先日もワンちゃんの歯磨きのことを載せましたが(古い記事を掲載して)最近ようやくこんなことが冊子に載る時代になったようです。
20年前ミニダックスを2匹飼っていた頃、14才・17才と当時にしては長生きしましたが、同じご飯をあげてても、歯の状態は全く違いました。雄・雌の違いや個体差あるとはいえ、当時私が歯ブラシもしてましたのに、雌は失った歯は全くなし!雄は肥満で上の歯を化膿させて眼まで腫らせた事もありました。
思うに、肥満の雄は食べたらゴロゴロ。活発な雌は暇さえあればイタズラし、骨の形の犬ガムが大好き!骨付きお肉をあげると、骨ごと自分のハウスまで持っていき、いつも名残惜しそうにかじっていました(笑)。
当時犬のデンタルフロスはなかったので、古いストッキングを三つ編みにしたものを、雌はガム代わりにかじっていて、フロスのように愛用してました。その後、麻布のナショナルで、外国製のカミカミグッズや犬ガムを仕入れ、「愛犬にもお口のケアを!」と窓口でお分けしておりました。笑われながらも、愛犬家の皆様には好評でした。
その後獣医さんでも犬の歯石を取る!と聞きましたが、全身麻酔なので、結構リスクがあると聞き、やはり犬もホームケアを!と痛感した次第です。
あの頃より犬の食事も豪華になり、噛まなくて済む食事が増えたせいで、病気も人間並みになり多岐に渡ります。
どうぞ飼い主の皆様、「犬も歯が命!」
食事に今少し「違う気を配り」お口のお手入れしてあげて下さい。犬も虫歯だけでなく、歯周病はすごく辛いし全身に関わります。何よりお口が臭くて可哀想ですからね・・。
追記・時々受ける質問ですが、「子犬ならまだしも。大きくなった犬も今からでも出来ますか?」と。排せつの習慣も含め、何歳からでも出来ると思います。飼い主の気持ちひとつ・・と拙い経験からですが思っています。どんな犬でも
「おりこうさんね。可愛いですね」と言われたら嬉しいでしょうと思います。