「たぬき先生」の愛称で親しまれた小児科医の毛利子来先生が10月、87歳で亡くなりました。親御さんやお子さんに寄り添い、常識にとらわれない先生おっしゃることは、育児のお手本でありました。
この二冊の本はどれだけ読ませていただいたことでしょう。随分汚れてしまいましたが、以後随分患者さん方にもお貸出しお役に立っております。
他の子と比べることなく、のびのび子育てしなさいよ‥の言葉とスタンスが随分親をホッとさせたものです。
ご一緒に本を書かれた山田信先生が「毛利先生は”医療を母親や子供たちから学んだ”と話していた。母親と同じ目線で、一緒に子供の体を考えていた、なんでも相談できる町医者で、僕の目指す開業医の理想像だった」と語られたそうです。
ご本を読み返し、再び毛利先生のお心に触れてみたいと思います。大切なことを沢山教えて下さり有難うございました。