義母をホームに訪ねた帰り、甘いものが食べたくなり遠回りしてケーキ屋さんへ立ち寄り。こちらは販売だけでなくお茶のコーナーが奥にあって本当に行き届いて居て家庭的な上、清潔で最高の居心地。お気遣いのお庭の花が小さなグラスに相変わらずの可愛さ。アールグレイのたっぷりお紅茶とパリッパリのミルフィーユ。久しぶりバターの香りと折りパイの歯触りを楽しみました。甘いものって不思議な効力ありますね。
あっという間にお客様いっぱいで、脳梗塞の患者さんでしょうか?車椅子のまま席に着かれ、ご主人が介添えなさって紅茶と栗のケーキをニコニコ楽しんでおられました。隣には90位のおばあちゃま。口をすぼめて熱い紅茶をすすりながら、モンブランを大事に大事に一しゃじずつ山を崩すようにきれいに召し上がっていました。
人々の幸せな時間が流れ、里の両親に想いを馳せながら、一つひとつやって行くしかないわぁと自分に言い聞かせ、病気になられても幸せな方を間近に見て、なんだかあったかな空気を感じて帰宅しました。さまざまなかたがそれぞれ、なんとかしてらっしゃる光景に力をいただきました。
幸せは自分の心が決める。相田みつをの言葉です。