料理人のコウケンテツさんは結構気に入って、折に触れ注目しています。昨年からパリ中心にフランスを歩きながら、彼独特の人柄によって、偶々出会った方々のご自宅に招かれ、普段の食事風景をレポートしてくれています。彼ならでは・・と楽しみに拝見していました。まさに「食は人なり出会いなり」です。
そしてこの記事!バゲットに缶詰のオイルサーデンのせただけのものに、サラダにワイン。質素すぎるほどの晩ごはん、お邪魔したパリでは、平日はあまり料理を作らない家庭が多いように感じたとか。それには理由があって・・フランスの女性の就業率は85%、多くの方が仕事されている。engagementと言う言葉があり、特に政治・社会参画する意味合いが強いようで、主婦も積極的に社会活動する方が多いからとにかく忙しいのだと。
ましてや、ご飯を作るのは女性の仕事でも義務でもない。 そこで活躍するのが缶詰、種類も多く味も美味しいし、何より便利だし。
コウケンテツさんは、世界的に見ても東アジアは家庭での家事、育児、料理の面で女性の負担がすごく大きいみたいと感じたよう。夫婦の協力体制がしっかり出来ており、かつ料理の仕事をしているコウさんですら、3人の子育てしながら毎日きっちりご飯を作ること「もう無理!」と言うことが多々あったそうです。
シンドイ時は、無理して手作りでなく、缶詰に頼ってみては?と提案しています。私も大賛成!生のお魚の鮮度を気にしたり、本当にシンドイ時、私も天下の宝刀の様に頼りにする缶詰がいくつかあります。缶詰二割引!の時には必ず買い込みます。シーチキン・紅鮭缶・鰯、秋刀魚の缶詰(プレーン・醤油味・味噌味) オイルサーデン・そして大々大好きコンビーフです。昔はリビーのコンビーフでしたが今は見当たりませんね。
私も「缶詰ごはんですが、何か?」大賛成。お料理はやれるとき頑張ればいいと思います。缶詰だって利用しだい。手をぬいてもステキな、大満足の食卓は作れます!
何より美味しいですよ。無理しないでしっかり食べる、これ大事です!