郷ひろみさんと心の知能指数

郷ひろみさんは昨今美容外科のCMに出ていたり、50代になったのに筋トレしていつもスターしてるなあ、デビュー当時の「君たち女の子・・」の歌を歌っていた頃とはまったく異なる大人になったなぁとびっくりでしたが、読書好きと知ってもっと驚きました。彼が最近雑誌で紹介していた本が、なんとダニエル・ゴーマンの「EQ」。著者は心理学者でジャーナリストとして活躍した人物でEQとは「心の知能指数」。現実社会では、一般的にいう知能指数IQが高い人が成功するとは限らない。むしろ心の知能指数が高い人がトップにのぼりつめていくことが多いというようなことがかかれた本だと紹介しています。

人間が生きていく上で重要なのは、自分自身の感情を抑制したり、他人の気持ちを思いやったりする能力。これが社会的知性・心の指数(EQ)で、最終的には人生を大きく左右していく。人は一人ではなく、常にいろんな人と関係し合って生きているわけで、その関係をどうコントロールするかが決定的に重要です。自分の努力だけでは高めにくいIQと違い、EQはいくらでも自分で変えていけるもの。誰しも心の底ではわかっていても、いざ現実の問題に直面すると、理性が働かなくなったり、自己が抑制できなくなったりする。
読んで理解して心の中にとどめておくと、不安なときに「そうか一つの方向・見方で見ているから不安が増幅するんだな」と多方面からいろんな見方をすることに気づいたりします。読書って自分の心の中を再発見したり、自分を後押ししたり、改善できたりできますとのコメント。本当に読書が好きで、本屋さんに行ってまとめ買いするけど、みんな本に夢中で下向いてるから意外と誰からも気づかれないの。新幹線や飛行機で寝る習慣がないのでスタッフはみんな寝ているから、置き引きに合わぬよう読書しつつ荷物番もするんですよ・・と言う50代になった郷ひろみ。思わぬ一面を知って「言えないよ、好きだなんて・・」のバラードの歌詞が浮かんだ私でした。アイドルが大人になって見た目のカッコよさを保ちつつ読書好きなんてステキだと思いました。「ジャパーン!」なんて言わなくともかっこいいです。つくづくミーハーな私です。 秋の日に。 受付 佐藤     

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