定番なのに・・

あるテレビ番組で、「あの組み合わせは実はダメなんです」と。

それはおうちごはんの定番・シラスと大根おろし!
家庭でも居酒屋さんでも定番中の定番。何でも栄養的に言うと、アミノ酸の1種であるリジンの吸収が阻害されるから・・と。

そうは聞いても、やはりシラスと大根おろし。やめられないなぁの私。無類のシラス好き。今日はセロリの葉を茹でて刻み、シラスとオリーブオイルで炒め箸休めにしました。シラスと大根おろしに私はお醤油かけずお酢をチョコッとかけて頂きます。これもダメかな?でもやめられない。美味しいんですから・・。

時給はおいくら?

平日の お昼を少し過ぎていたせいか混雑もなく、すぐに座席に案内してもらいました(笑)混んでいたらペッパー君忙しかっただろうな~(*^_^*)       

これもクレマチスだそうです。

 

 

あまりに可愛いので写メさせていただいていたら、「アラッお好きなの?少し差し上げましょうか・・」との声。

無断での写メを詫びると「いいのいいの」と小さなおばあさま。94歳だそうです。
97歳の病床の父に届けますと言うと、更に蕾を切って下さいました。

シャープで可愛いお花を父も喜ぶでしょう。差し入れの荷物の重さを忘れるご近所とのふれあい。し・あ・わ・せなひととき。足取りがひょこっと軽くなりました。

まるでスポンジブラシ・・?(お花にゴメンナサイ)

ブラッシングフラワーのこんな大木は初めて。まるで瓶洗いのブラシのようです。97の父介護中の私には、父のお口用のスポンジブラシに見えます。

以前入院の時は病院の売店で売ってるスポンジブラシが品質悪いもので、これじゃぁ痛いだろうなぁと案じたものでしたが、今回買いに行ってみて、ずいぶん品質が良くなったなぁ~と喜ばしく思いました。看護師さん達もかなり口腔ケアに気を遣い、今の父の病院では、口腔外科医と歯科衛生士さんが常駐し、積極的にやって下さいます。父の義歯のケアも、現場にいるものとして私がちょこっとつまらないことですがお教えしたら、とても喜んですぐに実践下さり、その積極的に口の中に関わろうとする姿勢に感動すら覚えました。お口の中きれいにしないと感染症こわいですよね‥!と皆さんがそんな姿勢でやって下さいます。

美しいもの見たのに、父の口のケアを思い出した自分を笑いながら通りすぎました。

かわら撫子

五月のこの時期はあちこちにお花が咲いて、何気なく通りがかりに幸せな気持ちになります。特にかわら撫子は大好きな花の一つ。けなげな花弁がなんともいいなぁ。

にもかかわらず・・

以前参加していた医療の研究会で、上智大学のアルフォンス・デーケン先生にいただいた言葉。

「にもかかわらず笑う」

意識的にでも笑顔をつくると、心が緩んでくるそうです。無理にでも笑顔をつくると、本当に笑えるようにもなるそうです。
悩みに集中し過ぎると、笑う余裕をなくしてしまいますよね。

「にもかかわらず笑う」皆さまもなさってみて下さい。
今日もいい一日でありますように。

嬉しくて泣いちゃうかも・・

 

出先で見た雑誌?だったかしら。あまりのかわいさに写メしちゃいました。こんなかわいいの出されたら、感激して泣いちゃうかも・・。崩して食べられないかも・・。
小さい文字ですが、頭の上のタオルは、「油揚げ」と書いてあります。な~るほど。

BlackBerry

毎年載せさせて頂くご近所のBlackBerry。今年は剪定なさったのか?さみしい枝振りながら、ピンクの可愛い花や粒々のベリーの赤ちゃんが楽しみな垣根のお宅です。実るのが楽しみですね。

一瞬の美しさ

誕生日に頂いた芍薬!咲いたらこんなにゴージャス。芍薬にもいろんな種類があるんですね。朝アッと驚かせてもらい、病室の父に見せたく一輪紙に包みました。ほのかな香り、繊細な花びら。いっときの五月です。

好きなものばかり・・!

思いがけず、誕生日プレゼント頂きました。大好きなステーショナリーに、これまた大好きなお花。しかもこの時期の芍薬!きれいきれい。忙しいのにわざわざお気に入りを探してくれてありがとう。費やしたお時間や気持ちにありがとうです。愉しく有意義な一年にしたいと思います。

ねこ日和♪

いつもすぐに逃げてしまう猫ちゃんが今日は写真を撮らせてくれました(о´∀`о)

シャッターを切る瞬間に横を向かれてしまいましたがっσ( ̄∇ ̄;)

ほのぼのしますね~(*^.^*)        小室

 

咲いたさいたアマリリスの花が!

