めったに見ない番組ですが、京都大学の明和政子先生と言う方のご意見に、ビックリして思わず拝聴しました。
というのもこのコロナ禍だからこそ、幼児の発達に注意が必要・・と。
① マスクが欠かせないので、子供たちの脳の感受性期にとても影響あると
フランスでは、こうした心配から子供前では透明なフェイスガードで、大人の表情
見える工夫をし始めていると。
なので、早期の脳の感受性にはこのコロナ禍は大きなリスクである
②人は「共同養育」で育つ
一昔前まで、祖父や祖母や様々な人の共同養育で子供は育った。人の脳は完成するま
でに25年かかる、このコロナ禍で会う人に会えず、限られた中での日常、又省力化・ 利便化が果たしていいのかどうか。
チンパンジーは、一人目がある程度育ってから(6~7年)次の子を産む、短い間隔
で次を授かることが果たしてどうなのか?という議論がある・・そうです。
人の生存や育ちには、本性を踏まえた脳と心をゆっくり育てる仕組みが必要なのだと
明和先生のご意見でした。それにしてもマスクが必須の日常で、確かに顔の表情を読
見取るのは困難だし、それは子供や幼児だけでなく、聴覚障害者の方々も口話が読み
取れずご苦労と聞いてますし、我々も目だけしか見えない日常になれると「気配」
さえも読みとれず不十分と感じる今日この頃です。
子供の成育にも大きく響くと知って、どうしたものかと・・番組見て危惧しました。
生身のコミュニケーションとれない今日この頃、さて・・。
通り過ぎることのできない大きな問題ですね。