インフルエンザ蔓延!!!お口のケアが大事です。

朝から晩まで、インフルエンザのニュースを見ない日はないほどの今日この頃です。先日は子供がベランダから落ちインフルの薬によるものだとか・・。若い女性がホームから落ちて死亡のニュースも、インフルエンザにより、ふらつき?があった・・などとコメントされています。具合悪くて受診しても、インフルと判明するまで、ある一定の時間がかかる・・と言うのが混乱の理由です。熱が出るかどうか・・も大事ですが、節々の痛み・だるさなどあったら、熱はなくともインフルの検査を!をと促しています。

当地では学級閉鎖ではなく、学年閉鎖。
当院スタッフの一人は、受験生抱えているので、なお心配しています。

前にも書きましたが、当院では受診前に必ず”うがい・手洗い”をして頂いています。「家を出る前にしてきましたよ!」と仰ってもです。この受診前の「おねがい」が、皆様の意識を高め、お口のケアにもつながっています。つまるところ生活習慣ですね。

そのせいか? その成果!?(駄洒落です・・)
当院の患者さんに、インフルエンザにかかる方少ないように思えます。それは、日ごろから「お口のホームケア」が習慣になってらして、お口の中をきれいにして当たり前だと
思ってくださっているからでしょう。

何か月に一度のメンテナンスの時には、ご自分のお口にあったお口のケア用品(歯ブラシ・フロス・歯間ブラシ・フッ素・キシリトールガム等)を補充なさいますし、体調崩されたり、たまさかご入院などになると、すぐお口の状態が変わられるので気づかれてお電話くださることも多く、「すごいなぁ~」と尊敬致します。お口のケアが習慣化されることによって、全身の状態にも気づきが生まれる。こんなうれしいことはありません。

このところのインフルエンザの放送では、必ずと言っていい程、「お口の中をきれいにすることが予防」と言っています。

又マスクすることも、飛沫感染からの予防だけでなく、ご本人が「顔や鼻をしょっちゅう触らないようにするため」と補足されるようになりました。

たしかに電車などで見ますと、特に男性はよく顔を触っているように見受けられます。インフルエンザは抗生物質が効かないように、唾液・鼻水などの飛沫感染や接触感染ですので、つり革・ドアの取っ手などが言われるのですね、マスクすれば触らないかも?と違う意味でいいかも?とおもいます。

どうぞ皆様も、お口のケアをなさって、このインフルエンザの猛威からご自身を守って下さい。そうそう、十分な睡眠と栄養のある食事も大事ですと書き添えます。

うつらない・うつさない!
基本的なことをきっちりやって乗り切りましょう!

国が違うと・・

用事があって久しぶり銀座。ランチに入ったビルの化粧室。何だろうこの張り紙。

トイレで足洗う?祈る?事情わからずビックリ。きっと宗教的な何かなのでは?位しかわかりませんでした。

そうそう思い出しました。葉山の神社の手水の所に、「ここで水着を洗ったり、からだを洗ったりしないで下さい」と張り紙あって、ビックリしたことがありました。外国の方か、日本人かわからないにせよ、又お国によって習慣や理解の差があるので、わかりやすい説明がいるかもしれませんね。。

昨今は理解が広まったとは申せ、ラーメンやおそばを食べるときの「ズルズル」という音も、日本以外の方には相当な違和感だとか。最近は音立ててすすっておそばを食べる外国の方も現れた・・とあるテレビでは伝えていました。昔は銭湯や旅館のお風呂の入り方が、問題になったことがありましたっけ!

オーバーツーリズムも問題になっていますが、このような国による習慣上の問題とかは、知ると同時に細かな説明が必要ですね。それをしないと、習慣や理解の差が、思わぬ行き違いを生じそうです。

曖昧な物言いする日本人には、一番難しい問題だけど、こうして欲しい、こうはしないでほしい、何故なら・・と具体的な表示・説明が必要かもしれません。

「医療で生活の邪魔をしない」それぞれの最終楽章より・・(朝日新聞)

95歳の義母・90歳の母を抱えこのシリーズは、とても気になってよく読ませて頂いています。⑤助け合いの町でで、永源寺診療所長・花戸貴司先生は「医療で生活の邪魔をしない」を肝に銘じていると書かれています。

病気になった時、その人の生活を支えるために、医療と介護のバランスが大切だと。介護が必要になった時には、出来るだけ医療を控え、生活を支える介護に重点を置いた方が楽に生活できる。それは決して医療を諦めることではなく、本人の希望をかなえ、より豊かな人生を送るために必要なこと。そんな生活を邪魔しない医療は「最高の医療」であると、確信しているとありました。

私達歯科は、まさに生活者医療。
ご高齢の方が増えてきて・・と言うより、初診から10年・20年と定期メンテナンスにお通いの間に年齢を重ね、どうしても全身の疾病が起こってくる方が出てきます。それでもご自分で暮らせてる内はいいですが、他人のケアが必要になってくると、様相はガラッと変わります。

この記事にある診療所長の言葉は、地域医療に徹しているからこその言葉と、深く心にとめ共感しながら、私達はお一人お一人に何をして差しあげるべきか、何はしない方がかえってよいのか・・、その方お一人お一人、医療と介護のバランスに配慮して、熟考しながらと思います。

ニシンのサラダ

学生時代からご厄介になった?ロゴスキー。
学生だったので、ピロシキとボルシチ位しか食べられなかったけれど。何十年ぶりに伺っても相変わらずの美味しさでした。こんなきれいなニシンのサラダは、丁寧にシルクルで作ってあって、見た目もきれいだし、本当に相変わらずの嫌みない美味しさ。家で食べるようなリラックスできる美味しささりげなさでした。

この後のビーツたっぷりのボルシチが実に美味しかったこと。用事があってせわしない食事だったけど、何十年も変わらず守っている味の素晴らしさに頭が下がりました。

時代は変わったようで、メニューにはジョージア風(グルジア風)とあって、このお店の息の長さを感じました。ゆっくり時間作って又来たいお店です。

 

桜の続き その3

「頂いた桜の枝なんと可愛い新芽が出ました!」と、当日咲いていた啓翁桜を土曜日メンテナンス来院なさった方に差し上げたら、メール頂きました。

当院は(日)(月)休診なので、桜が咲ききっちゃって見てあげられないのは可哀想と思い、差し上げたものです。

こんなに大事にしてくださって、桜も嬉しいでしょう。実は我が家でも新芽が出て。それが柔らかそうできれいな透き通った緑で、なんとも美しいと感じていたところでした。

そう言えば一般的な吉野桜も、咲いた後の赤いしべ?袴?がかわいくて私は好きです。花々は開花だけでなく折々が美しいですね。

それにしてもこんなにして愛でて下さって、嬉しいメールでした。

レインボー菊

ホームにいる母を訪ねた際、いつもながらの玄関のウェルカムフラワーに見とれました。花好きの私でも知らないお花がよくあるので、名札をつけたら如何でしょうか?と申し上げたら早速にかわいいカードでご案内があるようになりました。積極的な姿勢がいいですね。だって、お花の名前が書いてあれば、見る気にもなるし、より見ちゃうし。関心が高まるじゃあ~りませんか?

