花に嵐のたとえもあるさ
さよならだけが人生だ
この季節日本中が桜・桜・さ・く・ら
この寺山修二も愛してやまないことば、いろいろな解釈があるようですね・・
どんなに美しく咲いてる花だって、突然の嵐などでそのすべてを奪われることがある。そういう、どうにもならない”はかなさ”こそが人生なのだ。これから逃れることはできない。だからこそ、ただ前を見つめていくんだ。一生懸命生きるんだ。明日のことなど誰もわかりはしない。
毎年お邪魔する友人宅のベランダのたわわな桜の枝をみて、毎年少しづつ枝ぶりもたっぷりになり、伺う時期により、咲き始めもあれば、はらはら散り始めの美しい頃もあります。井伏鱒二の言葉は桜を見るたび、ふーっと口をついて出てきます。