いつもブログを書いていて、「思います」・・としたものか「考えています」とするべ
きか曖昧な自分に”思います”で言葉を濁らせていたように”思います”・・(笑)
そうした気持ちを見透かされるように、新聞に「思う」と「考える」の考察がありました
それによれば、「私はそう思う」は「私はそう考える」とどこが違うのだろうか、に始
まって、「思っている」はあることを心に浮かべている状態を連想させるが、「考えてい
る」なら、それが正しいと思ってる場合だけでなく、まだ考慮中で結論が出ていないとい
う意味にもなる。「一瞬」とくれば「思う」が自然で、「じっくり」とくれば「考える」
と続く。「思う」は心に瞬間的に浮かぶ情緒的な判断をさし、一方、「慎重に考えて結論
を出す」とか「よく考えてみると」といった例では「思う」に換言できないことから、「
考える」のは、頭である時間をかけて行う理知的な思考を指すようだと言っています。
有名なロダンの彫刻「考える人」も「思う人」だったら彫刻も表現もまったく違ってくる
のでしょう・・。両者が名詞になった「思い」と「考え」を比べても、「思い」がこころ
に瞬間的に浮かんでくる希望から決意までの主観的な思い入れを指すのに対し、「考え」
はそれを具体化する段階の思考内容を指す・・で終えています。曖昧模糊・本音と建前に
なれた私には、自分の「考え」を述べるというトレーニングが必要かもしれないとあらた
めて”思います”? ”考えます”? イヤハヤまだまだ、ダメですねェ。