それでもこの菊にはビックリ!七色で花弁が構成され、つい、作り物では?と裏側を見てしまいました。本物でした(笑)名前は「レインボー菊」初めて見ました。
花弁一つひとつ色が違って正にレインボー!新年初のビックリ!でした。お花業界も、すごいことになってるんですね。

おかげさまで義母95歳元気でした。
ただ何度聞いても90歳と言うので最後は「そうね」と相槌打って降参。まぁいいでしょう、よくあることですから・・。冗談いえるだけ元気なのですから有難いことです。

新聞に

新聞広げてアッと声出しそうになりました。
見開き片面いっぱいに油まみれの鳥。右の紙面にこんな言葉。宝島社でした。

ゆっくりゆっくり噛みしめて読みました。
大いに考えさせられます。

 

ロウバイ

田舎に行った折、ふっといいにおいがしたので、足を止めて見上げると、満開のロウバイでした。電線が邪魔ですが思わず写メ。いいにおいをお伝え出来ず残念です。
ウ~ン、いいにおい!

いくつになっても…嬉しい日♪

お誕生日会をしていただきました!

美味しいケーキに可愛いプレゼント\(^o^)/

 

凄くキレイで良い香り♪

ヘアゴムは本物の飴をコーティング!!隣はアイシャドウ!!

                    

ハリネズミちゃん!!!

ご対面~~(*^。^*)

本当に嬉しい誕生日になりました。

いつまでも可愛い女性でありたいと思います♪     さとう(*^。^*)

かくれ誤嚥!

ここ何日雨もなく、乾燥状態が続いています。
寒いのでおっつけ暖房に頼りますから、私達の体は超乾燥状態です!

窓口で患者さん方に伺っても、「お茶飲んでますよ」と言いうものの、一日1・5リットル以上飲まないといけないそうですよ・・と申し上げると、だいたい「そんなに?」と仰います。まあお食事の汁もの等水分含めてですが・・。

たとえ水分取っても、年齢とともに”口が乾く=ドライマウス”は否めません。
私は大丈夫よ!と豪語される方のお肌を見ると、かさついていることも多く、ご自分では意識してないかもしれない・・と危惧します。

実際メンテナンスでも治療でもお口を開けて頂くと、診療用のミラーが粘膜にくっつきがちな方や、見るからに乾燥してるなぁ~と言う方も多く、舌(ベロ)見てもドライマウスは明らかにわかります。

以前はなかったことですが、最近ではテレビで「誤嚥」という言葉、「誤嚥性肺炎」という言葉を、耳にしない日はなくなりました。新聞の死亡欄にも「誤嚥性肺炎による」と書かれることもしばしばです。

このように、口・喉が渇いたままですと、”かくれ誤嚥”を起こしがち。それが肺炎に繋がり、怖いですが死に至る場合もあります。

ですので、お食事後だけでなく、寝て起きたら、まずうがい又は空ブラシ(何もつけずにブラッシング)しましょう。ペッと吐いた唾が濁ってるはずです。このように、起きてすぐ召し上がらず、必ず口の汚れを取ってからにしましょう。

誤嚥性肺炎を予防するには、➀水分を取る ②歯の・お口の中の汚れを取る ➂香辛料などをうまく使い唾液を促す ➃顎の下の唾が出るポイント(唾液腺・顎下腺等)を指でマッサージして唾液を促す等々。➄よくしゃべる(ベロを動かす)・笑うなど、ちょっとしたことが喉の渇きを助けます。

このあごの下のマッサージは、数年前から待合室で皆様にお教えしますと「アラッ、ほんとに唾が出るわぁ~」と皆さん仰います。がその後なさってますか・・?

どうぞ日ごろのエクササイズというより、”ながら・・”でいいので、ぜひなさってみて下さい。特に口開けて寝る方(ほとんどの方でしょうが?)は朝起きたら口はバリバリです。私は大丈夫!!と過信なさらず、相手はバイ菌、目に見えない強者ですから、油断大敵です。

面倒くさいと仰らず、ちりも積もれば・・ですので、是非になさってください。
寒さもこの一二か月です。肺炎など起こさないようになさって、元気に乗り切りましょう。

追記・ラーメン・麺類など召し上がる際、コショウ・七味唐辛子などの香辛料振ることは
   唾液も出てとても良い!と東北大学佐々木教授により検証されています。但しやり
   過ぎはダメです。喉を傷めます。ほどほどに。    
   

レアチーズケーキが食べたくて

急にレアチーズケーキが食べたくなり、イートインのあるケーキ屋さんに朝から車を走らせてしまいました(笑)

平日の11時、こんな時間にケーキを食べている人もなく、店内には私一人。

静かで優雅な時間を堪能しました(*^_^*)

これでいいのか?と自問自答しながらも、やっぱり美味しいものを食べている時が一番‘幸せ’なのです!

