スマートフォンの普及で便利さが加速すると同時に、医療サイドから警鐘を鳴らす動きも
出てきました。今朝早朝の番組で、ある会社が出勤したら帰るまでスマホを使わない約束
にして超アナログですが社長と文通する!?取り組み始めたら、個人個人が考えて仕事
するようになり、格段に効率も売り上げも上がったと双方喜んでいました。
また ”スマホ・デトックス”としてカウンセリングしている専門家もいて、依存症として
かなり重症の方も多いということです。そういえば電車に乗れば7人かけの椅子の半分近
くがスマホを見ているような昨今。イヤホン離せない方もいて老婆心ながら耳や目も心配
してしまいます。先日ブログに書きましたが、辞書を引く人が少なくなったということで
すが、それは又「考えて何かをする」ということが少なくなっていることだといっていま
した。おりしも中釣り広告に「立ち止まってみないと、わからないことがある」だったで
しょうか。サーッと通り過ぎないで、ちょっとスマホを置いて手を止め足を止めて、耳を
澄ましたり、遠くを見たり、窓からそよぐ風を追いかけたりしてみませんか?というよう
な広告を見ました。そんなことを考えていると、ちょうどお昼前、移動中の知人から「東
北新幹線からの黄金色の稲穂と夏草のコントラストが美しいです」と画像が目に浮かぶよ
うなメールをいただきました。単純な文章に秋の光のすがすがしさと稲穂の香りさえ感じ
ました。超ご多忙の中にも、窓からの風景に目をやり心動かされてセルフコントロールさ
れ、お仕事できる方は違うなぁと感心しつつこちらも豊かな気分になりました。
みなさまもお帰りになる途中に、虫の声に耳を傾けてみませんか?お月さまもきれいです