欲しいなぁ・高いなぁ(笑)と思っていたら、誕生日にちなんで院長先生が買って下さいました。西真紀子先生が翻訳された「トータルカリオロジー!」 西先生が翻訳・・と言ったらじゃエリクソンの本ですねと小室さん。年一回でも日吉に一緒に勉強に行っている成果です。さすが・・。みんなで新しい本読んで勉強することにしましよう!!
健康応援ブログ
デザイナー佐藤可士和の奥様。名だたる化粧品会社でお仕事された後、ご主人の会社「サムライ」のマネージをしてらっしゃり、一児の母でもあるステキな女性です。その方がコマーシャルの関係とはいえ、女性の魅力について話されていることが、とても刺激になりましたので、ピックアップしてみます。
若さも大事かもしれないけれど、若さを維持するのを目標にするのではなく、年齢と共に豊かな人になりたい。年齢を重ねなければ醸し出せない佇まいや、空気感を持っている女性になりたいと思う。フランスでは、若い女性より年齢を重ねた女性の方がリスペクトされる。ステキなことだと思う。
そう考えて、健康を考え苦手なアサーイをのんだり、朝食にグリーンスムージーを取り入れたら体調が整ってきた。また茶道のお稽古を始め、日本文化の様々な知らない事に触れお茶を通じて随分興味の範囲が広がってきて、仕事上でも会話にふくらみが出てきました。こうして自分の外見をマネージメント出来なければ、仕事もマネージできるはずもないと思うようになりました・・と言っておられました。
こう書くと大変な感じですが、ごく華奢な女性です。でも毅然としてご自分の考えを述べられ本当にステキ。ご主人も奥様に高い関心持って接して下さってるようでした。さすがのご夫婦ですね。
髪型変えてもウンもスンも言ってくれない!?世の多くの男性諸氏とは違うんですね。でもこれもこちらサイド(女性)に多少責任もあるかも・・。感心持ってくれるようにしないとね・・(反省)
認知症・悪性疾患・老化による身体症状など皆さん心配な時代になりました。それに伴って「何をどう食べるか」に注目が集まっています。毎日何処かのテレビで必ず、「これがいいよ! これ食べると
〇〇防げます・・」とにぎやかなことです。究極は一日一食にしなさい・・まで。
はてはて、どれが正しいのでしょうか?正解は一つでなく、個々の状況に合わせたものなんでしょう。
ずいぶん前、当院発行のニュースレターに、番外編で栄養情報載せさせていただいたところ大好評でした。その頃はまだあまり知られていない、オイルの事。たとえばオメガ3の情報・アボガドの効用・その時一緒に鮭。酒でなく魚の鮭です。の効用を書きました。出所はミスユニバースの栄養管理をしている、エリカ・アンギャルさんでした。食べてきれいになれるならと皆さんに喜んでいただいたことを思い出します。
再び鮭の効用をご案内しようと思います。慢性炎症が低いほど長寿だそうでそれには「鮭」だそうです。鮭は何と言っても、アスタキサンチンという、最強の参加予防作用があることです。その効果たるや他の栄養素の500倍とか!利用しない手はありません。今回早稲田大学の矢沢先生という方の提案は、働く人にもうれしいお手軽な「鮭缶」の利用です。
缶詰は空気に触れる時間が短いので、栄養素が確保されてるようです。
紅サケの缶づめは少し高いので、普通の鮭缶で十分です、
鮭缶料理①炊き込みご飯
お米2合 鮭缶一缶 米油(代用でOK)大匙一 ガラスープの素 小匙 1/3 しょうがの千切り少々
といだお米に鮭缶を汁ごと(水加減はこれを考慮して)後の材料全部入れて普通に炊く。炊き 上がったら浅葱などふればなおグー!