 

      受付   小室

 

ある日のランチ

契約農家さんから仕入れた野菜を使ったこだわりのバーガー屋さんに行ってみました。

かぶりつくには大きくて、ナイフで切るには具が多すぎて綺麗にきれず、崩れてしまいました(-_-;)

でもパンも焼きたてで、とても美味しかったです\(^o^)/

朝霞台にあるお店ですので、詳しくは受付小室まで・・・こっそりお教えします(笑)

再び ネガティブ・ケイパビリティ

昨年このコーナーにご紹介した、帚木蓬生さんのこの本。時々引っ張り出して付箋付けたところなど読み直しています。読み直すと、以前はつけなかった付箋を、新たに付けたくなったり、依然付けた付箋を外したり・・面白いものです。

今回もこの一文が気になりました。

 寛容は大きな力は持ちません。しかし寛容がないところでは、必ずや物事を極端に走ら   せてしまいます。この寛容を支えているのが、実はネガティブ・ケイパビリティなのです。どうにも解決できない問題を、宙ぶらりんのまま、何とか耐え続けていく力が、寛容の火を絶やさずに守っているのです。

何度でも読み直したい本になりました。

秋吉敏子さんのピアノ

昨年コンサート案内見て、あの秋吉敏子さんが来日されコンサートあることを知ったものの、こちらの事情が許さず涙をのみました。年明けて新聞のテレビ欄に彼女の名前を見つけ、深夜でしたが頑張ってテレビ前に陣取りました。

あの秋吉敏子さんも米寿とか。良きパートナーのご主人は78よ!と笑ってご紹介。サックスとフルートの名手のご主人と、息のあった!なんて言葉ではすまない最高なハーモニーで聴かせてくれました。

若くしてバークリー音楽院で日本女性初めての評価を受け、その生き方がジャズの大御所を動かし、中でも私も大好きなオスカー・ピーターソンとのツーショット見て、あの時代に凄いことだなぁとお人柄と実力に感じ入りました。

凄い人・秋吉敏子さんなのに舞台の上では実にさりげない。デューク・エリントンに捧げて作曲された「ユーロジー(賛歌)」という曲はジャズと雅楽が融合したような大変美しい曲でした。

歳を重ねるごとにこのさりげなさ。何という品の良さでらっしゃいましょう。素晴らしい秋吉敏子さんのピアノから、日本人のゆかしさが溢れて心を打ちました。
歳を重ねると言うことは引き算の美学かもしれません。なんとも豊かな深夜の放送でした。

BS放送より

 

京都御所の公開番組を拝見しました

庶民にはほど遠い話ですが、たまたまBS放送で特集でした。

12メートルもある黒漆のテーブルを作るまでの過程が明かされ、奈良の杉林を一本一本相応しい木を探すご苦労から放送され息のみました。日本の職人さんの思いいれと仕事の凄さを垣間見ました。

かといってどなたも「どうだ!すごいだろ!」ではありません。それどころか?プロの仕事を極めつつ、さりげなく全体がまとまるようにと、それぞれが凄いプロでらっしゃるのに考えて調和を取られていました。漆塗りのプロも12メートルもの板にむらなく仕上げるのは超人的な技術でしょう。

截金の細かい作業。息つかいを止めてなさっているような細かな作業が画面から伝わり、テレビを見ている私も息のむようでした。日本の工芸技術は圧巻です。

お料理担当なさる方も、ゲストの好みだけでなく、お国柄や拘り等々配慮して用意なさる大変さがおありのようでご苦労がしのばれますが、お残しなく召し上がって下さると望外の喜びと仰っておられました。

又花のご担当も、これまたゲストのお国を思い浮かべながら、特に和花専門の業者さんも居られて、随分懐かしい野山の花も画面から鑑賞できました。「かわらなでしこ」等最近は見ませんし、ビックリしたのは「美男かづら」という実物で、これは鬢付け油を取る実だそうで初めて見ました。その他時々花屋で見る小菊で面白い花弁の菊が「まつ毛菊」と知りました。野山を再現するような、まるで野山を歩いているとき、ふと風に揺れるがごとくに、お泊りになる洗面所の一輪挿しにさした草花に、滞在を寛いで頂きたい・・と言うさりげないお気持ちが伺えました。

それぞれのパートの方々がゆかしいお気遣いの元、海外の賓客が日本の心遣いを感じて帰られるようでした。よい番組でした。再放送望まれます。

当院は歯医者けど~

新年の診療が始まりました。
スタッフとは一週間ぶり?おもいおもいに年末年始を過ごして、例によって
美味しいもの片手に出勤(笑)。
当院スタッフはみんなグルメな上に、可愛い!美味しいもの探しが上手。

うちは歯医者ですから、もち、食べたあとのお口のケアはバッチリです。
皆様も召し上がったら、お口のケア忘れないで下さいね。

今年も美味しく楽しく、元気に参りましょう!

かわいすぎるーーーーーー(*^_^*)

先生からスタッフにと 仕事はじめにいただきました。

フムフム(*^_^*) とても縁起が良さそう♪♪

 

そのサイズにビックリ!!!!!

歯ブラシやガムのボトルの隣の点?????

点じゃありません!!(笑)

それが ふところだるまさん です\(^o^)/ 

大切にお財布に入れますね

 

啓翁桜

昨年の仕事納めに先生よりスタッフ皆にいただきました。お正月にと私たちに買ってきて下さったんと思うとお気持ちがとても嬉しかったです。
温かい部屋だとお正月前に咲いてしまうから・・と玄関で飾っていたら、長持ちして元旦でこのような開き具合♪  

その2日後

  

こらから どんどん咲いてきそうです!!

一昨日の診療開始日、診療室に飾ってある啓翁桜を見てびっくり!!!
こんなに咲いていました。お休み中窓際が心地よかったんですね。留守を
守ってくれてたみたいです。

\(^o^)/すごーーーーい  きれいです♪

息子も、桜咲く!になりますように。

お正月♪

新年そうそうに生まれた息子(笑)
誕生日会も恥ずかしい年頃になりました(*^_^*)

今年はいよいよ受験がせまって 慌ただしいお正月でしたが初詣に行き合格祈願!!

受験生のみなさん あと少し!体調に気をつけて頑張りましょう\(^o^)/

支える家族のみなさんもファイトです!!

本日から私も仕事開始。
診療室には山形の啓翁桜が飾ってあり、お休み中先生が準備されたようでした。
息子も私も風邪ひかないでがんばります!

