先日の佐和子の部屋に、詩人の谷川俊太郎さんが出ていました。昭和5年生まれだそう
です。相変わらずみずみずしく、お若くいらっしゃるのは、豊かな感性と好奇心でらっし
ゃるでしょうか。この番組では、ご自分で二つ大切に思っている曲が紹介されます。谷川
さんの一曲目はモーツアルトのロンド二番でした。小さい頃ピアノのお稽古した方なら、
どなたも聞き覚えがあると思います。懐かしく聴きました。
代表作の詩「おなら」が披露されました。佐和子さんの朗読ですから思わず「プッ」で
した(笑)。ところで、鉄腕アトムの主題歌が谷川さんだって存知だったでしょうか?
先に曲ができていて、あとからことば・詩がのったそうです。アトムの絵とともについ
口ずさんでしまう永遠の主題歌ですね。「空を飛ぶ・・ラララ星のかなた、行くぞアトム・・
「ラララ・・と言うのは言葉に詰まって入れたのよ」とおっしゃって笑ってしまいました
80歳を優に過ぎた谷川さんが、今新しい取り組みとして、メルマガを作り、ミクロサイ
ズの詩を顕微鏡で読む・・と言う試みしているそうです。それも現代詩をよんでいただき
繋がりたいという気持ちからだそうです。大事にしている2曲目は、小室等の
What’s a wonderful world でした。谷川さんらしくてステキだと思いました。