急な陽気に、ニョキッと伸びてきたなぁ・・と思って居たら、いきなり咲きましたぁ!バンザーイ!これっていつ買ったアマリリスかしら?と思うくらいの古い鉢。大事にするもんですね(笑)。白地に赤の絞り。珍しいアマリリスに「こんにちわ。元気だった?」と言われてるような朝です。皆様もよい一日を!

さのまるくん

  

先日あしかがフラワーパークに行った帰りに 先生からおススメいただいた道の駅「どまんなか たぬま」に立ち寄ると 足湯がありました!しかも暖簾が可愛い❤️ さのまるくん ゆるきゃらグランプリにも輝いただけあって癒し効果抜群です(笑)

お椀型の笠には(※写真→)さのまるとアルファベットで書いてある!雷文模様に上手く変身していて、最初私は気がつかなかったのですが、息子は気がついていたようです(笑)  前髪も麺だし 愛くるしいですね♪  腰には何を?と調べたところ いもフライの剣をさしているとのことでした(笑)♪♪            

        佐藤 香(*^_^*)

 

 

 

 

上野駅

介護で帰省する毎日、乗換駅の上野は正に日本列島の縮図。東京駅とは違い人間味溢れた駅。余裕有ればコーヒー飲みながらでも一日座って人間観察してたら、さぞや面白いだろうなぁ~と思いながら、急ぎ足で毎日通りすぎます。オヤッ今日はお父さん達が写メ!足止めれば下谷神社の大祭、お神輿の展示でした。介護する父は駒込中・高校だったから見せてあげようと私もパチリ。日に日に衰えて行く父と、元気なハチマキに法被姿のお神輿が妙に心に触れ、足が止まりました。父の旅路が穏やかでありますように。

 

家族カード

毎日手続きしなくともいい、家族カード。毎日通ってると家を出るときから首に提げてることもあり、自分で笑ってしまいます。日に日にゆっくりながら衰弱していく父をみていると、昨年亡くなった日野原先終末のご様子が頭に浮かび、旅行くものにいかに伴走するか考える機会を頂いています。何より貴重な時間。それは父にもわたくしにもです。Allow natural Death 大切に思います。

自然の花々と心遣い

途中参加のクラス会で植物園に行くチャンスが有りました。小石川植物園とご縁が有るようです。入口にはハンカチの木の大木!三番目は見たまんまのまむし草。最後は私の小学生時代の植物採集・押し花帳の原点、あきのきりんそうです。ひんやりした空気の中、オゾンチッドたっぷり吸い、小さい頃あちこちつれてってくれた今は病床にある父に想いを馳せながらのひとときでした。クラス会幹事が、私がこの足で介護に行けるよう、ランチの場所を父のいる病院近くにさりげなく変更下さり、優しい配慮に胸が熱くなりました。短い時間でしたが、緑の森にも友人の心にも癒された一日でした。

ガソリン

病室の父訪ねる途中止まった駅。何やら見たことない濃いグリーンのタンク車両が長い長ーい!見ると「ENEOS」!ガソリン!!一車両どれだけのガソリンが入ってるのかしら?興味津々ながら少し怖くなりました・・。

歩けない人はどうするの?

自宅からみなとみらい行きに乗り、渋谷乗り換えが目的地に一番近い!と勇んでいったら、甘かった!?銀座線はこちら!の案内に素直に従えは「階段が77段有ります」ともう戻れない(涙)。ヨッコラショと荷物持ち階段上がれば、途中にこんな張り紙!親切なんだか?何なんだか?ヒーヒー言いながら銀座線改札口に着きました。からたがご不自由なかたや、妊婦さん、子供つれなどどうなさるんでしょうか?やれやれ・・。

そうね!

介護に向かう地下鉄車内。銀座線の車両が熊本で第二の人生?送っていると言うCM。双方の関係者がこうしてバトンタッチ出来る幸せを語って居ます。恙無いと言うことの有難さを痛感しながらの帰省です。

初夏のバラ

晴天続きの中、ふっと気づけば香しいバラの匂い。近所の花屋さんの庭のバラでした。そう言えば昨年父が入院した折、枝切って下さり、父が喜んで鼻先に花びら寄せて「いい匂いだねえ」と言った事など思いだしていたら、今年も手折って下さいました。入院中の父、今年は匂い嗅げるでしょうか?バラは黙って病室の片隅で咲いています。バラの匂いをのせて病室に初夏の風が流れます。父の苦痛が和らぎますように。

知らない内に開花!