 

                       佐藤♪

新年・初読書

何かと追われて斜め読み読書だった2018でした。今年は本を読む時間を確保出来るような余裕持ちたいと思いつつ年末に買い込みました。樹木希林さんの本は売り切れ。さもありなんいらっしゃらなくなって、その折々の何気ない言葉が思い出され大人気です。この2冊はどうしても読みたかったもの。楽しみです。この他女性誌、いわゆる週刊誌、テレビ。情報の洪水の中にいて、自分なりに考える機会をくれる本は栄養のある食事みたいですね。

猪突猛進

 

例の山藤章二のブラックアングルです。
猪突猛進もじって、「ちょっとずつ猛進」な~るほど。

日頃患者さん方に「転ばないようになさってください。寝たきりになったら大変ですから」とお話しし、フレイルやオーラルフレイルをご理解頂くように努め、サルコペニアまで歯科医院がお話しする時代になりました。自分も仕事をしながら年を重ね、口で言うだけでは難しい事を痛感しています。範を示したいところですが、あちこちイタタ・・なんて言うこの頃です。

しっかり食べて筋肉つけ、適当に運動・ストレッチして血液循環を良くする。世に言う「筋肉嘘つかない!」ですね。前に進みたくとも、今さらホップ・ステップ・ジャンプも出来ませんし、転んでまわりに迷惑かけるのが関の山です。

又年齢とともに、自信がついたのか?人の意見を聞かずにどんどん行っちゃうのも悪い癖です。猪でなくとも年取るとやりがちです。まわりを見ずに暴走!ヤレヤレ・・。

寒いとついついからだをちじこめて歩きます。朝起きたらゆっくり伸びして、ストレッチしながら体の隅々をゆっくりゆっくり起こし、次の行動に移りましょう。足元気をつけてお出かけ下さい。

山藤さん、すてきなジョーク有難うございました。
亥の2019を、ちょっとずつ猛進!で行こうと思います。
笑顔で!

笑顔って作り笑いでも効果ありですって!
ならば致しましょう!
にっこり!

 

ふわふわのパンは美味しいけれど

毎週毎週どこかの雑誌で見られる「健康寿命」の言葉。
フレイルという言葉もおなじみになりました。私達の分野ではオーラルフレイルです!

フレイルとは虚弱の意味。
お元気そうに見えても、転びやすかったり、大きな声が出なかったり信号が点滅する間に歩道が渡り切れなかったり。
運動だけでなく、食事や食べ方にも注意がいるようです。

駅にできた焼き立てパンのお店には、その場でいただけるコーナーがあって、買い物ついでに見るとご年配の方がお一人で食べている姿も多いように思います。

焼き立てパンは美味しいですし、魅力的です、焼き立てはふかふかでほわほわ!歯がご
不自由な方でも召し上がれます。中にカツとかハムとか入っていればまだしも、食べてる高齢者を見ると大概は甘いパンが多いようです。ホットミルクとか牛乳とかフレッシュオレンジジュース(100%)又はスープなどをご一緒にでしたらまだいいのですが、たいていコーヒーにお砂糖とミルクですね。こんな時ついてくるミルクは牛乳ではないのです。オイルから作られたものです・・。

手軽なカップ麺や菓子パンばかり食べることも、栄養不足=フレイルの原因の一つと言われています。でも特に70代以降、夫や妻に先立たれて”おひとり”になれば食事が面倒になるのもわかります・・。ついお食事が手軽なパンになって。

このように柔らかいものばかり食べていると、お肉などが食べられなくなり、噛み切れなくなり、タンパク質不足に陥りかねません。甘い菓子パンはそれだけでカロリーたっぷりですので、お腹がすかないのです。おっつけ栄養不足になります。歯ごたえのないパンばかり食べてらっしゃると、低栄養になるだけでなく咀嚼筋も衰え、オーラルフレイルと呼ばれ、老化を加速します。

今流行りの鯖缶など、うまく利用すれば、タンパク質も取れますね。サバだけでなく、鰯やサンマの缶詰も、プレーン味・醤油味・みそ味と結構美味しいので、私も常備しています。ご自宅でしたら、パンのお供に気軽なお魚の缶詰はいかがでしょうか?

外に出てパン屋さんで食事する時も肉類の入ったパンや、チーズや野菜やハムなどののった食事パンの利用をお勧めします。相棒はホットミルクなどでカルシウムも取って下さい。外食は外に出て解放感を味わい、他人との接触も会話もあり、それはそれで高齢者にとって貴重な時間でもあります。

自分の歯でいつまでも噛めるようにするのは、お手入れだけでなく、何を食べるか‼が大事です。食べやすいものばかり召し上がっていると、お子さんも高齢者も、私達も食べる機能が衰えます。だからと言って「硬いものを食べる」のではありません。噛んで召し上がるもの、噛んでおいしいもの、噛む回数の多いもの。心がけると意外とあります。
あえて、スルメの必要はありません・・。

焼き立ての食パンよりも、トーストするだけで、咀嚼力は4倍!になる!ということを知って頂けたら嬉しいです。今はやりのゆで野菜も、食べやすい柔らかさより、食感わかる柔らかすぎない硬さ!にゆでてみたらいかがでしょうか?お酒のお供のスティック野菜は、お子さんにもご一緒にいいですね。

 ☆本年もブログを読んで頂き有難うございました。
殆んど食べログ?でしたが、お読みいただきましたこと御礼申し上げます。来年も身近な話題を中央歯科の視点で?お伝えしたいと思っております。

 来る年も皆様、元気に、大きな声であいさつできますように。美味しく召し上がれますように。くよくよせず前に進むことが出来ますようにお祈りしています。
       よいお年をお迎えください。       中央歯科スタッフ一同より

滋賀県の長寿戦略

滋賀県は喫煙率52%で、全国平均より高い喫煙率でしたが、健康長寿に県が立ち上がり喫煙率は20%に下がったそうです。すばらしいですね。というのも子供たちに禁煙教室を広めた成果らしいです。これまたすばらしい!です。

更に、健康推進委員会を立ち上げてスポーツも積極的に勧め

また更に、「食卓に介入する」ことを決めて、野菜を積極的に摂ることを勧める手段として、スーパーで一日必要な野菜は300gと宣伝し、野菜をタダで提供したりして、すっかり市民のハートをつかんだようです。

又「突撃隣の晩ご飯」ならぬ、役目を担ったお当番の主婦が家庭を突然訪問し、お味噌汁の塩分を見させてもらい、味噌汁がしょっぱすぎるお宅には、お味噌汁の美味しさを保ちつつ、塩分を減らすご指南してるようです。

町ぐるみのこうした健康支援は、みんなで取り組むことにより、実を結び始めているようで他府県の参考になりますね。長野県でも成功しているようです。都内のある区では、
居酒屋さんを中心に、「突き出し」を野菜にすると通達し、多くの居酒屋さんの協力により、区民の意識も変わり、健康データーだけでなく凄い成果を上げていると聞きます。

今朝がたも地元の市会議員さんと、受動喫煙防止の件・電子タバコの件でお話ししていたところでした。首長さんが動かないとどうにもなりませんが、市民の力が集まれば、どうにか何とか動いていくと信じます。特に若い方々がとても積極的に自分たちのこと考えてくれてるんではないでしょうか?

