歯周病菌と認知症 (4・04朝日新聞より)

数百種類の細菌がいるとされる口の中。細菌が歯茎の隙間にたまり、炎症を起こすと歯周病になり、進行すると、隙間の溝が深くなって「歯周ポケット」ができます。

中等度以上の歯周病とされる4ミリ以上のポケットがある人は、厚労省の2016年の調査によると、30代で3割強、50代では半数が該当でした。
歯周病の原因は酸素を嫌う「嫌気性菌」です。
空気が届きにくい歯周ポケット内でどんどん増え、毒素を出し、放っておくと、最悪の場合は歯が抜けてしまいます。

歯周病菌が様々な病気を引き起こすことは、昨今テレビや雑誌で伝えられています。気管に入れば肺炎、血液に入れば糖尿病になりやすいこともよく言われています。近年、注目されているのが認知症との関連です。九州大学のグループが昨年発表した研究では、人で言えば中年に当たる、生後一年のマウスに「歯周病菌の毒素を5週間注射すると、学習・記憶能力が低下。脳に炎症が起きアルツハイマー病の原因となるタンパク質がたまっていた」そうです。このことから、歯周病菌がアルツハイマー病のような症状を起こすと考えられるとのことです。
同大学の武州准教授は「逆に歯周病予防が認知症予防にもつながる可能性があり、歯の手入れや定期的な歯科受診が大事」と述べておられます。

この記事からも、日ごろのおうちや職場でのケア(その方によりケアの仕方。使用した方がよい歯ブラシや・フロス・歯間ブラシ・歯磨き剤は違います)と定期的なプロのケア(その方により間隔が異なる場合があります)でバイオフィルム(細菌の塊)の破壊と除去をし、検査と診断を続けながら、お口の中の菌のコントロールを致しましょう。

インフルエンザ蔓延!ご留意ください。

あまりの患者さんの多さに、口で申し上げるだけでは追いつかず、待合室に張り紙しました!

来院なさっても「うがい・手洗いなされてから中にお呼びしています」。こんな受診習慣も当院では当たり前になりました。
高熱出すと節々も痛く、倦怠感強く本当に苦しいので、皆さまやれることやって予防しましょう。油断大敵です。

聞くところによると予防注射してるせいか、熱が出ずインフルにかかってる例もあるようです。お世話になってるメーカーさんも風邪と思い出社しようと会社に電話したら、「インフル調べてからにしてください」と言われ検査したらやはりインフル!1週間自宅待機と指示されたそうで、自宅でも子供達とお部屋別にされてる由。すごい感染力のようです。
「皆様なお一層ご留意ください。

血圧サージ

最近の医療では、今までとは違う取り組み・理解が広まってきました。
こうして公になるということは、それだけ裏付けが出来てきた証拠です。

私共が進めてきた「歯の予防」も1998年会が立ち上がった時、「虫歯も歯周病も感染症」と位置付けたので「何を言ってるんだ・・!」と随分とんでもない・・みたいに言われたものです。しかし今では、お口の中の悪さをする菌は、全身と関係あることが次々にわかってきて、特に心臓病・糖尿病はもとより腎臓病、最近ではリウマチとの関係、又腸内細菌との関連もとりざたされています。

さて、「血圧サージ」
私もちっとも知りませんでしたが血圧の高波を言うようです。これが「病の窓!」と。

29日㈰午後9時より、NHKスペシャルで放送されます。
副題に「命を縮める」とありますので見逃せませんね。ビデオセットかご覧になってみてください。これから特に寒くなりますので、血圧は重要です。

先日あるお相撲の親方がサウナ帰りに寒い夜道で倒れられ、ICUで治療中のようですが一日も早い回復が望まれます。これから冬に向かいますと「ヒートショック」も起こしがちです。血圧高くないから大丈夫と安心せず、新しい情報を知ってもご損はないと思います。日にちが近いのでお知らせまでに。