鮭缶料理② そぼろ
小鍋に鮭缶汁ごと入れてほぐし、オイル大匙一 ゴマ好き好きで 黒こしょうで入り上げる
パラパラになったら出来上がり。
どちらも簡単、それに鮭缶は大きくて比較的お安いですし、取っておけるので重宝ですよね、矢沢先生によれば、鮭のアスタキサンチンは、少しづつでも毎日取ることが重要の様です。
お試しください。
今からちょうど50年前、1965年に発売されたコンパクト2座スポーツカー、トヨタスポーツ800です。こうしてイラストを今見ても、なお新鮮に見えるほどカッコいいです!この当時のライバルは、ホンダS800。マニアックな成り立ちを誇った「エスハチ」に、この「ヨタハチ」はどんな武器でたたかったのでしょう。よき時代の素晴らしいヒーローカーの一つです。JAFMATE11月号から転載させて頂きました。
今夕刊が届いて、一面に魅力的な名車の数々。トヨタ2000GT スバル360 いすゞ117クーペ
マツダコスモスポーツ等。二年に一度の東京モーターショーが60年余となり、それを盛り上げようと
懐かしの名車80台が集まり、都内で朝からパレードだったようです。行きたかった!
AKBのある女子が哲学にはまってるそうで、哲学に夢中な女子を今、「哲子」と呼ぶそうです・・。知らなかったぁ。
知ったかぶりをしてみれば、哲学とは「物事の本質を探究する学問」という事でしょうか。
AKBのその方は、20代という若さなのに、ステージや舞台でチヤホヤされる自分は、本当の自分ではないし、その評価は自分一人に向けられているものではないから、自分を見失わないためにどうしたら・・と思っていたら、ニーチェの本に出会って「これだ!」と思ってはまり、いろんな本を読むようになった。自分というものに少し向き合うようになったんじゃないか・・と老成してるような発言でびっくりしました。すごいですね。それだけスターになると華やかさが半端じゃないのでしょう。
この方だけでなく、今「哲子」さんが増えていて、哲学書はフィーバーしてるようです。子育てに悩むお母さんたちにも読まれ、ご自分が感じたことを、本を読んでいろいろな人の考えを聞いて、自分というものを振り返るんだそうです。一昔前なら、周りに兄弟・親・はじめ年長者などがいて、又おせっかいやく人がいて、自分を様々言ってくれる人がいたので、うっとおしいと思いながらも第三者からの見方というものを知って考えるきっかけはありました。今の時代は、周りを取り巻く環境が希薄なうえ、マスコミ情報があふれているので、かえって自分を見失いがちというより、わからなくなるのでしょう。
いくつかの言葉が紹介されました。
・人生には段階がある。しかも価値ある人生は平坦ではない。 ヒルティ
・悲しみはいつか癒える。 アラン
・実在は本質に先立つ サルトル
人間は自由の刑に処せられているので、チャンスがないとか 〇〇がない・〇〇できないでなく、自分でもっと積極的に動いてみれば、続けてみれば意外と選択肢はたくさんあって、道は開けると・・
番組に登場した哲学者は言っていました。学者といってもかなりフツーの方でした。
数年前ブームになった哲学が若い人に読まれていると知って、待合室に「ニーチェ」と「菜根譚」を引っ張り出しました。どこのページを開いても、」「アッ」と思う一言に出会えます。皆さんも立ち読みしてみませんか? なーんだと気が軽くなったりします。哲子さんが増えそうですね。
「骨免疫学」と言う新しい分野の研究が進んでいるらしいです。朝日新聞によると
「体を支える骨と、病原体から体を守る免疫は全く違う分野と考えられてきた。だが、免疫系は骨代謝に影響を加え、骨の細胞は免疫系の維持に関わることがわかってきた」そうです。
免疫系の骨への影響としてわかりやすいのが、免疫の以上で関節が腫れたり変形したりする関節リュウマチや、細菌感染による炎症が原因で歯を支える骨が溶ける歯周病です。一方骨の中にある骨髄では免疫細胞のもとになる造血幹細胞がつくられる。維持には骨芽細胞が関わっているということです。
当院でも1998年から歯周病が心臓病・糖尿病と関連とお話しし、最近では骨粗鬆症との関連もお伝えしてきておりますが、歯周病菌は炎症性の全身疾患と密接な関係にあるということが明らかなようです。
先日あるテレビ局で300人を対象にした調査だそうです。
注目すべきは、独身でいいと言っている男性の意見のほとんどは
①独身生活が充実してるから②女性に興味ない・・の理由の他
③メリットがない、自分の時間が使えなくなる
④自分の自由になる時間があれば結婚してもいい。ゲームする時間がなくなるのは困る!?(36歳)などびっくりする理由もありました
★結婚願望あるのに、結婚しない理由
①相手が見つからない 合コンいっても次のステップに進まないんだよねぇ・・