自分事として考えられるかどうか・・。
私も若いころうっとおしいと思うこともあったご近所ですが、今思えば有難かったなぁ~という感じです。特に今こそご近所づきあいが大事です。
老若男女、小さいお子さんから高齢者までが暮らす街で、「自分事として」考えていったらきっといい知恵が浮かぶに違いない!と思うようになった日々です。
皆さんは如何お思いでしょうか?

翼をもったスプリンター!

ちょっと前のテレビで、イギリスのダンス番組に出ている、ジョニー・ピーコックという選手を見ました。からだはご不自由ですが陸上100メートルの選手です。

先ほど、テレビのダンス番組に出てると申しましたが、映像見るに実に見事なんです。彼は、人々の価値観の壁を飛び越え、未知の世界を広げようとしてるんだそうです。

しかし、人の意識を変えるには時間がかかる・・と実感されていてもなお、夢は健常者スポーツのコーチになることだそうです。

日本からも応援したいです!

漸く・・禁煙に。

東武浅草駅、松屋地下入口のドトール。

窓際にオープンな喫煙席があり、松屋の地下食料品売り場び寄る度、自動ドア開く度、ひどいタバコの臭いに参っていました。すごい臭いなんですこれが!
店内から働く店員の男の子が、飛び出てきて咳き込み唾を吐く光景に出くわし、働く環境としてもどうなんだろう?と心配していました。

久しぶりに通ったら、アレッタバコ臭しない!
いい空気!
そしてこの張り紙!

理解頂け「完全禁煙」に踏み切られたドトール浅草松屋店に拍手!致します。
思わず店内に伺い、「完全禁煙にして下さり有難うございました」とお礼申し上げたら
なぜか店員さんも嬉しそうでした。きっと皆さんも、「タバコ臭」に我慢しながら
お仕事されてたんですね。

どちらにも、良かった!
田舎へ帰る折、コーヒーを一杯頂いてみようと思います。
今まではタバコ臭くて、外から見てもあの煙の中でコーヒー頂こうとは、決して思いませんでしたから・・。

良かったぁ!

すみだ水族館

人工海水の水族館、すみだ水族館に行ってきました\(^o^)/

ペンギンにチンアナゴ、アカハタの写真しか撮らなかったのは何故だろう?(笑)

お子さんが多くてなかなか水槽に近づけなかったのが残念です(-_-;)もっとゆっくり見たかったなぁ~~

 

          受付  小室

お餅で救急搬送!

まだまだと思っていたらもう12月も二十日過ぎ。

お正月の用意が始まっています。とはいえコンビニもスーパーもやって下さる時代。昔のような買い置きは少ないでしょう。でもやはりお餅は要ります。

どちらのご家族にも、高齢者がいらっしゃると思われる昨今ですが、毎年「お餅の事故」も多いのです。近年上等のお餅が増えて、伸びはいいわ頂きやすいソフトさなので、つい油断しちゃいますね。お持ちの事故が絶えません。

ちょっと手間はかかりますが、高齢者の食事の専門家・山田晴子さん(日本歯科大附属病院)の提案する「やわらか餅」が本に載っていたのでご紹介します。

一人分材料

  ジャガイモ約20g
  白玉粉  約20g

  ジャガイモをやわらくゆでてつぶし、白玉粉と合わせます。水を少し加えて耳たぶ位 
  の硬さにします。    

  厚さ約7ミリくらいにのばして3~4センチ角に切って茹でます。
  浮き上がってきたら、網しゃくしなどで取り出します。

お雑煮は、高齢者には、水溶き片栗粉で少しとろみをつけると、のみ込みやすくなるようです。鶏肉はつみれにしたり、シイタケには格子状の隠し包丁を入れるなど、ご高齢者もご家族とご一緒したいでしょうから、出来るだけ近づけたお料理でお祝い出来るといいですね。

このように工夫をしたからと言って、過信しないでください。ゴクンと飲み込んだと思ったら、まだお口の奥に残ってる!なんてこともしばしばです。高齢者の食事は急がず、ゴックンを確かめて、次の物をお口に入れるようお気をつけください。

東京消防庁によると、都内だけで毎年100人前後がお餅を喉に詰まらせて救急搬送され、その多くは65歳以上とか。お子さんにも注意が必要ですが、どうぞお正月のお餅、十分お気をつけてお祝いください。

   ごっくんを確かめて次のスプーンを!次の一口を!
皆さまで美味しく召し上がって下さい。

友人宅・・

いつもお世話になる友人宅。ウェルカムの気持ちがいつもいっぱい!今年もどれだけ助けてもらったことか・・。

いつ会っても、いつ電話しても、いつお邪魔しても「ああよかった~」と思う人たち。彼らのように優しさと笑顔をわけられるようになりたいと思います。いつもありがとう!

いくら言っても言い足りない友人です。
それでも、今年も沢山!ありがとう。

メリー・クリスマス!

院内もクリスマス

皆さま楽しみにして頂いている、毎年出してるクリスマス飾りです。未だまだ沢山!ありますよ。各ユニットで楽しんで頂いております。いよいよ年の瀬になりましたね。

メリークリスマス to  You!

 

落ち葉

師走の週末。公園で子供達が落ち葉を積み上げてキャーキャー言って遊んでました。見守るパパママも楽しそう!

