PPK 難解な国際政治の単語ではありません。
みんなが願う「ピンピンコロリ」の略です。反対は、NNK(ねんねんころり)と。なんだかうらさみしい言い方ですね・・。
ところでここ埼玉県の健康寿命がアップした!というのです。
その理由は=治安が良くなり、高齢者も外出するようになったことなんですって。先日マツコ・デラックスや・一時戻った?有働アナ等がやっていた放送で、そんなこと言っていました。
健康寿命の延びている山梨などでも、健康寿命アップがあり、何故か?と分析したところ「立派な図書館がある」のがその理由だとか・・。にわかにわからないでいたら、説明きいて納得。
日本人特に高齢者は、本を読むのが好き。ですので図書館が身近にある方・行くところのある方は特に要介護が少ないのだとか・・。どうしてでしょう?
その理由・図書館まで行こうという気持ち→広い図書館を歩き回ったり階段あったら乗り降りしたり→足腰丈夫でいようという気持ちになり→本や雑誌を探して心が動く→体も動く→次は何を読もう・・→向上心につながる というわけです。
地方で大きな図書館があるところでは、同様に高齢者を中心に健康寿命アップがみられているようです。最近よく言う「きょうようときょういく」(今日行くところと今日用があるですね)
またこれに伴い、地域の治安が良くなったことも→みんなが安心して外出しやすくなる→健康行動につながるようです。
皆が公平に穏やかに暮らせることが、社会保障が高いと感じられ、健康につながる。
最近は、病院でもただ治療するだけでなく、生活習慣・食事等コミュニケーションをまずとって、双方で積極的に治していこうという動きが著しいですね。逆に従前のように、すぐ注射する・薬をたくさん出す・患者さんが聞いても答えて下さらない・・などの医療機関に批判が集まるようになりました。
では、患者側・受ける側に責任あるか?と言えばそうではなく、医療機関からの情報開示が不十分か、コミュニケーション不足だと思います。
日本の健康保険は、事々左様に説明しても、十分それに時間かけても評価がありませんから、おっつけ説明もせず顔も見ず、薬を出すだけ・・みたいな評判になってしまいます。
そんな中でも丁寧に説明もし、コミュニケーションとって下さる先生は、たくさん居られます。そんな先生とご縁を作りたいものです。
ひところ”賢い患者さん”という呼び方が”脚光あびたことがありました。
「自分の身は自分で守る」
住民も患者さんもおおいに発信して、こちら側から積極的に、行政にも医療機関にも働きかけをして、同じ土俵で改善にこれ努めたいですね。
健康寿命アップできてる県と出来ていない県は何が違うんだろう?と考える前に「自分たちはお任せにしていないか?」と足元を振り返るきっかけにしたいと思います。