プロフェッショナル・カンブリア宮殿で皆様に「予防の大切さ」をお話しした酒田の日吉歯科・熊谷崇先生に出会って来、1998年から唾液検査(サリバテスト)も優に1500を超える実践例となってきました。医科の血液検査と同様にお口の中もリスク検査をせずに来たことが不思議なくらいです。血液検査して糖尿の数値・肝臓の数値・血液の内容・腎臓の数値・等々わかるからこそ診断がつくのに、歯科では「見た目」で判断され(虫歯だと・・簡単に・・)すぐ処置ということになるのが通常でした。
熊谷先生に出会って、虫歯・歯周病が感染症であり、その成り立ちをはっきりと知って、「皆さまにお知らせしなければ・・」という思いに至り、1998年からご自身のお口の中を知って頂く為に、そしてご自身でやれることはなさって”お口の健康を守って頂きたい”と検査を実施しています。この検査から虫歯のなりやすさ・なりにくさは元より、ご自分の食習慣・生活習慣を見直すきっかけにもなり、お口に始まって全身の健康維持につながる良いきっかけにもなっておられます。
今まで何も説明されずに、削っては詰めてきた部位を再び虫歯にしないためには、どうしたらよいのか・・の道しるべにもなります。ともかく、自分のお口の中の状況を知ることはひいては自分の全身の健康につながるのです。昨今のマスコミの過剰とも言える健康情報には正しい情報も数多く随分意識が変わってきました。”お口の中はお口の中だけにあらずして”。皆さんがご損の無いように医療機関は今わかってることを、きちんとお伝えしなけれななりません。
(画像のブツブツしたものが、お口の中の、虫歯に悪さする菌です・このほか大切な唾液の量・唾液の力等もわかります)