先日、元気で長生きにはお肉のたんぱく質が必要とお伝えしましたが、ゴミになるたんぱく質もあります。
認知症で問題になるのは「脳にたまるゴミ」
➀この正体はタンパク質のたまったもの=アミロイドβだそうです。
しかし、このアミロイドβが作られないようにすればよく、もし作られても
”捨てればいい”ということです。この”ゴミ出し力”が認知症予防に必要と。
考えるだけで頭いっぱいですね(笑)
②なぜこのゴミ出し力に差が出るのでしょう?
脳の血管の拍動の低下だそうですが、わかりやすく言えば動脈硬化が危険因子でしょうか。そのほか運動不足も引き金になります。要するにぐーたらぐーたらしないことだそうで(笑)ゴミ出し力が低下すると、アミロイドβたまるんですね。
➂ゴミ出し力をアップする方法(ネズミの実験レベルだそうですが・・)
・レスベラトロール(赤ワインの成分)ブドウの皮・ピーナッツの薄皮にあるポリフェノールの一種で有効らしいです。
具体的には毎日・10から15個の薄皮付きピーナツ
・一日に10分のウォーキング こんなことでアミロイドβが出ていくそうです。早い方は一週間くらいで効果もあるとか・・
➃全身の老化を止める!? (老化研究の第一人者・佐野先生)
・悪玉たんぱく質 ・オステオポンチンが過剰に出るとまずいそうで、
このオステオポンチンは骨を作り細菌を殺す役目だそう
で、体内の炎症に必要なものですが、過剰に出るとダメ
脳や骨の老化はこのオステオポンチンが原因ともいわれているようです。
いわゆる100寿者は、調べると体の炎症が少ないので、炎症少ないほど長生きと言えるかもしれない・・と佐野先生はおっしゃいます。
免疫細胞が異常をきたさないとよいのですが、メタボの方は内臓脂肪に問題あるので、オステオポンチン高めだそうです。全身の老化を進めるオステオポンチンですから油断できません。
さて、薄皮付きのピーナツカリカリと、10分でいいのですから、ウォーキング始めましょうか? それにしてもこのオステオポンチン。この名前に、たけしさんが大喜びでした!