介護で田舎を往き来してるうちカレンダーも代わりました。夜遅く帰って急に暑いので水だけはやらねば・・と見もせずにいたら、ちゃんと咲いてくれてました。おまけに古いアマリリスまでにニョキッと。何色が咲くのやら?濃い紫のクレマチスと実家からの株分けの柏葉紫陽花も見守っています。介護中の父も庭木や花が大好き。もう一度草花を見れることを願って田舎へ向かいます。

ユニバーサルデザイン!?

介護の帰り、夕食の支度する元気なく立ち寄った洋食屋さん。久しぶり飲みたくなったジンジャエール。運ばれたのがこれ。ひっさしぶりのウィルキンソンの瓶もの!嬉しくなって写メしました。甘ったるくなくて美味しい。何より瓶の波なみが握るのに優しく、究極のユニバーサルデザインだと感激しました。そう言えばいつか子かこー社長でらした魚谷さんのお話伺ったとき、コーラの瓶は女性のからだをデザインしたと伺いました。デザインってみて美しいだけでなく、機能性兼ね備えているとなお素敵です。若い頃気づかなかった細やかな事が、父たちの介護始めると、自分事となってきました、

あしかがフラワーパーク♪

ゴールデンウィーク後半に 兼ねてから行ってみたいと思っていたあしかがフラワーパークに行ってきました!

パンフレットの様な藤に出会えるのかな?とワクワク…でも、事前に調べて知ってはいましたが 既に藤は終わっておりました(T_T)   それでも語るより写真で見て頂ければわかりますが 素晴らしいフラワーパークです❤️お手入れされた園内は感動でした!

患者さんにも4月の末にフラワーパークに行かれた方がいらっしゃって、見事な大藤の写真を見せてくださいました(^_^)わたしが見たかった景色!嬉しかったです♪

来年は是非実物を!!(笑)

       佐藤 香(*^_^*)

 

不思議ふしぎ!

通りがかりにイヤでも目に入る不思議なツツジ!

ちょうど若い女性も写メ中。思わず「どうなってるんでしょうか?こんな面白いものに出会えて、今日はいい日かも」と私に仰ったので、知らないどおし笑って通りすぎました。

今日のいいこと三つ!の内、大きないいこと一つに出会えました。
知らない若い女性と楽しいこと共有できたことも、いいことの一つ・・でした。
ラッキー!

 

感心しきり。

最近いらしたばかりの患者さん。最初に小さなお嬢さんが見え、初診の審査をして定期的に拝見することになり、今日はお母様の初診。

診療台側にくまさん椅子置いたら、ご自分でノート出してお絵かき始めました。静かに待つ様子にスタッフ共々感心しきり。

そう言えばお父様が先に受診下さってご家族紹介されたケースです。歯科として口腔内を大切に拝見すると共に、ご自宅以外でどのようにお子さま方に、社会を、マナーを学びとって頂けるか、今の若いご夫婦のご意見も聞きながら、ご家族に教えて頂きながら、地域の一開業医としてお役にたってまいりたいと思います。ご縁のあった患者さんのお子さんのご成長がたのしみでもあります。

庭の蕗

いつか蕗の薹書きましたが、あっというまにこんなに成長してしまい、実家の庭から切ってきました。大きな葉の柔らかそうで可愛いこと。茎は青く茹でてお浸しに。葉っぱは灰汁が強いので下処理して佃煮にしました。

春の香りがフワーッと広がります。
口に含むと苦味が最高に美味しい。これって他にはない風味です。美味しい。

うがい

今入院中の父をみて、簡単に「うがい」と言っても難しいことがあるのだ・・と今さらながら感じてみています。

前にもここで書いたように、当院では来院されると、パウダールームで「うがい・手洗い」を済ませて頂いてから、診療室にお呼びすることにしています。

「うがい」と言っても三者三様で、音もなくなさる方もあれば、どんだけ水遊びしたのかと思うくらい(失礼)洗面所をビショビショになさったのに、うがいの気配もない方。
「ゴロゴロゴロ・・」と喉が破れるのでは?と思うくらいにぎやかな方等様々です。

よーく考えたら、うがいには二種類あって「ゴロゴロペッ」と「クチュクチュペッ」ですね。どちらも単純なようで、お口まわりのいろんな筋肉やベロや総動員してうがいはします。

97歳の入院中の父に、ベッドを起こして義歯を外し、義歯をきれいにしている間、「うがい」をしてもらおうと試みますが、せいぜい二~三回の小さなクチュクチュ・・が精いっぱい。「ペッ」が出来なくともちゃんと排出するので、あとはスポンジブラシなどで
口の中は触らせてもらっています。

