中で、簡単に改善できそうですね。
➀朝食は菓子パンと砂糖入りコーヒー
②プロトポンプ阻害薬を服用している
➂スタチンを服用している
➃寝る前に甘いものを食べてしまう
⑤何事もあくせく。ストレスがたまりがち
⑥移動は車が中心
➆昼はサンドイッチで軽く済ませる
⑧ダイエットのために人工甘味料入り飲料を愛用
⑨タバコを吸う
⑩昼食後はほとんど歯を磨かない
⑪歩いていてぶつかりそうになるとイラッとする
⑫夕食は揚げ物中心
プロトポンプ阻害薬→胃酸の分泌を抑える薬
スタチン→脂質異常・コレステロールを抑える薬
こう見るとついついやってしまっている事ばかりでしょうか?ただ喫煙はもうすでに、健康リスクが明らかです。
日ごろの食事・生活習慣・環境を考え”元を絶つ”が必要なんですね。
服用する薬も、全部悪いでなく、処方する医師と「何のための薬で、飲むとどうなるか飲まないとどうなるか?」を聞き、飲んだら経過観察をして、漫然と服用しない事のようです。何れにしても、医療者と密なコミュニケーションが必要です。
最近は薬局の薬剤師さんも、親身に相談にのってくれます。利用するのも
よろしいですね。
再び、日野原重明先生の言葉 「習慣がつくる こころもからだも」
あらためて、この言葉が思い出されます。