通り過ぎた私、何故か焼き芋思い出していました。風情のない私です。

小さい頃田舎では、「石焼き芋のほ~かほか」って言いながら、リヤカーに煙突付いた釜を乗せたおじさんが居たなぁ等と思い出していました。ほっかほかの焼き芋一つ、上着の内ポケットに隠して夜の塾に行ったことも思い出しました。今ならホカロンでしょうね。遠い昔の話です。

クリスマスが近づきました。皆さまお寒いので風邪引きませんように。

雪暮れて・・

休日の寒い朝、田舎に行く車中のラジオつけると、何だか気だるい、だけどニュアンスある歌声。中村晃子?という歌手の「雪暮れて」と言う歌らしい・・。

この季節にふさわしい歌だなぁ~と聞きほれていると、また渋い声の男性アナウンサーが「雪の中目的地に着く前に、日暮れてしまうことを言うのだそうです」と解説。いっぺんに情景が浮かんで、日本語って本当に、なんて美しいんだろうと思いましたよ。

歌って不思議、情景が浮かびますね。幸せなひと時でした。
ラジオもいいなぁ~。

名残り花

入院した友人見舞いに都内の病院へ。師走も半ばなのに、春のような花が咲き誇っていて。よくみるとみんなもう咲き終わりの風情。百日草でした。季節を越えて病院にくる人々を慰めているんだなぁと思い写メしました。

季節も変わって一つ一つの花は小さくなっても、健気に咲いていました。クリスマスの赤や緑の中、春色が残っていましたよ・・。

もうすぐ年も変わろうとしています。何かと忙しいこの時期、花に目をとめたり、とてもしてられませんが、いっとき愛でてみて下さい。

笑ってる暇ないかもしれませんが、チコちゃんでも見て笑ってみて下さい。作り笑いでも効果があるとか・・。ヘーッ(違う番組でした)ですね。
皆さま、お忙しい年の瀬をお元気にお過ごし下さい。

しっかり食べて乗りきりましょう。

再掲載・「あなたが大切」伝えるケア技法。ユマニテュード

何回かここでご紹介している、二人のフランス人が提案する、認知機能が低下した人への効果的なケアの技法、ユマニテュード。先日も、NHKで紹介されました。

見る・話す・触れる・立つ。
ケアが必要な人に「あなたを大切にしたいと思っています」という優しい気持ちを伝えることが出来る具体的な技術4つを柱にしています。

「見る」は正面から瞳に水平に、長くしっかりと瞳と瞳を合わせる。

「話す」はやや低めのトーンで、歌うようにゆっくり、穏やかさを心がけ、前向きな言葉で話しかけ続けます。

「触れる」は決してつかまず、持ち上げず、下から支えるようにして、敏感ではないところから触れます。ゆっくりとパーの手で広い面積で触れ続けます。
見ないこと、話さないことは「あなたは存在しない」つかんでしまうことは「強制と不安」を伝えている。介護する人は知らずに否定のメッセージを伝えているのかもしれません。

「立つ」ことは人としての尊厳を保ち、健康にいい作用を及ぼす。出来るだけ立っていられるように介助をしていきます。

ケアが必要な人が見せてくれるのは、相手の本当の姿ではありません。心の目で見てほしいのですとインストラクターはじめ、考案者のイブさんはいつも仰っています。あふれんばかりの笑顔のイブさん。なんてあったかいんでしょう!仰ること提案なさる所作・・。

普段の生活でも、この4っを覚えておくと、「あなたが大切」伝わるような気が致します。一個ずつでよいので、トライしてみませんか?
まだまだ勉強中の私も夏前、97歳の父を見送る際、折々思い出してやってみましたら、嬉しいほどの反応があって、介護する私達にも記憶に残る嬉しいやり取りとなりました。嬉しいやり取りは双方を幸せにします。有難いことでした。

ユマニテュードの学びは、専門職に限らず家庭でも実践できることばかり。知ってると知らないでは雲泥の差です。本屋さんをのぞいてみて下さい。
「家族のためのユマニテュード」も出ています。一見の価値あり!です。

地元の宣伝です。足利フラワーパーク!

私の田舎は足利市。小さい頃よく遠足で行った早川農園が、足利フラワーパークとなり、素晴らしい藤の花で有名になりました。

最近ではこのイルミネーションが大層有名で、既に行った当院スタッフも、半端なく凄い!と絶賛です。皆様ぜひいらっしゃって下さい。
ただ足利の寒さはそれこそ!半端ないので、暖かくしてお出かけ下さいね。

もひとつ有名な、ココファーム・ワイナリーもあります。お昼間訪ねるのに良いと思いますが山の中にて、なお一層の防寒対策が必要です。風邪引かないようにあったかくしていらして下さい。
足利生まれからのご案内でした。寒いですよ~。

院長先生の誕生日を祝って!

あっという間に師走。院長の誕生日です。今回は院長自ら食べたかった、チョコレートケーキをスタッフが飾り付けました。と言っても患者さんから頂いたダロワイヨの豪華なマカロンで。

このケーキ、電子レンジでチンすると、フォンダンショコラみたいになるのです。ほっこりあったかいケーキに、とろり~と溶けたチョコ。マカロンそれぞれのお味が相まって、美味しい昼休みでした。あらためてお誕生日おめでとうございます。

15分?お昼寝する先生の為にブランケット、あとシャンパン、先日アドマチ和光特集で有名になった、生ハムのような鰹節のおつまみ付きがプレゼントでした。

珍しいお花を見つけましたので

クリスマスクリスマスしてるのもやだなぁ~とへそ曲がりな私。駅の花屋さんに苺が枝になった?みたいなのを見つけました。刺々してるけど触ったら、柔らかくてぷにゅふにゅ。気に入って買いました。アメリカ産だとか・・。

あと何にしょうかなぁと見ると、純白のラナンキュロスと繊細なニゲラが。緑こい枝ものと別の花器に入れることにしてこんな風になりました。待合室で「不思議なお花。何流なの?」とご覧になる反応も楽しみです。院内の飾りやお花は全て「トーキング・グッズ」(会話の糸口になるもの)と考えています。因みに華道の宗派を聞かれたら完全に我流!です。

エリマキとかげ?

友人が入院したので元気づけによった帰り、駅前プラザのレストラン前で、スイーツ好きな家族が「エリマキとかげみたいだよ!」と。

ビックリして!なんのこと?飾ってあるリースにまさかとかげが飾ってあるわけないし・・とウインドウ見れば、クスッ!これかぁ~。

クレープみたいなのがエリマキかぁ~。まあね、見えないこともないけど・・。思わず笑った師走です。通りがかりのかたが、我ら見て笑って呆れてました。(世代によってはエリマキトカゲのCM知らないかもね・・)

深睡眠マクラ?届く!

