11月14日は世界糖尿病デーだったそうです。ご存じのように糖尿病には1型遺伝よ
るもの、Ⅱ型生活習慣病と区別されますが、現在糖尿病の合併症でなくなる方は7秒に一
人と聞くと、正しい情報を伝え出来ることはやっていく事が大事と感じます。特に昨今
20代の若い人に糖尿が増えていて、世界中で4億人の患者さん。このままだと6億人
になるかもと言われているそうです。それで世界糖尿病デーなんですね。もうみなさん十
分ご存じですが、注意するきっかけになればと書いてみます。
・おやつを必ず食べる
・脂っこいものが好き
・野菜・海藻は食べない
・お酒をたくさん飲む
・食事時間が不規則
・運動不足
・ストレスがたまっている 以上で〇が多いほど糖尿のリスクが高くなるそうです
合併症で怖いのは眼・腎臓・神経系です。すべて血液の流れが悪くなるからです。
又、健診で見つからない「隠れ糖尿病」にも注目が集まっているとのこと。これは
健診の時に前日から食事を抜いていくので、食後血糖を見られず,
健康人とかわらないと見過ごされてしまうようです。病気はすべて、早ければ早いほど
対応も簡単で予後もよいので、このような事実があるなら健診の方法に再考が望まれます
が、普段から自分で気にしておくことも大事かもしれません。歯周病は糖尿病とある意味
仲良しなので、当院では、現状を伺い、治療状況などもお聞きして、慎重にかつ注意深く
お口の定期ケアの対応をしています。歯周病のコントロールをきちんとすると、糖尿病も
進行せず落ち着く方が多いようです.
もう一度生活習慣見直してみると、案外簡単な解決策があるかもしれませんね。怖いのは
いいやいいやになっているうちに、「疲れてるから」「きょうは大変だったから」と自分
で理由をつけて、マンネリになってしまうことです。習慣は自分でつくるのですから。