父の元気なゴロゴロペッツ!を聞いたのは、いつが最後だったかしら・・と思い出そうとしても記憶に出てきません。

何気ない、クチュクチュペッとゴロゴロペッができるということは、お口からまずまず食べられているということだと懐かしく思いながら、今ベッドにいる父の口の中をのぞきながら、軽んじてはいけない、何気ない動作・運動機能などが、高齢になると大きく阻害され、それにより生活の質がどんどん下がっていくことを思い知らさせれています。

毎朝に限らず、できるときにうがいもしっかりやって、お口だけでなく、見えない筋肉の動きなどがあって、一つの運動行為がない立っているのですから、心掛けて体を鍛えることが大事と、病床の父から教えてもらっています。

高齢自慢より、日頃できることをキープすること、そのために小さな努力を惜しまないことが大事と父が教えてくれています。

心配された強風も雨も大したことなく、おぼろげな夕焼けが病室の窓から見えます。
父を見ながら、穏やかな時間が過ぎ、小さな学びが沢山あります。

 

一日に3つ!

何かの番組でこんなこと言ってました。
毎日いろいろ有るけど・・、一日に3つでいいから、良かったこと、楽しかったこと思い出してみてくださいと。例えば、きれいな月をみたとか。初めてのお店のランチがグーだったとか。今朝のブローがバッチリだったとか・・。

ェーッと、私の場合今日は、97の父に会って昔連れてってもらった陶芸作家さんの思い出話が出来たこと。スズランの花が咲いて明日飾れること。友人ご夫妻と大口開けて笑い合えたこと。何気に作った白菜と油揚げの煮浸しが美味しくできたこと。4つもあって本日も丸!です。  (画像はむか~し買った大好きなカードです、引用させて頂きました)

さすが宣伝上手ですねェ

駅前の大きなパチンコ屋さん。大きな音一つ出さず、いつも静かに営業中。
その代わり、季節や話題に合わせて入口にタイムリーな飾りや、ビックリするパンダの置物など!みんなつい見いってしまいます。

今年一番の夏日だった日。前を通って思わず笑ってしまいました。懐かしい氷やの大きな氷。周りに水遊びのオモチャ。
芸が細かいので、つい見てしまい笑って通りすぎました。

知識と学び

長寿の国日本、お元気な高齢者が増えるなかで、予想だにしない病気も増えてきました。中央歯科では、主に虫歯・歯周病に光をあて、その原因菌を含んだバイオフィルム(ネバネバした汚れ)の破壊と除去をする予防の考えと処置をベースとして日々診療を進めています。しかしながら、お口の中は、歯と歯茎だけでなく、舌(ベロ)や上あご・下あごなどいろいろ同時に覗くことができます。その際、知識や学びがないと気づかないのです。医科でも症例の多い専門病院では数々みてらっしゃるから、より深い感性と洞察が出来、発見があるわけです。

そのような意味で、日頃からスタッフ皆で、時間あればこのような臨床に繋がる画像がたくさん出ている本をパラパラ見るようにしています。何気に口腔内写真とる時や、歯茎審査をするときなど、思わぬ小さな症状を見つけることがあります。「気づく」と言うのは大変大事なことで、見逃すのは勿体ないからです。特に口の中は痛みも症状もなく進む病気が多いからです。
当院はまた「禁煙支援」してますので、喫煙者や禁煙した方でも、又受動喫煙の環境にある方は、より注意しなければなりません。(加熱式タバコ・電子タバコでも同様です)そのような訳で、当院ではお役に立つべく小さな努力ですが続けたいと思っております。(今回の画像は”舌診のすべて”より引用させていただきました)

作家的覚書

自分の受診で、都内の病院に行きました。
こちらは、いつも魅力的な雑誌がたくさんあって迷うほどですが、この日に限って一冊も雑誌はなし。その代り岩波の新書が目に留まりました。

あの高村薫さんです。

 ものをいうこと
 それもまた
 行動である

ものを言うには、それなりの覚悟もエチケットも必要です。

でも、そうか・・外に出られなくとも、声を上げることはできるわけで。又、声が出なくとも書いて表現することも出来るわけで。書くことができなくとも、サポートする人いれば、指し示すことはできるわけで・・。又ジェスチャーで示すことも出来るわけで・・。
ジェスチャーに気づいたら、拾って声に上げてさしあげることも出来るわけで・・。

今日はこの本に出合えてラッキーでした。

練馬美術館隣の公園

用事があって立ち寄った美術館。まぁお隣の公園?はダイナミックなオブジェの数々。
大人も子供も写真撮る人続出。ほかにもピンクのゴリラ・・とか。

一番傑作は馬! なんとからだは大根です。(実物は工事中なにで、絵ハガキです)
そっかぁ、練馬区は練馬大根だもんね。思わず大笑い。

通りすがりでなく、ゆっくり遊びに来たくなりました。子供達、大はしゃぎでした。

犬好き院長です

通りがかりに出会ったワンちゃん。見るからに若くて元気・・リード持つおじさまが引っ張られていました。

通りすがり「可愛いね!」と声かけたらこんな感じ!じゃれつかれてしまいました。8ヶ月のやんちゃ盛り。ただただじゃれついて。犬好き院長嬉しそうでした!