②出会いがない
③金銭面が不安 (今の給料では育児はできないなど・・)仕事も収入も安定してから
結婚したい・・と言う意見もありました。
政府はこの度、50年後に一億人の人口を維持すると宣言。
希望出生率を1・4~1・8と発表しました。
実際に子供を持ち、二人で仕事続ける世の中になるには、まだまだ大変です。そのためにはクリアすべき問題は何か?多方面からの考察が必要です。情報を交換しながら、人と人がつながる幸せを、多くの方が実感していかれたらいいなぁと夢を描いています。
先日、10月3~4日酒田における、オーラルフィジシアン・チームミーティングで、アメリカ・オマハの宮本先生からお話あったように、歯科衛生士という意義あるお仕事が
アメリカではなりたい職業の5位に対し
日本では 125位と大きく差のあることがわかりました。
これは歯科医師も似たような評価になっています。
なぜなんだろうと・・という論議もここ何年もされてきましたが、相変わらず歯科衛生士という専門職が、アシスタント業務しかしていない実情があります。
また歯科衛生士のプロとしての仕事が明確になっていない。医院ごとに理解が違い、仕事内容に大きな差があることがわかっています。ですので、専門学校を卒業しても、現場で要求される仕事が大きく違う場合があり、離職者も多いのです。
今月号の女性自身(10月27日号)にこれから儲かる仕事・消える仕事という特集があり、その中で、「最近15年間で増えた仕事」のリストに歯科衛生士が載っていますが、なんと18位で、1位の介護職員の25分の1しか増えていません。現場の歯科衛生士さんからも発信して、就業する歯科衛生士が増え、大変でしょうが人々の健康に大きく貢献するしかありません!消える仕事でなく増えた仕事にランキングで何よりですが、この数字は何とかしなくてはなりません。
毎年歯科衛生士学校卒業生いるのに、現場でプロとして活躍し、継続できてる方は少ないのが現状です。
いずれにしても、歯科衛生士という意義のある、人々のお口の健康だけでなく全身の
健康に大きく寄与する歯科衛生士の貢献と魅力を伝え、一人でも多くの歯科衛生士が、
役に立つ仕事であることを実感下さり、喜びを持って毎日が充実することを願っています。
また、先日参加したオーラルフィジシアン・チームミーティングの話になりますが、二日を通して、アメリカの先生のお話し伺って、アメリカの大学と日本の大学と大きな違いがありました。アメリカでは、学業が超一流だけでは尊敬されるわけでなく、成績優秀はもちろんですが、個性の豊かさ・コミュニケーション能力の高さ・リーダーシップ力・そして何より社会貢献の実績。要するに「他人の為に何が出来るのか」ということに尽きるようです。
”あなたにしか出来ないことがきっとある!”
勇気と元気がわいてきませんか?それぞれ好きなことなど続けていればきっと道が開けるはず。頑張りましょう!
20年来当院では、虫歯・歯周病を予防する観点から、禁煙支援をしております。(詳細はHPのトピックスご覧ください)
今週から、がん予防5つのポイントとして、国立がんセンターの津金先生が、テーマごとにお話しされております。昨夕は「たばこ」についてでした。たばこの害は伝えられて久しいですが、まだまだ公共の場での喫煙所・交通機関での放送で「おタバコ」というなどその健康被害には及び腰です。津金先生のお話はとても穏やかに尚且つきちんと害を伝えるもので、日々たくさんのがん患者さんを診てらっしゃると、また救えない患者さんを
目の当たりにしてらっしゃると、「たばこ」の害を真摯にお伝えにならざるを得ないのだなぁと思いました。昨夜の放送には、一般のレストランのオーナーさんも出られ、なんと「お店を禁煙に踏み切った!」というものでした。ファミレスでも分煙にしかできてないのに、すごいことだなあとみていると・・
「禁煙にしたら、お客さんがた減りして、店が立ちゆかなくなる」と心配しましたが、思い切って ”禁煙” にしてみたら、「空気のいいところでおいしいお食事いただけてうれしい」とか 「気持ちよくお食事できるようになりました」とか・・反響があって、心強く思い、禁煙に踏み切って本当によかった・・と、お店のあちこちに、禁煙を啓もうするポスターとか資料をお配りしているとのことでした。
このように、禁煙になさったことでお店の評判も上がって、お客さんがかえって増えたとか・・。医療機関でもなかなかできないことですのに。このレストランは立派だと思いました。
この昨日の放送が、★10月20日㈫・13時35分より再放送になります。ご家族に喫煙者のいる方、ご自身がたばこやめられなくて困ってる方、皆さまぜひご覧ください。
当院でも禁煙成功者たくさんおられ、ご自分の体への意識が大きく変わられ、何より
