誰でもいいので、頭の中で誰かの顔を思い出してみてください。その顔は笑顔でしょうか
か?人は他人の記憶の中に、だいたいいつも同じ顔で保存されているようで、その顔こそ
がその人のイメージと言われています。では、自分自身はどうでしょうか?普段無意識に
相手に向けている”基本の顔”は他者の記憶の中にいったいどんな風に保存されているので
しょうか?自らはいい人のつもりでいても、現実には”不機嫌な人”として記憶されている
可能性もあるわけで、ならばやっぱり笑顔を思い出される人になりたいですね・・と
エッセイストの斎藤薫さんが新聞に書いていました。ちなみに”笑い”にはNK細胞を活
性化する作用があり免疫を高めるので、口角(唇の端と端)をただ上げておくだけでこの
効果があるようです。ところが顔の筋肉は思った以上に鈍りやすく、笑顔が足りないと筋
肉が動かなくなり、動かさないから衰えるの繰り返しで、どんどん笑えなくなるとのこと
で、笑えない人は不機嫌なたるみが固まってしまうのだそうです。怖い話です。気持ちが
弾まないとつまらなくなり。なおのこと笑えなくなりの悪循環。心身にいいいはずがあ
りません。折に触れ唇の端ををキリっと、意識的に持ち上げてはいかがですか?自然に目
もきりっと開きます。眼力も上がって、何か元気になる感じ。そういえば私も朝、お化粧
したら鏡の前で「にっ!」と笑って出かけることにしています。白雪姫の「鏡よ鏡。この
世で・・・」のつぶやきに似ていますが、でもこの習慣は結構気に入っています。お試し
下さい。「にっ!」です。
「ニコッ!」の方が可愛いかしら(笑)