日野原先生たくさんのご教示有難うございました。

日野原重明先生が今朝方亡くなられました。105歳でらっしゃいました。

当院は日野原先生99歳の時に、当院院長・奥富史郎と聖路加の理事長室で
お目にかかることができ、「オーラルフィジシアン」内科的歯科医院=
お口の中も体全体と多いに関係し、一部であると認めて拝見すること。に
ご賛同いただき、お話がはずんで予定時間をオーバーし、その場で色紙まで頂戴しました。

その折、「医のアート」という古いのですが私の愛読書を持参したところ、
大変喜こばれ、1970年代から厚労省に掛け合っていらした、成人病を「生活習慣病」にという提言のお話をされました。予てより「新老人の会」を結成し
高齢化社会日本の未来を鑑み、高齢者の健康診断の縁にする、高齢者のデーターを集めることに腐心されました。
果たして1996年には「生活習慣病」と名前を変え、今では当たり前になっています。

当院は、日本医大の癒しの環境研究会で、病院や医療機関の環境をあらゆる分野から検討しようという、実に意味ある活動に参加させていただいておりました。日野原先生とも連携しここでのご縁は今に続き、とても意味ある学びでした。
今も応援するテノール歌手・佐野成宏さんも日野原先生のご紹介でした。テノールリリコの佐野さんの声に、「このまま天に昇ってもいいくらい素敵ですね・・」とジョークおっしゃったのもつい昨日のことのようです。
そうそう佐野さんのコンサートでお目にかかった際、「あなたねェ。声って大事ですよ。いつかね、余命短い患者さんに自宅の電話教えたの。いつでも電話してと・・。そしたら就寝中に電話いただいてね。枕もとの電話に出たけど寝てた声だから機嫌悪そうに聞こえたのかなぁ?”先生今大丈夫ですか?”ってかえって気をつかわせてしまったのよ。起き抜けの声って不機嫌そうに聞こえるのね。悪かったなぁ」と。頭下げる思いで聞きましたが、それ以来私は、お話しする時はなるべく気分のいい声で話そうと心しました。

理事長室でお目にかかった時も「口の中をね、からだ全体と関連してとらえ拝見するのは、すばらしい診療だから続けなさいよと仰って。そしていきなり、秘書の方に「色紙と筆ペンね」と指示され書いてくださったのが、この色紙です。

        「習慣が作る 心もからだも」

模擬患者さんのワークショップで壇上の医学生の皆さんに、手取り足取りお教えになられていた映像も、脳裏に浮かびます。「あなたねェ。今患者さんがお部屋に入ってくる様子、ちゃんと見ましたか?まっすぐ歩いてましたか・・?」「あなたご自分の白衣、きちんと着なさい。患者さんに失礼だなぁ」「あなたが患者さんの方を、患者さんの顔を見ないで、患者さんが本音を言って下さると思いますか?」「この心臓悪い患者さん、アパートの何階に住んでらっしゃるか?聞いていますか?」等など、若い医学生にあたたかくご指導されました。
データーも大事だけれど、その方の状況・生活習慣を伺いなさい・・と教わりました。このことは折に触れ、当院の患者さんにもお伝えし今日に至ります。
その後当院の患者さんのお一人が、模擬患者の講習うけて、実際模擬患者となられ、生き生きと活動されていました。

日野原先生とのご縁、そしてご教示は、小さな一粒の種となって、当院の患者さんにも伝わり、おかげさまでこうして猛暑の中、皆様定期メンテナンスに見えておられます。先生のお教えは、私共小さな歯科医院にも根づき、「自分のからだは自分で守る」ことがじわじわ伝わっていると思います。

又当院のサブカルテ・POSは日野原先生のご教示により今でも続けております。
患者さんとのたわいない会話やお暮らしぶりなど、お口の中を拝見する上で、長いお付き合いになってくると、これがいかに大切か?身に染みています。
先生有難うございました。