急に寒くなった日の夜、届いた荷物は?「深睡眠マクラ?」開けたら泡盛の瓶(笑)。大学の後輩先生からでした。

同じ医局で切磋琢磨したお仲間。先日沖縄に旅行され仲良し先生方との懐かしい写メ頂いたばかりでした。美しい紅型模様の一筆箋には、誕生日祝いとありました。お送り頂いた泡盛は、「一種の深睡眠マクラです」との書き添え。飲んべーの医局員らしい最高のジョークですね。

医局時代、皆さんで手術後などいいお酒を酌み交わし、ああでもない、こうでもない・・と論議した時代が思い起こされます。先輩後輩、ない交ぜになり交流しあった貴重な学生時代。いくつになっても有難いことです。ご馳走さまです!歳を考え飲み過ぎないようにしないと、それこそすぐ寝ちゃいそうです。
いい「深睡眠マクラ」を有難う・・にならないように。
でも、まっいいか。

 

 

大きな新聞広告

先日の新聞一面に出た禁煙を促す大きな広告。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)を知らせる意味で、先日亡くなられた落語家の師匠が酸素吸入しながら高座に上がられてる写真と共に紹介されました。
原因はタバコ。

タバコの煙!とはっきりかかれて!当院が禁煙支援始めた10数年前から、COPDの患者数約530万人は減るどころかずっと同じ。残念ながら亡くなる方も多いので数字が変わらないと言うことは、ジワジワ増えていると言うことです。

タバコはホントに百害あって一利なし。吸うとリラックスするんだから全く理がないわけではない・・等と仰る方もありますが、習慣性、依存性の強いタバコはそんな簡単なものではありません。現に今通院中のある男性も、2年も止めてらしたのに、たった一本のもらいタバコで元に逆戻り。「自分でも情けない」と仰るお気持ちに、何とかして差し上げたいとサポート中です。2年も止めておられたんですから、必ず禁煙できる方と信じています。

禁煙は残念ながら三年間は戻る可能性大!と心得て支えています。三年たてばまず大丈夫。一度禁煙に失敗した方も、今一度チャレンジなさってください。きれいな空気と爽快感を実感なされば、ご自分の健康は自分で確保出来ます。

禁煙チャレンジ!
何度でもチャレンジする甲斐をご自分が実感されます。頑張って下さい。そしてぜひ達成ください!
中央歯科クリニックは禁煙・受動喫煙防止活動を続け、なんとかお役に立ちたいと、相変わらず頑張って応援しております。

病室からの日の出!

 

40年近い親交ある友人が有明ガンセンターに入院、素晴らしい手術に加え、真心溢れるケアを受けて先日見事に退院しました。

入院中病室の窓から見えるこんな日の出に、一日の力と希望もらい、前向きに取り組めたようでした。至れり尽くせり心溢れる看護に加え、病院全体がなんとあったかい雰囲気にあふれていることでしょう。手術日に立ち会いあちこち見学して、こんな素晴らしい環境で、精鋭の先生方始めプロフェッショナルなスタッフに支えて頂けるんだ!と思うだけで、患者さんの気持ちは違うなぁ~と感じました。

あちこちに「ピアサポート」の案内も。患者さんのみならず患者家族も救われる!と思いました。病院内のコンビニには、信じられない程本格的な口内ケアの品々。当院でガン治療中の方にお薦めしているものも全部揃っており、スポンジブラシも一番良質なものが安価に紹介されていて、病院全体が患者さんを応援してるんだ!と強く感じ、他の病院もこんな風に、患者さん目線で売店の品揃えされたらいいのに!と思いました。

コンビニで見つけたこの本は、退院後の社会復帰に役立つ素晴らしい内容で、女子栄養大なら確かな内容な上、入院していた友人見ても、その治療と回復段階追った提供食に、NSTがしっかり機能していることが伺えて勉強させて頂こうと、私も早速に買いました。

病気になっても、普通の生活に早く戻れるようあちこちで応援下さってることが感じられる有明ガンセンターでした。多くの病院が、病院食に今一度更なる関心持ってくださること、「食事の大きな役割」を再認識下さることを願っております。

私達は歯科クリニックですが、このような情報もどんどんお伝えして、いつ何時どなたが患者さんになられても、口の中に関心持って下さること、食事の大切さを再認識頂き、日々実践頂くようお話ししていきたいと思います。むし歯治療やメンテナンスだけが歯科クリニックの役目ではないからです。

 

ギフトの設え

夜遅くに届いた茶色の洒落たパッケージ。何かしら?と見ると、あのメゾン・ド・ショコラの文字が。ワァ~素!と開ければ、小さな深紅の八センチ程の箱とシックな雪の柄の瓶がフィルムで固定されて。

友人の気遣いが包装に反映されてるようで、チョコレート頂く前に感激しました。さすがパリのお店。箱を開けた時から感激させられ、味わう前からドキドキしました。有名なオランジェット抜群の美味しさです。

箱を開けた時からがチョコの始まりなんでしょうね。

 

難しいにおいの問題・・

歯科医院ですからもちろん口臭には気を遣いますし、私達が口臭等あってはなりません。
スタッフ全員、昼食後の歯ブラシは、いつもながらみんな丁寧に済ませています。

先日「自分のにおい気になりませんか?」という特集がありました。
「口臭」が断然トップだったそうです。

ところが最近は「スメハラ」や「香害」などという言葉もある位だそうで、こうがいと入れても「香害」とすぐ変換しませんから、最近?の言葉なのでしょう・・。口臭等の他に自由回答で厳しい言葉が目立ったのは、香水や化粧品、タバコなどの人工的なにおいだったそうです。より気配りを求める気持ちが強くなっているのかもしれませんね。

そういえば、患者さんから香水や柔軟剤の香りがきついと、くしゃみが出たりしますと伺ったことがあり、今回の調査でも、昼は柔軟剤・夜はタバコの臭いで窓を開けにくいといった男性の声もあるようでした。

またにおいは「懐かしく感じたり、嫌な気持ちになったりと不思議な存在」「今の日本ちょっとにおいを気にしすぎ」「あまり気にしない社会にするのがよいのでは」とおおらかに構えたら?という意見も載っていました。