禁煙とともに「よいことが増える」ようです。
吸ってる方の意志が弱いのではなく!ニコチンの依存だけです。みなさんやめたいのです。当院でお口の中を見ながら、禁煙支援させていただければと思います。
日本で古来使われてきた「大和言葉」。その視点を持ってるだけでも、思いが伝わりやすいというメリットがあります。
例えば、漢語や外来語を大和言葉で言うと・・
長所 → とりえ
過大評価 → 買いかぶり
挙動 → 立ち居振る舞い
復習 → おさらい
追従 → おもねり
余熱 → ほとぼり
妖怪 → あやかし
海岸 → 海辺・岸辺・浜辺・砂浜・磯・渚・波打ち際など
デート → 逢瀬
トイレ → 厠(かわや)
階段 → きざはし
度胸 → 肝っ玉
いかがでしょうか?何やら言葉を磨くチャンスにもなりそうです。
以前結婚式で、スピーチの最後には「幾久しくお幸せに」と結んだものですが、最近では「末永くお幸せに」が多いようです。どちらがイイの悪いのでなく、何やら「幾久しく」という言葉を頂戴するとほんわか致します。
このように「大和言葉」は円滑な人間関係に役立つようです。
新聞の特集に、ある時、若いお母さんが食事中、幼い自分の子供に「余さず頂きましょうね」と語りかけていたそうです。漢語では「完食しなさい」などとなるかもしれませんがこのお母さんの言葉を聞いて、”きれいな言葉遣いの方だなぁ”と好印象受けた・・と書いてありました。大切なのは相手の心に届く表現を選ぶことですね。しかし大和言葉を繰り返し過ぎると、嫌われる側面もあるらしく、使う時は自分なりの工夫が必要と新聞の記事は結んでいます。
最近では、外国の方の話す日本語が美しいなぁと思う事しばしばあります。私達日本人がもう一度、日本語を振りかえってみるのも、ゆかしいことかもしれませんね。声も話し方もさることながら、言葉そのものが美しいと、言葉に思いが乗ってより美しく、より思いが伝わるのでしょう。心がけたいと思います。
今虫歯と歯周病の原因が、丁度インターネットに載っています。大体あっていると思いますが、食後に歯ブラシはまだしも、今時「楊枝で」はないかなぁ!?
それより、フロスや歯間ブラシ(サイズ選択気をつけて下さいね)を歯ブラシの補助として使ったらいかがでしょうか?いずれにしても、ゆめゆめ食後歩きながらの楊枝くわえては頂けません。歯ブラシ・フロスも洗面所で致しましょう。
特にフロスは大事です!
当院では、口臭に特化したニュースレターもお配りしています。ご参考になさって下さい。
昨年10月プロフェッショナルに登場した酒田市の熊谷崇先生率いる、オーラルフィジシアン・チームミーティングに出席してきました。朝一番のヒコーキで到着して最初の講演はアメリカのドクターによる、パンキーフィロソフィでした。2日に渡り盛り沢山な学びで、未だ未だ勉強不足を痛感しながらも、学ぶ仲間が全国にこれだけ居るかと思うとファイトも湧きます。かれこれ20年近く一緒に学ぶ先生方やスタッフさんにも会えて、仲間の居る有難さと心強さを痛感しました。帰ったら早速日々の臨床に還元しようと思います。夜は思いがけず、中山先生も加わって、酒田のお酒・お魚やお野菜堪能しながらさらに論議が続きました。お口の中をきれいに整えて、健康に長生きしようと言う取り組みには、先ず歯科医院で定期メンテナンス続けること。その意義をブレずにお伝えして行こうと決意も新たにしました。患者さんに更にご理解深めて、ご自身の事としてお続けになられるように、伴走したいと思います。
私にとって、初めてのチームミーティング。期待と緊張の中、出発しました。一つの会場では、入りきらない人数が集まっており驚きました。内容はと言うと非常に興味深く、今一度日々の臨床を見直す、とても良い機会となり勉強になりました。これらのことをしっかり自分のものにすることで、日々の臨床に還元し患者様にお伝えできれることが一つでも増えればと思っておりますので、今後もよろしくお願い致します。 鎌田俊彦
今年で3回目のチームミーティングになります。貴重な話がたくさん聞け、新たに挑戦してみたいこと、改善点を発見できました。新たに始めるのは勇気がいりますが、1歩ずつ前に進んでいこうと思います。 神子島靖子
今年はお天気にも恵まれ会場にも入りきれず別会場が用意されるほどの大盛況の勉強会となりました。海外の先生のお話は難しい所もあり、私にはついていくのが精いっぱいの場面もありましたが、自分の中で咀嚼し患者さんにもわかりやすくお伝えできるように、この2日間学んだことを活かしていきたいと思っております。 小室恵
医学生理学賞の大村先生に続き、埼玉からもノーベル賞。物理の梶田先生。埼玉東松山出身で川越高校から埼玉大学理学部→東大の大学院。ご趣味は庭の草いじりと温泉!