小学生の子供たちへ、「心臓の鼓動を聞かせる」活動も忘れられません。聴診器をたくさん持って、ご活動は全国に及びました。ご高齢になって寒い冬、ご活動の体育館で肺炎起こされたことも聞きましたが、すぐ復活され再開されました。

葉っぱのフレディのように、先生のお教えが当院スタッフ・患者さん通じて循環していることをお伝えし、先生自らお示しくださった「人はどう生きどう死ぬのか」を今後も忘れずにまいります。

最後の新聞記事がオスラー博士のことでした。
日野原先生、本当に勉強になることばかりでした。有難うございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

せいr

幼児への座薬の使い方

座薬はお薬が飲めない時・緊急を要する時に使われます。正しく使えば効き目も早く、飲み薬に比べ胃腸に負担がかからないようです。

座薬は体温で溶けるように設計されているので、暖房の近くに置いたり直射日光の当たるところに置かないようにしましょう。日光の当たらぬ涼しいところで保管しましょう。冷蔵庫にしまうのもいいですが、出してすぐ使うと、冷たいのが刺激となって便意をもよおしたりするので、室温に戻してから使いましょう。なるべく排便後に使うといいですが急な時はそうもいかないので数分おいて室温に戻したり手で少し温めて使いましょう。排便時に座薬が一緒に出てきてしまった場合、座薬が指で持てる状態だったら入れ直して下さい。手をよく洗って下さいね。

実際座薬を使った際、入れた後30分したら体温測り効果を確認しましょう。お子さんの手の届かないところに保管し、くれぐれも誤って口にしないようご注意下さい。

※ノロウイルス等の場合は、座薬も含め、吐しゃ物のかたづけなど、素手で触ったりすること自体が、感染の元ですので上記のようにはいきません。あくまでもノロなど以外の座薬のご注意であることを申し添えます。

災害時にこそ大切!お口のケア (備えておくこと。自分で出来る事)

鳥取でまた大きな地震がありました。お見舞い申し上げます。
この20年余りの間に、阪神・淡路、新潟中越、東日本、熊本と震度7以上の大地震に見舞われた日本。誰もがいつ、避難生活を余儀なくされることになるかわかりません。

普段、お口のケアをしっかりしている人でも、避難生活においては「一日や二日、歯を磨かなくても大丈夫」と安心してしまいがちです。しかしながら、お口の中の衛生状態が悪くなると、身体全体の健康に影響が出ることがわかってきました。

万が一、災害にあわれてしまった時こそ、お口を清潔に保って全身の健康をキープ下さい。そんなことやってられないほど大変かと思いますが、このことが大きく後で響いてくるのです。

・肺炎を防ぐため歯磨きを 口の中で細菌が増殖し、肺炎や全身の病気の悪化につながります。
                 幼児や高齢者は特に危険です。

・ハブラシがないときは   食後に少量の水やお茶でうがいください。ハンカチ・                       
              ティッシュで歯での汚れを取ってもいいでしょう

・入れ歯もきれいに    水が不足してると難しいですが、お茶で洗うこともできま
             す。面倒でも食後にお口の汚れは取っておくことをお勧めし        
             ます。

★当院では、災害時に水が使えないので、液体歯磨き・水で薄めず使ううがい薬の常備を勧めています。いざという時のために「水なしの手入れ」等平常時に慣れておき、避難袋に小さな一瓶のご用意をお勧めしています。災害が起きてすぐの何日かでも、お口の汚れが取れて配食が食べられれば、きっと救助までの間凌げると信じます。全身の健康の、足を引っ張る ”口の汚れ” 侮れないのです。

デンス・ブレスト

いつぞやクリニックブログに再掲載した「雪野原で白うさぎを見つけるようなもの」は、専門的には
「デンス・ブレスト」と呼ぶそうです。
「デンス」は高濃度・密集したという意味だそうで、「乳腺濃度の高い人は、マンモグラフィーの検査だけでなく、エコー(超音波検査)もぜひ受けて欲しい!とのことです。
マンモで何もなくとも、エコーを是非と呼びかけています。

