宮城県に住む東日本大震災経験者の女性が、経験踏まえて新聞の小さなコーナーに投稿していた。
あの日、揺れた直後から、人々はリュックを背負い、スーパーや八百屋の店先に列を作り、キャベツひと玉500円、卵1パック1000円、いつもの食パン一斤500円・・。それでも文句ひとつ言えず買い求めるしかなかった。生協の配達灯油も通常の半量となり、うっかり玄関に置いておくと盗まれた・・と。
あれから12年経つが、我が家には今もバナナだけは途切らすことがない。洗わなくても皮さえむけばすぐに口に入れられ、ボリュームもあり、比較的安価。日持ちもする。あの日、たまたま買い置きしてた「それ」にはとても助けられたものだと。
今日まで体の不調も感じながら歳を重ね70歳を過ぎた。エレベーターが止まった時の備えとして、毎日の散歩や筋トレを欠かすことはできないと、心して生活している
このような内容のものでした。ご経験した方でないとわからない、手軽ですぐにできる投稿に「有難く真似させて頂こう」と思った、桜咲く春の一日でした