定期健診とメンテナンス

今日もお天気の良い絶好のお出かけ日和ですのに、多くの定期メンテナンスの患者さんが見えました。そしてお帰りには、皆さんそれぞれがご家庭や職場で使われる、歯ブラシ・フッ素がきちんと入ったペースト・フロス・歯間ブラシ・お作りしたものにあった入れ歯の洗浄剤等々買って帰られます。そうこうしてるうちに、アポイントでない若い男性が見え、歯ブラシとフッ素ペーストの補充に寄られ買って帰られました。
こうしてお口のケアが習慣になられた皆様を本当に誇りに思います。

皆さん、痛くなくとも・何かお困りごとがなくとも、定期的に「メンテナンス」にみえてくださいます。お着きになると、診察券・保険証・お薬の服薬状況などをお出しになり、パウダールームで「うがい手洗いをなさる・・」これが当院のお約束事です。
元はインフルエンザが流行った時からお呼びかけしたことですが、今では老若男女、どなたもやって下さるようになりました。
お子さんがせっせとパウダールームに向かわれるのは、嬉しい習慣です。

こうして、発病しないように、お口の中の原因菌の塊であるバイオフィルムを破壊し除去することが、歯科のメンテナンスです。この細菌の塊は、虫歯や歯周病の原因ですが、うがいや軽く磨いたくらいでは取れないのです。
その後悪くなるようなことが起こらないか?を、全身含めた問診や検査によって歯とお口の中の状況を確認して、次のメンテナンスを決めます。こうしてリスクアセスメントすることにより、早い内に状況が把握でき、コントロールすることが出来ます。

これに比して、一般では「定期検診」と言われていますし、多くの方が歯科の定期検診に行ってますと仰います。果たしてメンテナンスと同じでしょうか?
答えは「NO」です。

定期検診はあくまでも「検診」。悪いところを見つける目的です。
言い換えれば、病気を早期に発見して、早期に治療することを目的としています。早く見つけて、早く削って詰めれば安心です・・ではないのです。

例えば糖尿病と診断され場合、ただ糖尿病の薬を飲めば治るでしょうか?
いいえ、糖尿病になった原因は何かを探り、食事・おやつ・運動・他の疾患等生活習慣の見直しなくして、病気の解決はありません。とても大変ですが、今では医師だけでなく
看護師はもちろん・管理栄養士・理学療法士・カウンセラー等多くの専門家が関与して、その方の病気の原因にアプローチして、薬に頼るだけでなく解決に向かう方法を考える医療に変わってきています。もちろん患者さんご自身がなさること大なのです。このような双方の取り組みで、病気の進行を解決し、遅らせ、余病の発症を防ぐのが予防です。

歯科も全く同じで、虫歯も歯周病も「バイオフィルム感染症」ですので、それぞれのお口の中の資料どりをし、患者さんとデータ踏まえた現状を共有し、お口の中の原因である汚れのコントロールをしてから、必要な処置に入ります(緊急時は別ですが)

お口の中に汚れがあるのに、どんな名医が治療しても、もつはずがありません。
ですので、以前よく言われた、”早期発見早期治療”でなく、「早期発見早期管理」になったのです。

原因菌の塊であるバイオフィルムは、トレーニングと経験踏まえたドクター・主に歯科衛生士が除去します。簡単に歯石除去と言いますが。歯茎の深いところの歯石は、探知するだけでも大変で、丁寧に除去するにはそれなりのテクニックが必要です。

皆さまのお口の健康。ひいては全身の健康に寄与するため、朝霞中央歯科クリニックは
労力惜しまず、丁寧な治療を心がけております。それには患者さんそれぞれとの十分なコミュニケーションが欠かせません。
お天気のよい絶好のお出かけ日和に貴重なお時間を「歯のメンテナンス」の為に割いて下さる皆様のご努力に敬意を表し、ご健康維持にお役に立ちたいと常に考えております。

年齢を重ねるごとにご心配事や、思わぬ疾病の治療に突入の方もおられますが、そんな時でも、「お口の中がよい状態になっていればこそ」と言う全身とも大いに関係する大事なこのことを、皆さま方と共有し、ともに伴走する歯科医院でありたいと思います。

