秋のお彼岸も過ぎ急に涼しくなりました。お昼間は陽ざしも強いですが、夕方になると
ポトンと一気に涼しくなり、羽織るものが必要ですね。風邪ひいてる方もおおいようです
昨日の呼吸器専門医によると、この一週間で肺炎が倍増とのこと。1週間で急変し死亡す
る例もあるです。肺炎あなどれません。
その原因の一つに抗生物質の乱用指摘されていました。日本では簡単に手に入り、風邪気
味で内科に受診するとまず「抗生物質出しときましょう」となるけれど、風邪は本来抗生
物質で治るものでないことを覚えておいてほしいとのことでした。
こんな症状があったら、受診くださいというのを書きます
・緑色の淡がでる
・2週間以上乾いた咳が出る
・寝ているときに咳込んで目が覚める
・普段の呼吸で胸が苦しい
・顔色が悪く紫色っぽい
上記の症状お心当たりあれば受診なさったほうがいいようです。
昨今広く伝えられている”誤嚥性肺炎”を防ぐことも大切です。これには何よりお口の手入
れ、歯磨きです。お口の中を丁寧にやわらかい歯ブラシで毎食後お手入れすることは。
肺炎予防にもなるんですよ。部分入れ歯の方・総義歯の方にも当院では、念入りな
お手入れをお願いしています。
また当院ではスタッフと「あいうべー体操」をやりますが(すごい顔ですよ!)
この日は”あかんべー体操”というのを進めていました。舌を少しだした状態で、そのまま
5回唾を飲み込みます。この運動?結構大変です。ぜひ肺炎予防のためにやってみて
ください。秋の味覚もにぎやかに店頭に並び始めました。色の濃い野菜や土の下の野菜
(根菜類)など旬のものは栄養価が高く美味しいです。私たちの体は食べたものでできて
いますね。最近はずいぶん知られましたが、「肺炎球菌ワクチン」も有効です。自費で
9000円ほどかかりますが5年有効です。ぜひかかりつけの先生にお願いしてワクチン
取り寄せていただき接種を受けてください。お口のケアは、肺炎・心臓病すべての病気の
予防につながります。ぜひ習慣になさってください。
当院に頂いた日野原先生からの色紙の言葉を久しぶりにご紹介いたします。
「習慣がつくる、心もからだも」です。