このところ新聞をにぎわせている日航副操縦士の飲酒。
搭乗前の検査の甘さが指摘されていますが、国内の航空会社8社が、パイロットの乗務前の飲酒検査にアルコール検知器を使っていなかった!アルコール基準は各社まちまちで、精度の低い検知器を使っている会社も多いと。大勢の命を預かる立場なのに、なぜこうなのか・・!!信じられないことです。
毎年尾巣鷹の日になると、各社は、二度とこのような・・などのコメント出していてなんでしょうか?私事ですが、私はこの尾巣鷹の事故で、大学のクラスメートを亡くしました。事故の直前、偶々上京したという彼に日本橋でばったり出会い、主人を紹介し仕事頑張って!と別れたのでした。
信用してるのに、信頼するしかないのに。
何でなんでしょう!
もっと腹立つのは、そのお酒臭さを消すために「口中清涼剤」を使用していたという記事です。報告書によると、副操縦士は、スプレー式の口中清涼剤を携帯し、乗務前の打ち合わせ後、搭乗後、保安担当者に呼ばれて機外に出た際にも使用とのこと!
この口中清涼剤を使用したので、アルコール臭に周りが気がつかなかったというのです。
そんな程度なの!緊張感ゼロですね。
ヒコーキの操縦に関わる方は、今さらですが、お酒飲みに行って帰りにお酒臭いと困るから口中清涼剤!のレベルとは話が全く違います!
空の安全守るプロではないの!?と強く抗議したい。
業界全体のなあなあが露呈しましたが、一人一人のプロ意識の欠如はこの業界だけではないかもしれません。自分たちも気のゆるみないか?なあなあになってやしないか?振り返りたいと思います。
それにしても、口中清涼剤の使い方!間違っていますよ!
事故無くて幸いでしたが・・。