再び堀口大学さん

前にも載せたこの石碑の詩歌。再びやはり見いってしまいました。           

     自らに

     雨の日は雨を愛そう
     風の日は風を好まう
     晴れた日は散歩をしよう
     貧しくば心を富まう
                            堀口大学 第11詩集「白い花束」より

錦玉(きんぎょく)

遠くからいらっしゃる患者さんが「桜の錦玉」下さいました。「あらっ錦玉」と申し上げたら、錦玉知ってるの?と嬉しそうにおっしゃって・・。若い方はご存じないかもですが
ある程度の年齢には懐かしいお菓子です。

錦玉は、糸寒天を煮て溶かし、砂糖を加えて型に詰め、冷やし固めたものです。最近では、金魚の形とか・・で随分見かけるようになりましたが、「錦玉」と思って
お買いになる方も少ないのでしょうか?日持ちもしますし、重宝な甘味です。

ご家族内に介護が必要な方が出来たのに、歯のケアには伺いますよ・・と出かけて下さり、その上のお気遣いでした。道中買い物なさって気が少し晴れたのでしょうか?明るいオシャレをなさって少し晴れ晴れしたお顔で安心しました。「無理しないで下さいね・・」と言う気持ちでお見送りしました。おからだ大切になさいますように。

”あさイチ”(3・19)をオンデマンドでご覧下さい。

3・19のあさイチ 特集 受動喫煙は皆様に大変な反響を呼んだようです。

オリンピックがあるからだけでなく、喫煙の周りへの影響、受動喫煙は思った以上に健康被害が大きいことを、あらめて番組で知りました。この” あさイチ”では、大和浩先生が画像や動画で丁寧に説明されました。この番組見て、保育の現場や、自治体でも反響を呼んでいます。

「タバコはダメ!ダメ!」と声高に叫びたいのではなく、タバコの健康被害は、吸う方だけでなく、周りにも想像をはるかに超えるダメージがあるからです。もちろん一番被害を受けるのは吸う方です。昨今は吸いながらやめたいと思っている方も多いと感じています。

ですので、現実を知って、できることならなされば!リスクは軽減できます。

どうぞ、お時間ありましたら、3・19のあさイチ”特集・受動喫煙”ご覧いただきみんなで考えるきっかけにして頂ければと思います。

間合い

最近若い人の間で「純喫茶」が評判と聞きました。じわじわと口コミで伝わり、昭和の雰囲気の中、静かにコーヒーや音楽を楽しむ方が増えてるそうです。若い方で、純喫茶巡りが流行っているようです。

ちょこっとしか見れませんでしたが、テレビである純喫茶が紹介されており、そこのマスターは武道の達人とか・・。「対面して静かにコーヒーを入れて差し上げるって、なんだか武道に通じるんですよ」と仰っていました。

何でも、武道の「間合い」が「接客に通じる」んだとか・・。
このお店探して訪ねてみたくなりました。ロッキングチェアがありました。

支える家族も同じぐらいつらい (朝日新聞投書欄より)

2ヶ月ほど前の投書欄。見過ごせない記事でした。日ごろ患者さんからお聞きしている事やらを思い出したからです。以下に引用します、(朝日新聞からです)

☆がんになると一番つらいのは患者本人ですが、それを支える家族も又同じくらいつらいということをもっとわかってもらえたらと思います。
夫は6年前の夏大腸がんになりました。それがわかった時の衝撃は今も忘れられません、死と隣り合わせの恐怖。生活に対する不安。検査の数値に一喜一憂する日々。夫を動揺させまいと一生懸命平静を装いましたが、心はいつも折れそうでした。3人の子供たちは、それぞれに悩みを抱えて忙しく、とても私の本音を話すことはできませんでした。
インターネットのサイトを読んでも「家族は患者のイライラを笑顔で受け止めること」と書かれているものが多く、支える側の苦しさに寄り添ったものは少ないと感じました。友達には「しっかりして」と叱咤激励され、相談したことを後悔しました・・。
そんな私を支えたのは、ネットで見つけた元厚労省事務次官の村木敦子さんが言ったとされる言葉です。「考えても仕方のないことは考えない」。ひたすらその日の無事を祈って積み重ねた毎日は、おかげさまで7年目を迎えました。  と言うものでした。

今、病院では患者さんご本人だけでなく、患者さんのご家族の心のケアも重要視され、カウンセラーだけでなく、様々なプロが対応に当たっています。又ドクターや看護師さん達も、忙しい中にも心を配って、寄り添って下さるようになりました、ですので、この投書なさった方は、そのようなチャンスがおありになかったかと思うと、お一人で抱えてそれはそれは厳しい毎日であったと想像されます。
やむを得ずインターネットにすがって、情報集めにもがいたお姿に、だれでもいいから
手を差し伸べ、声かける人はなかったのだろうか・・とも思いましたが、当事者として、周りの声が耳に入らぬほど、たとえお声がけがあったとしてもご主人のお世話にいっぱいいっぱいでらしたことも、容易にうかがえます。

インターネットが欠かせない時代になりましたけれど、でもやっぱり、アナログですがお声がけは大事だと思います。そしてできれば相互の会話が大切です。例えば美容院でも床屋さんでも、たわいのない話をすることでホッとすることありませんか?

