平成22年七夕が初診の、当時中学生だった方の、昨日メンテナンス後の院長とのご様子
です。部活以来はまっている楽器を見せてくれました。
初診当時、学校から「虫歯があるといわれた」とのことで、メンテナンスに来院のおばあ
ちゃんからのご紹介で、しぶしぶの初診でした。小さな虫歯がありましたが、虫歯の成り
たち等お話ししたうえで、必要最小限の処置をしました。ちょうど成長期の体の変わり目
もあったのでその後、歯肉炎のフォローも含めメンテナンスが始まりました。遊びたい盛
りの中学生が、学校帰りに「痛くもかゆくもないのに、歯医者に通う」って大変なことで
す。彼はがんばりました。そして志望の高校に合格! 遠くなるので、今のようには
メンテナンスに通えない!と言ってましたが、写真にあるように、「アルトサックス」と
いう楽器を続けたいとのことなので、お口は大切!とお話しして、理解くださいました。
遠くの高校になったのに、時間を作ってお口のメンテナンス続けて下さり、その後虫歯の
再治療もなく良好です。高校生がこのような、よい習慣を身につけてくれて、予防が
大事とお伝えして本当によかったと感じています。昨日は大事な楽器を見せて下さり
院長も私達スタッフも嬉しかったです。高価な楽器を大事そうにケースにしまう姿に
初診の時の虫歯たくさんあった時の彼はいません。自分で考え、行動し、はっきり考えを
述べるようになったやさしく頼もしい青年の姿でした。診療時間最後に滑り込むので私
達を気遣う言葉もかけてくれ、その大人に近づいてきた成長ぶりが嬉しいひと時でした。
院内の壁に「習慣がつくる心もからだも」という日野原先生直筆の文字が二ヤッと笑った
気がしました。ご来院の度、成長ぶりを拝見でき嬉しく楽しい一日になりました。