キープオンゴーイング 日野原先生

立冬を過ぎお歳暮やクリスマスの案内が見られるようになりました。

通勤中ももうこんなに色鮮やかに。子供たちが落ち葉の上をキャキャー言って走り回っていました。降り積もる落ち葉の上に、さらにひらひら上から銀杏の葉が舞ってきて・・。ふと日野原先生のお顔が浮かびました。7月に亡くなられてから、どうしてらっしゃるんでしょう・・?と不思議な感覚になりました。

お元気な頃、葉っぱのフレディの舞台に上がられたことなど思い出されます。先生がおっしゃったことの数々、どれ程意味があり大事なことか、今になってさらに痛感する日々。にも増して、ご教示頂いたことをお伝えしてまいりましたが、当院の患者さんがよーく覚えてらして、あちこちで小さな花が咲き、受け継いで下さりそうです。

告別式で頂いたにこやかな先生の白衣姿のお写真に、「キープオンゴーイング」の言葉を添えて待合室に飾っておりますが、皆さまご覧くださってニコッとされます。

感謝の気持ちで、キープオンゴーイング。
前進また前進を
私達は続けなくちゃならない。
皆さんの思いと私の思いを合わせて
この旅を続けていこうではありませんか。
行きましょう。
キープオンゴーイング。

あなたの希望を分かち合うために
あなたの時間を使うことが愛です。
一歩を踏み出せば 見えてくる景色が変わる。
行動こそが不安を打ち消してくれる

最後の言葉として新聞に掲載された最期のメッセージ。
出来ることを続けていこう!皆様にお伝えしていこう!と思ったその時
又、ひらりと銀杏の葉っぱが舞い降りました・・。