作文( ..)φ

中学生の息子が学校で「人権作文」を書いてクラスで選ばれました。
私は人権作文??どんなこと??と思うばかりで息子に尋ねたら、 大半の子は いじめ、差別などの内容の中、息子は一緒に住んでいる祖母を題材にした内容でした。簡単に言うと「高齢者だからと言って あれもしちゃいけない、危ないからやらなくていいと止めてしまう事はどうなのか!」という話で、私が日常、母に家事などで 例えば階段を掃除機かけるとか、危ないからやらなくていいからね!など、それ以外にも私がやった方が早いからと静止したりするところを息子は見たり聞いてたんだと思います。祖母も やれるのに・・と思ってる所を私が止め、寂しそうにしてるのを息子は感じとったようでした。

締めくくりには「母(私)の気持ちもわかるが、祖母にも出来ることは まだまだあるはずた」と力強く書いてありました。見ていないようで そんな風に捉えていたんだと成長を垣間見れて嬉しかったです。これをきっかけに私も お願い出来ることは、母にしてもらおうかな?と思うに至りました。

そういえば、当院では1998年以来禁煙支援しています。今オリンピックを前に、受動喫煙防止が言われて久しく、与党議員の中にも喫煙者がいて反対を唱え、なかなか進みません。東京の都議選が目前だと、急に意見を翻したり無様な有様です。

議員さんの中には、タバコを吸う方にも権利がある・・というご意見あるようなので、今度は息子に「健康被害がこれほど大きいタバコに吸う権利はあるか」(言い方が過激ですね)という話し合いクラスでしてみて・・といってみようと思います。私の家族にも病気をきっかけに当院院長に言われて禁煙出来たものがいます。あの時本当にやめられてよかったと感謝しています。
現在言われている受動喫煙は子供たちには大変な被害で、「空気を選べない」のですから
フレッシュな細胞の傷みは大きいのだと懸念します。子供たちの健康被害を防ぐために
受動喫煙について皆が考える待ったなしの時期。中学の息子たちにもきっといい勉強と
話し合いのチャンスになると思います。             DA   佐藤香