玉子の殻を割る常識

TKG(玉子かけご飯)やすき焼きなど、食事の時に鶏の玉子を割る機会は少なくないでしょう
では、あの玉子、縦方向と横方向、どちらを叩いた方が割れやすいでしょうか?これって意識したことなく、どなたも横方向に割るんじゃないでしょうか?
聞かれてみて「縦に割ろう」など考えたことありませんでした(以下ある栞に載っていた記事です)

この常識にMIT(アメリカのマサチューセッツ工科大学)のチームが疑いを持ち、毎年新入生を対象に玉子落としイベント開催してた経験から(これも不思議なイベントですよね)、縦の方が割れにくいと言う常識に疑問を持ったというのです(それ自体がスゴイ!)

そこで数百個の玉子を使って実験したところ(これもスゴイ!)縦方向の方が圧倒的に割れやすかった!という結果になったんだとか。何故でしょう?
実は玉子の殻は堅牢な印象があるけれど、実際には柔軟性があるそうで、それが横方向に落とした時大きく作用し、衝撃を吸収して割れにくくしているのだそうです
一方、縦方向に落とすと、柔軟さを発揮できずに、衝撃を受けて割れてしまうということです

横方向の方が割れにくい。しかもその理由が、殻の柔軟性にあった。へーっと思い、私の常識は覆されました

仏教には「本来無一物(ほんらいむいちもつ)」と言う言葉があります。あるものに対して自分たちは様々な意味や価値を付与しますが、それらによって本来のもの自体がかえって見えにくくなってしまうことを諭した言葉です。もしかしたら「常識」も、もの自体からの乖離を誘うことがあるかもしれません

さて、縦方向の方が割れやすいと知ったので、普段の料理時にも縦に割ろうと思ったあなた。ちょっと待ってください。MITチームはそれをすすめてません。というのは、縦に割ると、玉子の殻が細かく割れ、中身を取り出しにくくなるので、料理時には不向きとのこと。縦割りは、最初の労力は小さいが、後処理の労力は余計にかかる
目先のことを求めて本質を忘れてしまっているのは玉子割りだけではありません(以上・松本知量)

と言う不思議な記事でした(偶々手にした栞に書いてあった記事。玉子割るとき、縦に割ったらなど考えてもいなかった私、これ読んでフフフ‥、ヘーッと思いながらいろんなこと考えました・・)