先日の患者さん、ずーっと禁煙支援してるのに、のらりくらりでタバコとのご縁の
切れない方でした。来院してすぐ、風邪ひいてしまって辛かったぁとのこと。すわっ!
禁煙と思うも、ぐっと我慢して言わずに通り過ぎようとすると(禁煙支援は押したり引
たりなんです)患者さんから「風邪ひいたらね。吸いたくないのよ。吸っても美味しくな
いんだろうけれど」とご自分でお話始めました。やったぁ!とはやる気持ちを抑えて、
「3時間・3日・3週間・3か月・3年がハードルなのよ。辛くないですか?」とお聞き
すると、「そうなの吸いたーいと思うんだけど、我慢しちゃうのよね」と語ってくださる
事すべてすばらしいにつきます。「よかったわ、風邪ひいて下さって(笑)きっと脳が
吸わなくてもいいよ!って言ってるのね。よかったよかった」と満面の笑みでお伝えしま
した。凄いわーっと。照れ乍らも「またすっちゃうかも・・」とのこと。すかさず「でも
きっとやめられます。今お出来になってるんですから。肌も髪もお口の中もよくなりま
すよ」とフォローに努めました。禁煙支援はタバコだけでなく、いろいろなことに自信が
お出来になって積極的になられとっても嬉しい活動です。行ったり来たりしながら禁煙
出来ればよいことですので、このようなチャンスを逃さず支援を続けます。風邪ひくのも
生活習慣見直すいいチャンスかもしれません。グッドチャンスにしましょう。