実家を解体中です。もったいないのは重々承知ですが、誰も継承出来ず皆合意の元解体が進んでいます。小学校の社会科見学コースになっていたと言う母屋の軒下は、ご覧のとおり。こんな木組みは今は出来ません。荷の重い作業を引き受けてくれている大工の棟梁さんは、昔の職人達の匠を尊敬しつつ、感心しながら進めてくれております。作業に加わる若い職人も「見たことないすごい技ですよね」と惜しんでくれます。雨といは「赤(銅製)」で屋号が入っており、こちらは当時作った板金屋さんが先代の仕事の記念に!と引き取られる事になりました。
また部分部分は、市の歴史民族学上お役に立つらしく、保存下さるものもあり大変ありがたく思いました。今まで社会科授業などで、写生したりしてくれたお子さん方、ありがとうございました。