ピノ・グリ!ぴのぐり。これが北海道余市に移ったブルース・ガットラブさんの自信作です。さりげないほどさりげない白、なのにこのグリ!鼻腔に抜ける香りはなんとも野性味あるのにエレガント。気に入りました。草に隠れるキタキツネのエチケットはさりげないからこそ心に沁みる、なんだろこの存在感。赤しか飲まない私も思わず楽しんだピノ・グリ!我が家の常備になるに違いない、余韻のある美味しさ!
初めて日本にいらした時、こころみ学園で技術指導したらすぐ帰国予定だったブルースが、ずーっと日本にいてくれて日本に種蒔きしたのってこう言う事だったのね!とつくづく思う一瓶になりました。初めてCOCOファームでお会いした時のなんともの親しみやすさと笑顔。ひげもじゃのお顔が一瞬うれしそうな表情見せるとき、いい出来なんだなぁと思ったものです。収穫祭・ホルン4人が演奏した山の音楽界、古沢さんのバイオリンが山中に染み渡った日。北海道に移り住んで実った一瓶を飲みながら思い出がよみがえりました。Bravo Pinot Gris! ブルース おめでとう!