新聞の投書欄に「ごもっとも」なご意見が載っていました。82歳の女性からです。その方が言うには、太い腰・出っ張ったおなか・丸まった背・胴にのめりこんだ首。そんなマネキン人形ないのでしょうか?というものです。この出だしだけでもなんてお若い柔かいお考えの方かとお察しします。外が春になりお花が咲き、「外へおいでなさい」と風が誘う(この表現も詩的でステキ)のに、重ね着を脱ぎ捨て、軽く明るい薄物の服に身を包んで陽光一杯の野に立ちたい!(この表現もなんて前向きなんでしょう)そう思って衣料品のチェーン店に出かけると、マネキンはみんなスタイルが良くて、いわゆるおばあさんの参考にはならない、老婆だって年齢にあったオシャレがしたいのです。だから店内の一角にステキな服を着せたお婆さん用マネキンを置いてほしいと夢を描いています・・との投書でした。とっても画期的で前向きでステキなご提案!きっとたくさんのメーカーさんの目に留まったことでしょう。さて、どこが一番に対応くださるでしょうか?このような声にいかに早く楽しい対応してくれるかどうかが、メーカーさんの今後にかかっています。自分の年齢にヤダヤダ・・と思うこともしばしばの昨今でしたが、こちらの82歳の軽快なおばあちゃまの投書読んで、なんだか勇気を頂き、歳取るのって悪くないなぁと思ったことでした。ステキな投書にホ・ホ・ホッ。
きっと素敵なおばあちゃまなのでしょうね。いくつになっても女性で居たいと誰もが思っていますから・・。ブラビーな投書でした。