先日大変面白い番組に出会いました。
細胞が専門の科学者(阪大の石原教授)と、有名な夏井いつきさんの対談・・と言うかバトルでした(笑)
最初はちぐはぐすぎて、なんのこっちゃ!でしたが、さすが夏井さん勘も宜しく大いに会話?対談が弾みました。
人間のからだの10%はミトコンドリアという糸球体だそうで、生命進化の鍵を担ってるそうです。ミトコンドリアが多い方が元気なんだとか・・。
ミトコンドリアは、もともと細菌で体に中に入りこんだもの。酸素を使ってエネルギーを作っていて、高すぎると「毒」になるんだそうです。ミトコンドリアは母系遺伝・母親のDNAからのみ遺伝するとか。融合と分裂繰り返しているのですって。
その後番組見た視聴者からの俳句の投稿があり
「ミトコンドリアに 言われて春を生きてしまう」
「生きるとは 錆びていくこと 吾亦紅」 等など専門家と思われる投稿が続き
「ひかりより生れ ひかりにもどる秋」と言う夏井いつきさんの句でしめられました。
最初「俳句と科学」「?」と思って見始めましたが、幽玄で奥深くて、尚且つ楽しくて
見終わった時には、ミトコンドリアの事もっと知りたい、俳句やってみたい・・と
単純な私は思ってしまいました。
阪大の教授のお人柄が穏やかで、何とも楽しい番組でした。