歯科のメンテナンス続けてらっしゃると、自ずからご自分の体に関心がわい
て他科受診の相談をちょくちょく受けます。日頃ネットワークはり、説明が
十分にされて治療を進める、専門の医師に紹介するように心がけています。
最近視野に蚊が飛んでいるように見えたり、暗い場所なのにちかちかと光が
見えるとのお訴えがあります。多くは加齢や近視によるもので心配ないよう
ですが中には失明の原因となる網膜剥離の兆候の場合もあり、眼科で眼底
検査受けて治療が必要か調べたほうがいいようです。治療が必要ない「生理
的飛蚊症」でなく、網膜剥離を引き起こす「病的飛蚊症」は出血したり網膜
が剥がれたりし、その時の出血が墨が飛び散ったような影としてみえます。
影が突然複数見えたり、増えたりする場合は出血してる恐れがあり要注意と
のことです。若い人でも近視が強いと飛蚊症になりやすく「パソコンやスマ
ートフォンなど明るい画面を見る機会が増えたせいか、最近は20〜30代
でも飛蚊症が増えている」そうです。また目は脳の状態を示してもいるので
心配でしたら、きちんと検査をして説明下さる眼科医の受診がおすすめとの
ことです。歯も大事ですが目も大切ですね。