百歳の方が万の単位となり、75歳以上の後期高齢者が逆ピラミッドの上位を占めるようになって、日本は超々高齢社会になりました。それに伴い自分の歯を守らないと尊厳持って生き抜く事にはなりません。虫歯予防に加え、歯周病予防にも「特に患者さんの積極的な参加が欠かせません」患者さん自身が生活習慣や意識を変えなければ、十分な治療効果は得られないのです。
歯科衛生士としてご活躍のある歯科衛生士さんは、「歯科衛生士が仕事に取り組むには、歯科医師の深い理解が必要不可欠」と言いきります。そして「エビデンスに基づき、専門家の判断の下、患者主体の治療を行う」のが歯周病治療においては特に大事と。
ですのにその治療に携わる歯科衛生士さんの資格を持つ約25万人のうち、半数弱の方が就業されていない日本なのです。誠にもったいないことです。
先程のキャリアある歯科衛生士さんも「今改めて実感するのは長く続けることの意義」と。「続けることで自分も成長でき、学びたいという意欲が患者さんへの最良の歯科医療の提供につながる。そのやりがい含め伝えて行きたい」ともおっしゃっています。
「歯科衛生士」と聞いて患者さんは何と認識下さるでしょうか?「歯の掃除する人でしょ?」 ではさみしいですね。「虫歯を予防し歯周病が進行しないようにケアと知恵差し上げるプロ!」と思っていただけるように、朝霞・中央歯科では歯科医師と共に、歯科衛生士の地位向上を視野に毎日の仕事を通して、スタッフ全員で、医療の質を大切に取り組んで行きたいと思います。
プラーク取るだけが仕事ではなく、プラークは何か?どうしてつくか?どうしたら改善出来るか?患者さんの行動変容は、歯科衛生士さん自らの行動変容から始まります。せっかくの国家資格を無駄にすることなく、さらに深め磨いて、皆様から「世話して頂いて嬉しいです」とおっしゃって頂けるに十分なお仕事です。患者さんとパートナーシップで頑張りましょう。
結婚・出産・引っ越し等ご事情で中断されている歯科衛生士さん。時間経てば経つほど戻りにくくなるのではないでしょうか?仕事のブランクは、その間の社会経験がありますから、仕事に生かせます。是非とも歯科衛生士のお仕事をお続け下さい。8020はもうすでに8028!を目指す時代に突入。歯科衛生士さんの出番!です。私達応援します!