「谷中の茎切ります?」「ううん、切らなくていいわ」「消臭剤にするの?」只積み上げ並べた八百屋さんの奥さんとの会話。このお店毎日売りっ切りなので、とても新鮮!です。
谷中生姜も程よい太さ。早速ぬか漬けにしました。一緒に買った蕪の柔らかいこと!葉っぱもぬかに漬け、刻んであったかいご飯にのせるのが我が家風。この八百屋さんの蕪は大きくても筋もなく、柔らかくて甘い。
こんなちょっと漬物があると幸せですよね。谷中生姜も最近は知らない方多く、葉生姜?と言われると私は何だかピンと来ません。茎を切って匂いを嗅ぐと初夏のかおり・・。
よく父達と森戸の海に行く時は、おにぎりに添えて、胡瓜のスティックと谷中生姜も一緒で、お味噌をつけて頂きました。暑い夏にとびきり美味しいしょっぱさと爽やかな香りとピリッとした辛みでした。以前飼っていたダックスフントの雌が、何故か谷中の香りが好きで、茎と葉っぱにからだを擦り付け、白目出して夢心地になってた不思議な光景を思い出します。
食べ物って、何故かあの時この時のストーリーがあって又違う楽しさ美味しさですね。
暑い夏が来ました。