記事の見出しにビックリして読みました。
一生の間に80%の人が悩まされる腰痛。その経済損失は年間約3兆円に上るとする試算を、東大と日本臓器製薬(大阪市)が発表しました。腰痛になると業務効率が下がるだけでなく、体を動かさなくなって他の病気のリスクも高まるので、適度な運動習慣が大切と注意喚起ですね。
東大の松平浩特任教授(整形外科)によると、腰を曲げたり、物を持ち上げたり、デスクワークで長時間座りっぱなしになったりすることで、腰に負担がかかり腰痛になる。それが積み重なると、ぎっくり腰や椎間板ヘルニアを招く。
松平さんらは9月末から10月初めにかけて、全国の成人就労者1万人(平均年齢48・1歳)を対象に、最もつらい健康上の不調や約一か月間で症状のある日数、年収などをインターネットで調査し、それを基に労働生産性の低下を金額に換算したそうです。
その結果、腰痛による経済損失は年間3兆円に上り、首周りの不調・肩こりによる損失も同様に約3兆円に上るとの事。
松平さんは「まずは階段を見たら(運動の機会をありがとう)と言って上ることから始めて下さい」と提案しています。
最近はあちこちの会社で、健康経営が謳われ、さまざまな取り組みがなされています。日頃出来ることからやっていて防げるのであれば、これに越したことはありません。お口の予防と全く同じです。
スマホを離さず持ち歩く時代、目や首・腰痛も心配されています。
余計この提言は身に沁みますね。