桜も柔らかな新芽を風にそよがせて、よい季節になりました。一か月前の3月はどのTV
も、被災地のレポートでした。まだまだたくさんの未解決の問題を抱えている現状が如実
にわかりました。と共に帰りたくとも帰れない現状にあきらめる住民と、住民の意思と
は違う方向に進んでいる行政の計画との差がはっきりして、3年たっても・・!とため息も
出ました。
先日来マスコミを賑わしている、18年も嘘をついていた佐村河内氏。論文撤回を促され
ているリケジョの小保方さん。「信じる」ということ。そのことがわからなくなってきた
今日です。私達は、自分は何を判断基準にして人を信じているのでしょうか?
自分のアンテナはどのようなアンテナなのか?私のような年代でも、自信なくす現代です
から、小さい子や若い人にはなおさらでしょう。信じること・信じられること、もう一度
自分の根っこを考えてごらんなさいと突きつけられた思いです。自分の軸は何か・・。
そんな時
根さえしっかりしていれば
枝葉はどんなに揺れたっていいじゃないか
風にまかせておけばいい みつを
ふと顔をあげると「相田みつを」の日めくりが笑っています。
風もさわやかなあふれる緑の、4月も下旬になります。