先日青山通りのVAN村 石津謙介さんの番組のご紹介をしました。相当懐かしく又
カッコよかったので、見た方も多く友人はじめ反響も大きかったようです。その後の18
日の新聞にはもっと前のつまり、大正末期から昭和初期にかけて若者に広がった、モボ
(モダンボーイ)モガ(モダンガール)を特集していました。自由な風に乗りあっという
間に若者に広まったという反面、彼らに眉をひそめる大人も多く、親からもらった黒髪を
なぜ切るのかと抵抗感強く、断髪して勘当された娘もいたと当時の研究者は言っておりま
す。この新聞記事の脇に何とも痛快な記事があったので、ご紹介します。
モガって画期的だと思うんですよ。厚い白粉を塗っていた時代から、肌色が美しい時代へ
変わっていくわけでしょ。モガって最先端のイメージがあり、あこがれましたとおっしゃ
るのは、103歳のおばあちゃま。1930年頃、友達と銀座の資生堂パーラーで
フルーツポンチを食べ男友達とダンスホールに行ったそうですが、世間ではモガは不良
呼ばわりされながらも美容院でコテ(ご存知ですか?髪のアイロンみたいなもの)で
ウエーブつけ、帽子をかぶり洋装して銀ブラしたそうです。103歳の現在でも人間に
興味津々で新しいこと好き。好奇心いっぱいですべてのものをキャッチしたいタイプ。
心は今もモガのままよとおっしゃって、一日に一回、ブログで自作の俳句をあげているそ
うです。これぞ最先端!(パチパチ拍手!)103歳の先輩、お見事です!
PS 明晩10時BSプレミアムで、先週の青山に続き「街はこうして輝いた・六本木」です。きっとオシャレな人のたまり場だったキャンティ出ますね。ピザのシシリアとかも出るかナァ。楽しみ楽しみ・・・・。