先日ある業者さんから、荷物の事で電話いただいた折、「ご親切にいつもありがとう」とたった一言言っただけで、電話切る前の空気がガラッと変わり、若い女性社員さんから思いがけず「こちらこそいつもありがとうございます」と言われ、良いキャッチボールになったと気持ちよく電話を切りました。

ついでに先月こんな記事もありました。
物と心は異なる動きをします。ものは手で触れたり、見たりできます。又どんな物でも使えば使うほどいたんだり、減ったりしますがこれに対して「心」はどうでしょう。
他者を思いやるほど心豊かになります・・と書いてありました。その都度かえって心は培われていくと。但しプラスの心を持てば善意が増えるが、マイナスの心を抱けば憎しみや悲しみが増すと。人をいじめれば相手が傷つき、自分の心も貧しくなるように。プラス思考とマイナス思考には大きな違いがあることをあらためて感じさせられた記事でした。

「思いやる」と言う言葉は簡単そうで難しく、また難しそうで簡単かもしれません・・。

この「患者家族も同じくらいつらい」の投書を忘れないでいようと思いました。

 

 

 

 

老親の庭

4月にしては暑い陽気に、田舎の庭は百花繚乱。ぼけの花、海棠、雪柳、山椒の木には小さな花の蕾。蕗の薹はすっかり葉っぱになり、芝桜やムスカリも絨毯のよう!一人では歩けない父97はヘルパーさんに車椅子介助されひととき楽しんだようでした。97からみたこの花々はどんな風に見えてるのだろう・・と穏やかな目の父を眺めては、97歳ってどんな風に何を考えているんだろうと思う私です。

つばきの花

ぽったり!と言う表現がいいでしょうか?
木々が新芽の美しい頃に、濃い緑の中にぽったり咲く、堂々たるつばきは女王様。別格の美しさですね。

待合室に四季折々いろんなお花を飾りますが、お子さん含め、皆さまがお花に目をとめ、季節を感じ、関心もって下さるなかから会話が生まれ、お口の中のご相談がしやすくなるように感じています。

通りがかりの道や、思わぬところでもお花に目をやる、診療室でも各個室にある花に目をやる余裕をもって患者さん方に対応したいものです。穏やかな会話を踏まえて、きっちりしたケアを提供したいと思っています。

受動喫煙心配です

東北道・羽生インターです。
スタバの隣は「立派な喫煙所」
自販機満載で飲料を飲みながらタバコ楽しめる仕組み。扉がないのです!
だから外まで煙いけむい・・!!

スタバの隣でソフトクリーム買った女の子が何も知らず,喫煙所の入り口付近で食べてたので、思わず「タバコの臭いしない所で食べましょうね」と促したら、「何で?」と聞いてきたので、「臭くない?」と聞くと「臭い!」と。「タバコの煙や臭いは病気の原因になるのよ」と伝えたら移動してくれました。

近くには、”妊婦さん専用駐車場”と明示され、知らないと言うことは怖いことだなぁと思うと同時に、どうしたら正しい健康情報が伝わるのだろう・・と考えてしまいました。
先日のNHKあさイチを夜でもいいので、再放送望みます。

このパーキングエリアの喫煙所から出てくる喫煙者は、その場で他人の受動喫煙自分も受け、たっぷり吸って車の中に同乗者、もし子供が乗っていれば、その方々にものすごい受動喫煙受けさせることになります。さぞ車の中はタバコ臭満載!でしょう。お子さんだけでなく同乗者が心配されます。

歯科と禁煙コラボヘルス

国立ガンセンターで上記のセミナーに参加して来ました。以前教えて頂いた日大の尾崎先生、 福岡歯科大 の埴岡先生、それに今回は朝日新聞の産業医さんの素晴らしい健康支援の取り組みを拝見し、ビックリしました。

とてもきめ細かい支援に本当に驚き、企業の健康経営の取り組みが本格的に進んでおり、お口の中が全身と大いに関係していると言う理解のもと、タバコとの関連もしっかり捉えてサポートなさってることに感動すら覚えました。

当院も手綱緩めず、それぞれの状況踏まえ、お気持ちを尊重して禁煙支援を続けていきたいと思います。先日の加熱式タバコのシンポジウムも踏まえ、
電子タバコも加熱式タバコも”タバコである”という認識のもと、皆様に正しい情報を伝え、特に子供達への受動喫煙を頭に置き、活動続けてまいります。

 

ミッケに夢中!