季節を感じる良い香りや、愉しい記憶につながる香りがある一方で、生活の中では不快なにおいにも遭遇します。中でも自分や他人の臭いは、当人は気づきにくいだけにデリケートなようです。特にタバコの臭いは、禁煙されたご本人が、以前吸ってた時には気づかなかったけれど「タバコって、服についたにおいも、喫煙OKのお店も臭いね!自分の息も臭かったんだろうね」とほとんどの方がおっしゃるほどです。

ただ口臭も、お手入れがされていない場合の口臭と、何かを召し上がった後の口臭もあり、又唾液が減ってお口が乾き気味で口臭が強い場合もあるので、気になるようなら歯科医院で調べて頂くことをお勧めします。
口臭はないのに周りの人がそういう目で見るの・・と気にし過ぎの場合もあります。気にすればするほど、余計口って又乾くんですね。緊張してもそうですから・・。

いずれにしても、歯科医院でお口の現状を診て頂いて下さい
くれぐれも、一人で悩むことはありません・・。

クジラの胃から・・

皆さんご存知のニュースですが、新聞の記事そのまま載せさせて頂きます。

流れ着いたクジラの胃の中から、大量のプラスティックゴミが見つかりました。ポリ袋やペットボトルはもちろん、サンダルまでも。
その重さは約6キログラムになったと言います。インドネシアであったこの出来事から、海洋汚染の深刻さが見えてきます。

http://t.asahi.com/uluf

先月来、プラスティック製ストロー廃止などニュースになっていますが、このクジラのニュースは現実の深刻さを伝えています。私はめったにストローは使わないので、なければないで、飲み物もいただけるのに・・と思ってしまいますが、そうもいかないのでしょうか?

スーパーの袋の問題とか、自分事として考えないとならない事態になったと感じます。
便利が当たり前になった今、振り返って、自分なりに自重することは出来ると思っています。やるかやらないか・・。自分一人直して変えたからってどうにもならない!じゃなくて、ちりも積もれば・・ですね。自分事として何とかしなければと、痛感させられる記事でした。

 

空見上げれば・・

寒くなったとは言え、お昼間は正に小春日和の暖かさ・・と言っても、暮れの12月。
いろいろアッと言う間の一年も最終月。見上げれば紅葉した桜の樹の合間に青空。前に進むしかないなぁ~と早足になりました。

一日一歩、三日で三歩、三歩進んで二歩さがる!って水前寺清子の365歩のマーチだったっけ・・。古い歌だなぁ。だけども人生そのものだとようやく気づくのでした。二歩下がっても一歩は進むのだから、まっ!いいとしましょう。
皆さまもおからだお大切に、忙しい12月を元気にお過ごしください。

 

さすがガン研有明病院

お見舞いに出向いた有明のガン研。入口手前の駐輪場?公園?の植え込みにこんな立て看板。

文章がキッパリして気持ちいい位。ガン専門病院として日々、診療にあたるだけでなく、日本ではあやふやなタバコについて、改めてキッパリした姿勢を示され、ガンに立ち向かう先生方、病院の気がまえを感じました。

12階から下の屋上庭園見れば、ベンチの一つひとつに「禁煙看板」と啓蒙の文字。ガン手術なさりながら、タバコの健康被害感じる病院の心意気、十分に感じました。上っ面の禁煙・受動喫煙してる病院や公共機関など大いに見習って欲しいものです。

猫の舌「高性能ブラシ」 

朝日新聞の記事によると、猫の舌がザラザラしてるのは、唾液をうまく使って毛づくろいするため!こんな発見を米ジョージア工科大の研究チームが発表したそうです。

舌の表面に数百の小さな突起があり、先端についた唾液を体の隅々まで届ける高性能ブラシのような機能が備わっていたということです。唾液がからだを清潔に保ち、体温を下げる効果もあったようで、一回舐めるごとに最大4マイクロリットル=目薬一滴の約十分の一を毛や皮膚に擦り付けることが出来ているという。突起の先端にはU字形のくぼみがあり、そこに唾液がついて効率よく体の奥に運べるとのことです。

私達、人間も最近、唾液の大切さに注目が集まっています。
口の中を潤すだけでなく、洗い流し、中和させ、虫歯歯周病予防に貢献します。又食事を飲み込む際唾液は大いに活躍し、又唾液がなくしてごっくんは出来ません。言葉をしゃべるにも唾液が滑舌を良くし助けてくれます。

猫の記事でしたが、人間は毛づくろいはしないものの・・大切さは同じだなぁ~とつくづく思える記事でした。
猫ちゃんは起きてる間の四分の1を毛づくろいに使っているそうですから、唾液の為にも舌の表面の状況と働きは凄いものですね。面白い記事でした。

私淑

私(ひそか)に淑(よ)しとする意だそうです。
直接に教えを受けてはいないが、その人を慕い、その言動から学ぶことだとも。

何か問題にぶつかった時、自分自身、「あの人ならどう考えるだろう」と思う方がいるというのは、実に幸せなことかもしれません。

惜しまれつ亡くなった吉本隆明さんの本はそう多くは読んでおりません・・と言うより、恥ずかしながら難しくて理解できずに、遠のいたものですが、知り合いのフランス人が
吉本家と親しくされていたこともあって、関心をもって見聞きしておりました。私は読者とは言えない読者ですが、文学や人生、生活のことにまつわる著作から、間接的にぼちぼち多くの視座を頂戴しました。晩年をルポした番組で、その人となりが著明に映し出され、友人が虜になったことを垣間見る思いでした。
番組では「今も様々なことを考えています」と86歳でらしたでしょうか?述べていらしたことを思い出しました。

ある方が、この言葉を受けて、夏目漱石が芥川龍之介に寄せた言葉を思ったとある記事に書いてらっしゃいました。次のような言葉だそうです。

 「牛になることはどうしても必要です。我々はとかく馬になりたがるが、牛にはなかな
  かなれないです」        

あらためて自分の浅さを思い知り、そして言葉を知らないなぁと、痛感します。

紙の感触と文字の様子で、読みたい本を選び、林や緑の中に座って、海の見えるベンチなどに座って本を読みたいなぁ~と思ったりしています。

12月になりました。