片づけていたら、随分前のきれいなメモが出てきました。
よく聞く心と 話す心を持ちなさい
体なら体に聞く心
胃なら胃でも オペしている胃に話しかける気持ちを持つことが大事
形なきを観る 音なきを聴く
それと一歩下がって、静かに考える時間と習慣を持つ
ゆっくり本を読むとか、絵を見るとか 音楽を聴くとか
そういう人間の作り出した文化の中から人の心がわかり
人間の美しさが理解できるようになる
どんなに機械や器具が進歩しても医の根本は真心と優しさ
そしていろいろな考え方でも何でも
基礎的なもの、ベーシックなものにかえれば
ほかのものと根っこでつながってくる
そしてある一つの事を一生懸命やってる人は
ほかの分野の人の話が非常によくわかるようになる
癌研病院 黒川医師
札幌パークホテルのメモに書き留めてありました。北海道に行った折きっと
雑誌かTVで見て書き留めたのでしょう。随分昔のメモが心に響いたひと時でした。