ポカン口!?

若い世代に増えて入るポカン口。
皆さんの周りや電車などで見かけませんか?

呼吸は本来、鼻を中心にするものですが、鼻づまりなどがきっかけで口呼吸に変わってしまうことがあります。最近若い世代に増えている「ポカン口」も、口呼吸で口をあけっぱなしにするからです。

口呼吸すると唾液がすぐ乾燥してしまうので、食べかすやプラークが洗い流されなくなるだけでなく、抗菌成分を含む唾液の自浄作用が低下して、細菌の活動が活発化します。その結果虫歯・歯周病になりやすくなり、口臭も強まり、お口開けていると、さらに気道の粘膜も乾燥し、アレルギーを起こしたり風邪をひきやすくなったりして、様々なトラブルの原因になって全身の健康にも影響します。

口呼吸気味の人は放置しないで、鼻詰まりがある場合はぜひ耳鼻科を一度受診下さい。鼻に問題ない場合は、お口を閉じて鼻呼吸できるよう意識してみましょう。あっぷっぷ~するのもいいかもしれませんね。
又、口が閉じない原因に噛み合わせの問題がある場合があるので、歯科医院で噛み合わせのチェックをお勧めします。