何ともフツーの方でフツーでない方なのです。2002年ノーベル賞おとりになった小柴昌俊先生・私勝手にファンなのですが、カミオカンデで受賞した時に、神岡でやってることでもう一つ頂けるとしたら、梶田かな?とおっしゃっていたそうです。当時から梶田がやってることは面白い。国からバックアップなしに自腹でやってる・・と仰っていたそうです。
2008年に急逝された戸塚洋二先生という方のお力あって・・と謙虚な笑顔でお答えになる梶田先生。何ともフツーでらっしゃる中に、誠実なあたたかさもうかがえて昨日に続き、すごい方はまず人間としてすばらしいのだと感じました。
知性・理性・感性・品性兼ね備え、人としても本当にすばらしい方なのですね。
日本の底力を感じます。お目出とうございます。
生理学と言う馴染みない学問からの受賞ですが、ニュースで聞けば聞くほど私達の身近でご貢献頂いている切っても切れない分野なんですね。
又、そのお人柄がすばらしい。
きりりとしながらも、あったかさあふれるお話しぶり。
「人の真似をしないこと」
「人の役に立つことをする事」
「失敗したっていいじゃない。次がありますよ」と心強いエール。
今後大村教授の研究のご発見により、心筋梗塞やがんにも有効性がわかってきているとか・・。
東大でご一緒している教授が、「プリペアードマインド」持ってる人に神様は微笑むんですよと尊敬を持っておっしゃっておられました。
又、他のコメンテーターは、「チャンスは備えあるものに訪れる」と言うパスツールの言葉を引用してその栄誉を称えてらっしゃいました。
それにしても、今までの受賞などで頂いたものを地元に還元され、小さい時にお世話になったおじいちゃんおばあちゃんに温泉をプレゼントしたり、お手持ちの絵画を寄付して美術館作り、市民が楽しめるようにしたり、そのお人柄に圧倒されます。ブレない研究者としての大村先生と、ノブリス・オブリージュにもにた皆さまへ還元したい・・と言うお気持ちのあらわれに、そのさりげなさに、テレビに向かって大きな拍手をお送りしたいと思います。
身近にいらっしゃる研究者も学生も、学問とは関係のない市民もが、こんなに皆揃って気楽にノーベル賞受賞を祝う風景に、ただただその幸せ感に驚くばかりでした。ノーベル賞がこのように市民レベルに身近に感じられるということも、大村教授の大きなご功績ではないでしょうか?そのさりげないお人柄に静かな感動を覚えます。
先ほどいらした患者さんのお父上、86歳で介護状態のようですが、ちょっとしたことで、腕の皮膚に擦過傷・・とのこと。前にこちらのブログに書いた「スキンテア」のことを読んでいただいていたので、絆創膏やテープ類、バンドエイドとか気をつけないと、皮膚はがしちゃうんですよね!と理解されていました。 着替えなどで皮膚が粉吹いてるようで・・と仰るので、看護士さんなどに聞いてみて、”ベビーオイル”をそおっと、塗ってあげてはいかがでしょうか?と申しあげました。私の父も以前から、そうしています。踵もおかげ様でツルツルですし、食事がとれて栄養状態がいいかどうかにもよりますが、
これから寒くなると余計皮膚が乾燥しますので、ベビーオイルはいいと思います。先日量販店見たら、無香料で比較的お安く、使えると思いました。
体重がすごく減ってるということなので、褥瘡もできやすくなってくるのではないでしょうか?当院では、外科処置終わった患者さんに、「微量元素」の入ったゼリーをご利用頂いていますが、これも褥瘡予防に有効です。お口からまんべんなく栄養が採れればいうことないのですが、なかなか難しい方には、このようなサプリなど有効と思います。
話それましたが、ご高齢者の皮膚は本当にもろく・薄いので、大事に扱って差し上げて下さい。又普段から清潔にして、皮膚の保護の為に潤いのオイルやクリーム利用も、一考かと思います。ご高齢者こそきれいにして差し上げたいですね。
丁度いらした友人から、面白いですよ!と。丁度読みたかった本です。タモリの多彩ぶりには舌巻きますが、その教養の深さに圧倒されます。にもかかわらずひけらかさないのも、お人柄。楽しみに読みたいと思います。
