皆さんご存じの指揮者・佐渡裕さん。毎週日曜日の「題名のない音楽会」でディレクター
としての力も存分に発揮されています。バーンスタイン・小澤に師事し大きく羽ばたいて
いる世界の佐渡さんです。3・11震災の後もケルン響と被災された方の心に届く第九を
かの地で演奏なさり、世界中の人々に東北に気づいて下さるきっかけを作られました。
2011年ベルリンフィルの音楽監督に迎えられた時も、フルートのパユはじめ楽団員
からの推薦が大きかったと聞きます。コンサートマスターの樫本大進も若くしてトップ
になった日本人ですからさぞ嬉しかったでことでしょう。
今朝、佐和子さんの番組に出た佐渡さんの言葉をお伝えします。
・人はそれぞれ別のことを考えている。それが普通や! だからコミュニケーション
とってわかり合おうとするんでしょ。それが、人が一緒に生きてる証でしょ。
音楽もそうなの。
1万人の第九を成功させた指揮者・佐渡さんならではの言葉かもしれません。
謙虚で堂々として、楽しくって人情家で、そんな世界の佐渡さんからこのような言葉を
頂いて、元気モリモリ(笑)になって出勤した私でした。
これから、ウイーンの総監督を引き受けられるそうです。人事まで任されるとか。
4歳のころ「怪獣ブースカ」を歌ってこれが音楽の原点!とおっしゃる佐渡さん。
世界の佐渡さんに失礼かもしれませんが、親近感増してますますファン!
河合隼雄さんの「心の処方箋」という本も佐渡さんの推薦で買ってよみました。ドキユ
メンタリー番組では、夜中、頭の中で音が鳴って眠れない・・と伺いました。おからだ大切
になさって、ますますのご活躍を。