自分のメンテナンス終わり、安心したんでしょう?
メンテナンス中のお母様の個室を出て、待合室の本棚へ。ミッケの「ゴーストタウン」から目が離せません。笑っちゃう位夢中!

ページめくるたび、興味津々。こういう風景見ると、お子さんが方に良い絵本・想像力高まる本をまた見つけて揃えてあげようと思います。
小さい頃出会った本って覚えてるものです。

そして何度も何度も、気に入った本は読んでくれるものです。
もういいかな?全員読んだかな?処分しようかな?と思うときもあるけれど
迂闊に処分はできません。又読みたくなって、前に読んだ本を探してる子供達をよく見るからです。
子供ってホント可愛いですよね。だからこそ、良い刺激・栄養になる本をそろえてあげたくなります・・。本屋さんに又探しに行こうっと!

チョウチョもいます

花屋さんで見つけたきれいなチョウチョ。患者さんと会話の糸口になればいいかな?と飾ったら、皆さんビックリなさりながら「本物のはずないわよねぇ」

中央歯科はお口の専門家ですが、メンテナンスも処置も、患者さんと十分なコミュニケーション取れてればこそと考えています。ですのでそのきっかけになる様々な小さなグッズを置いています。
小さな会話から始まる患者さんとのやりとり。何より大切にしたいものです。

ぐんぐん

4番個室の蘭。昨年大振りの立派な胡蝶蘭が咲いた後、株分けしたらラッキーにも寒い冬を乗り越えて芽が出、急にニョキニョキ!どこまで伸びるの?ぐんぐん!

花台の胡蝶蘭はアッチにもコッチにも芽が伸び花が咲いて、満員御礼状態。キッパリ剪定すればいいのだけれど、躊躇してるうちにこんな状態!昼休みに院長が枝を糸で棒にくくり、何とかカッコつくようしても追いつかず・・。

患者さんも笑いながら「よく咲きますねぇ」と。たくさんの方に見ていただき、声かけて頂き、お花はよろこんでいますよ!とは栽培農家さんの言葉。
お褒めの言葉が何よりの肥料だそうです。

 

 

お土産いただきました。

久しぶりのメンテナンス患者さんから、遥々ペルーのお土産いただきました。楽しいお話しのひとこま伺って、充実なさったご旅行であったようで何よりでした。当院には、他に昔ペルーのある会社の支店長でらしたご夫妻も居られ、かつてのお話しを伺ったこともありましたので、遠い国ペルーにおもいを馳せました。チャンスがあったら行きたいものです。遥々有難うございました。

折々のことばより

三つ目の耳を持ち、彼ら(患者さんたち)が言っていることでなく、言わないでいること(言えないでいること)を聴きなさい。  
                       ジョアン (緩和ケア専門ナース)

英国のホスピスを訪れた神宮寺の住職、高橋卓志に「死を支える」ことの意味についてナースはこう述べた。
苦しみは何より忘れたいもの、消したいもの、語るのが辛いもの。だから、苦しむ人のその引きこもりごとを聴かねばならない。
これは「生を支える」場面でも言えること・・と。   神宮寺の寺報・終刊合号から。

奈良生駒市の画期的な取り組み

「タバコを吸った職員は45分間、エレベーターの利用を禁止」などの新たな受動喫煙対策を生駒市が来月から始めることになったというニュースがありました。

5年ほど前から、市役所の庁舎内を全面禁煙とし、屋外に喫煙所を設けるなど、受動喫煙による健康被害の防止に取り組んできた生駒市ですが職員から「さらに対策を強化してほしい」と提案され、市は来月一日から新たな対策をはじめることになり、29日周知を呼びかけるポスター提示となったようです。

     新たな対策は、市の全職員が対象で、喫煙後も45分間は体内から有害物質がで続けるという、産業医大の大和浩教授の研究結果に基づき、この間のエレベーターの利用が禁止となるようです。又勤務中は昼休みを除いて禁煙とするなどの内容です。

罰則はなく、職員一人ひとりの良識に委ねると言うことで、生駒市人事課の田中課長は「タバコを吸う人も吸わない人も気持ちよく過ごせるように、職員も努力するので、市役所を訪れる市民の皆さんにも協力をお願いしたい」と話しているそうです。

先日ご案内したNHK「あさイチ」ご覧になってさっそくの自治体の対応に拍手を送りたいと思います。受動喫煙受ける人々だけでなく。喫煙者の健康を一番に心配致します。