先日テレビで、消化器の先生が面白い事!?話されていました。清潔好きの日本人にとって大事な「お風呂」です。疲れていてもお風呂入って湯船につかると 「ああ~いい気持ち」となりますが、そのお風呂が不潔!と言うのです・・。
お風呂も機能的になって、追い炊き機能付きがほとんど。毎回湯船のお風呂の水を入れ直しているご家庭ばかりではないのではないでしょうか? その先生おっしゃるには
・お風呂は追い炊きしない
・ぬめり(バイオフィルム)がレジオネラ菌のエサになる
・お釜洗浄は月一回は必ずやる
これを頭に入れておかないと、お風呂のお湯は不潔なんだそうです。
ついでに言えば
お風呂で歯ブラシする方も多いようですが、湯気で歯ブラシの先に、レジオネラ菌がくっついている可能性もあるので、お風呂場に歯ブラシを置きっぱなしにしないでくださいとのこと。
消化器の先生なので、手術後とか、怪我でおなかに傷のある方は、特に気をつけてほしいと言ってました。
お風呂と言えば、清潔というイメージしかない私は、びっくりでした。
知らない事っていっぱいありますね。
当院では1998年、日本で初めて歯科予防の研究会が出来て活動はじめた時から、フッ化物= フッ素のきちんと入った歯磨き粉を皆さんに使っていただいています。大人は950ppmf・子供は500ppmfです。乳幼児は状況によりご案内しています。基本は
ごぶごぶぺっ!が出来るようになったらです。
日本では大人のフッ化物の応用例は決して多くありません。それはフッ化物応用がまず子供を対象にスタートした歴史があるからです。
歯科医の中にも「子供には有効だが、成人には歯も成熟して効果的でない」と言う考えの方もいます。しかしそうでしょうか?高齢化社会になり、齲蝕(虫歯)のリスク部位(なりやすい部分)も変化し、又歯周病治療により歯が残るようになってきたので、歯の根元が露出し、この部分の齲蝕(虫歯)の増加など、環境が大きく変わってきました。
ですので、乳幼児期・学齢期・成人期・高齢期と言う風に、ライフステージを4つに分けて、そのすべてで、「セルフケア」と「プロのケア」の両方でフッ化物を応用することが必須と考えられています。又広く普及していくべきと考えられます。
当院では、 ”からブラシ”と言って、何もつけずに水だけのブラシで汚れを取って頂き
(タフトブラシ・フロス・歯間ブラシ等も使用)その上で、フッ化物(フッ素が大人
950ppmf入った歯磨き粉)をブラシにつけて、ブラッシングしていただき、
「うがい一回だけにして下さい」とお願いしています。せっかくのフッ素の効果が
なくなるからです。こう書くと面倒のようですが、慣れれば簡単!”からブラシ”で汚れとれているので、フッ化物でコーティングしたようになります。
フッ化物(フッ素)は虫歯予防において、再石灰化への触媒(応援団と呼んでいます)です。どうぞ正しくうまく使って、大人になっても高齢になっても、ご自分の歯を守って下さい。
以前ブログにかきました。クリニックベランダのボンチャン!グレープフルーツの種から鉢植えの木になり、そこにアゲハが卵産み、青虫になって、院長が丸々育った青虫をかつて飼ってたダックスフントのオスの名前で呼んでると言うものでした。先日、その鉢植えの側にきれいな蝶が!きっとここから巣だった蝶にちがいないと思った次第です違うかなぁ?。
PS とアップしようと思い、丁度いらした20年来の患者さんで蝶の専門家!?に画像お見せしたところ、たまたま立ち寄っただけの(笑)蝶で、名を「シマグロヒョウモン」といい、スミレしか食べないから、そのグレープフルーツの葉っぱを食べた蝶じゃないよ!と判明。静岡くらいまでしか生息してなかったのに、最近関東でも繁茂にみられる。庭のパンジーとかみんな食べられちゃうのよ・・とのことでした。よくご存じでびっくりでした
フランスの大衆車。ドゥ・シュボウー(シトロエン)です。ステキですよね。
いつぞやここに載せさせていただいた、日本のスバル360と同じくらい国民に愛されるフランスの大衆車です。ブリキ細工のようなボディに空冷エンジンのFF車。日本でも時々見受けられます。何とも愛らしく、カーブを曲がる時など、車大丈夫かしらと思うくらいですが、小さなタイヤで見事に走り抜けます。高速をビュンビュン行く車ではないですが、現在も走ってる姿を見ると、歓声あげたくなります。何とも味のあるステキな車です。私は特にボディがあずき色のが好き!2CVに乗って、フランスの田舎道やワイン畑走ったら絵になるでしょうね。デビュー時の排気量は375cc。車名の”CV”とは、現在も使われているフランスの自動車税の料率単位で、当時最も安かった2CVをそのまま社名にした・・とJAFの雑誌は伝えています。見かけたらきっと「かわいい!」ってお思いになりますよ!学生時代友人に載せてもらった車は、ドアノブが針金!でした。きっとお金なくて修理できなかったのかも・・。これも楽しい思い出です。(画像はJAF
MATEより転載させていただきました・このブルーグレイの車体の色もフランスらしいです)
先日のシールズの代表者の発言、お聞きになりましたでしょうか?
デモでは、茶髪で気楽な格好でらっしゃいましたが、その日の朝買い揃えたというダークスーツ着て、髪も黒髪になさって、議員の方にきちんと目を向けて発言。おっしゃることが実に爽やかで、言葉がはっきりして頼もしく感じました。身なりを整えていらしたことが、当たり前と言えば当たり前。クールビズだか何だか知りませんが、この秋めいてきたにもかかわらず、ノーネクタイでワイシャツのボタンを2番目まで開け、上着のボタンも留めずに議場に参加している議員も居る中、礼儀正しくてステキな若者と思いました。
先日ブログに書きましたが、作法って大事です。
9月6日院長の母校で、緊急フォーラムとして開かれた「歯科と認知症」
この春、菊谷先生の講演をスタッフ全員で聴いていたので、すんなり入ってきました。その中でも、トピックスは
アルツハイマー病の原因因子・老人斑(アミロイドベータ蛋白)と歯周病のPg菌が、ラットにおいて相関することがわかったということです。又歯があれば、特に奥歯がきちんとあればしっかり噛みますので、
転倒率が50%も減るというデーターも示されました。
認知障害になる前の初期認知症(MCI)の時に、兆しに気づいて有効な投薬や、トレーニングすることで進行を止められることもわかってきました。
噛むことの重要性。
歯を残し・維持するためには、歯周病が進まぬよう、歯科医院での定期管理が必須です。
ホームケアに加えて、このプロのケアを続けることが、お口の中をきれいにすることが
=認知症予防に直結するという貴重な学びの一日となりました。今後来院患者さんのご様子をよく見て、コミュニケーションとって、将来を見据えた対応していこうと思います。
台風の影響で、関東地方も河川があふれる騒ぎ!大変な状況でした。水はひいたものの泥かぶった家財や仕事の器具など、かたずけは困難を極めているようです。自宅が水浸しになったり、家が流されたり、当初避難された公民館からの中継聞くと、水と乾パンだけはあると・・。歯科の立場から言えば、乾パンって一番食べにくいなぁと。贅沢言えないし保存も楽だし、でも年配者だけでなく、口乾いてる方が多く、こんな状況だと余計ストレスで口乾いて食べにくいだろうなぁと。こういう時の非常食って今の時代どうにかならないのかしら?なんて考えながら出勤。あのブラックベリー のお宅に早くも、紫式部の花が!薄紫の小さな花が雨に濡れた地面にハラハラと。そして早くも緑の実に!秋が来てるんだわ!と知らされました。今後雨の被害がひどくないよう祈ります。
皆様の日々の食を支えるお口。中でも「入れ歯(義歯)」は、ご自分の歯に代る大事なものです。その入れ歯が、お手入れなど意外と忘れられていたり、その特性をご存じなくて手入れをしていたり、合わない入れ歯を応急の薬剤でしのいでいたりする方が多いようです。当院でお話ししていることをまとめましたので、お読みになって下さい。お口の中、顎は生きていますので、少しでもご不自由あれば、その場しのぎをなさらず、かかりつけ医にご相談をお勧めします。入れ歯は「生きる」につながる大切なものです。
最近声優希望の方が多いと聞きます。素晴らしいアニメの影響でしょうか?
ご活躍の、声優平野さんが若者に指導されていました。
意外や意外、声のトレーニングどころか、筋トレ・早口言葉は当たり前、演技の勉強!?
何かを見てイマジネーション!声優なのに・・と思いきや。
「声はすべてを看破する」とおっしゃたのです。
看破→隠されていること、背後にあるものを見破ること。見あらわす事 とあります。
当院でも、患者さんとお話しする時だけでなく、電話の声は特に大事と考えていますし逆に、患者さんの声から、ご不安やご心配を感じることも多く、”安堵”の気持ちを感じられるようになれたらと日々思っています。
水は筋肉に貯める! エッそうなんだ。ビックリ。この日の話題は脱水ですが、問題は筋肉でした。
筋肉は水分ためるタンクだそうです。成人で20リットル・筋肉落ちた80歳位では10リットルしか貯められないそうです。なるほど。ですので、筋肉量が多い人=熱を出す働きがうまくいく人=水分たっぷりの人 ということになります。
からだの60%は水分なのに蓄えられない人がいる。そうすると脳が委縮するので、1%の脱水で痛みを強く感じるんだそうです。寝たきりの方がからだを動かせない・動かさないので、あちこち痛みを強く感じるのも、こんなことも影響してるのかもしれませんね。
若くとも日本人の400~800万人がドライボディ予備軍だそうです。
当院のような歯科医院でも、夏場は特にお口の中がネバネバという方いらっしゃいます。
お口のケアが出来ていない場合もありますが、夏場はまず脱水を疑います。
・口の中がネバネバ
・脇の下が乾いてる
・皮膚をつまむと跡が残る
・便秘気味
・体重の急激な減少 これらは脱水症状です→水分・塩分取り十分な食事が必要です
このようにならないように、運動して筋肉つくり、水のタンクを大きくしておくことのようです。
十分な食事と言いましたが、一食抜くと、コップ3杯分脱水するそうです。
そして特に下半身。
下半身には筋肉の6割が集中しているそうですので、①速歩 ②スクワットが有効だそうで、この運動終わったら30分以内に牛乳一本飲むといいそうです。よさそうですが忘れそうですね・・。
まっ結論として、「筋肉鍛えれば、脱水にはならない」ガッテン!!
このところの国会・オリンピック関連の様々な動きを見て、年長者だけでなく、若い方も「うん?どういうこと」と思われているんではないでしょうか?こうしなければいけないという法律はないけれど、それぞれの方々が、いかにもご自分の立場で阿って、見苦しい限り。決定権を担ったら、そのことを徹底的に勉強しないんでしょうか?ものを進めるにも、決めるにも、人の意見聞くにも「作法」ってないのでしょうか
あちこちで、若者の代表といわれる方々が、意見を述べておられますが、急にスポットライト浴びて、興奮したしゃべり方では聞きたくとも、耳済ませて、心落ち着いて聞けません。暴言吐いたり大声出したりでなく、きちんとした日本語で、お口をしっかり開けてしゃべれば、大声出さなくとも、はっきり聞こえます。変な大人の真似しないで、これからの若い方の代表も、聞いてもらえる話し方学んでください。大人がお手本示さないといけないのですが・・。
そんなスマートな政治家やその道のプロが増えることを、若い人は待っているんではないでしょうか。自分の意見を言う時は、人の意見も聞く。縄張意識を捨て、広く色んな年代層の意見に耳を貸す。相手に聞いてもらえるようにしゃべらないということは、コミュニケーション取りたくないのと一緒です。
日頃自分はできているだろうか?自問自答しながら、ものには「作法」があるということを自覚せねばと深く思う秋のはじめです。八百屋に栗が出始めました・・。