この「デンス・ブレスト」日本人はたったの1%しか知られてないそうです。
自治体では、まだまだこのような理解はないそうで、埼玉所沢の健診では、最近マンモで何もなくとも専門医が再読影し、必要ならエコー(超音波)検査を取り入れるようにしたと画期的な取り組みが紹介されました。

「乳腺症なので、様子を見ましょう・・と良く言われるよね!」と番組のコメンテーターもご自分の経験を述べ、マンモだけで”超音波検査してない”から、すぐにでも予約しようと
口々に言っておられました。

番組では ”マンモで何もなくても、是非エコー(超音波検査)を!” と伝えています。

気象の変化が大きいと、1~2日後に歯周炎悪化

☆生気象学により、気圧や気温が生体に及ぼす影響が明らかに

気象が生体に影響を及ぼすことは、古くから言われていたことですが、実は1950年代より「生気象学」として体系化され、様々な疾病においてあきらかになってきています。
口腔の分野でこの度岡山大学の研究グループが、慢性歯周炎の急性期症状の発生と気象の変化に関連性があることを突き止めました。

人間を取り巻く環境が生体に影響及ぼすことは、ヒポクラテスの時代から言われていましたが、「生気象学」(Biometeorology)という学問になったのは1950年、日本では1962年に「日本生気象学会」が発足しており、特に気管支喘息・頭痛・関節痛・心筋梗塞・脳梗塞・うつ病・リウマチ・顎関節症などと気圧や気温との関連性が徐々に明らかになっています。

歯科領域においても、「飛行機に乗ると歯が痛くなる」ことはよく言われており、気象の変化が急性の歯周病を引き起こすのではと考えられていました。

☆気圧・気温・風速の3つが慢性歯周炎の急性増悪に関連

そこで岡山大学予防歯科学で、2011年11月から2013年11月までの2年間、延べ2万人の慢性歯周炎患者さんに、急性増悪した全員を対象に調査しました。このうち、急性増悪した原因を口の中や体の状態になかった153人に、気象状況との関連を時系列分析した。気象データは気象庁が発表した岡山地方のものを利用して153人の症状が出始めた日の気温・気圧・風速・湿度・降水量・日照時間を元にした研究です。

その結果、「気圧」「気温」「風速」の3つが慢性歯周炎の急性増悪に関わっており、「気圧の毎時減少変化の最大値が大きい日の2日後」
「気温の毎時増加変化の最大値が大きい日の翌日」に慢性歯周病の症状悪化が見られ

「最大風速が大きい日の3日後」では症状悪化は少ないという結果も出ました。

☆メカニズムは不明だが、気象がからだに与える影響を推察

まず気圧と気温の変化は交感神経を刺激して、抹消血管の血流障害をもたらし、傷みや晴れを引き起こすと考えられます。
又気圧の変化はホルモン環境に影響を与え、特にアドレナリンは歯周炎関連細菌の増殖に関係することがわかっています。
さらに気温は炎症に関わるサイトカイン、特にIL-6の発現に関与し、その分泌が促され痛みや晴れなどを引き起こします。

一方で、培養実験では、病原菌が炎症性細胞を誘引してサイトカイン等を誘導して炎症反応起きるまで2~72時間を有すという時間が、気象の変化から慢性歯周炎の症状悪化までの時間とほぼ同程度であり、培養実験と同様の状態が起こっていることが見てとれます。

いずれにしても、気象の変化が宿主や口腔内の病原細菌に影響していることは否定できず、歯周病が40歳以上の国民の8割が罹患し、歯の喪失の約4割を占める今、慢性歯周炎の急性増悪を予測することは、歯の保存の為にも重要と、この研究をした岡山大学予防歯科教室では報告しています。

この原稿を起こしている昨日今日、大きな台風の後発生したそんなに大きいとは言わなかった台風が、連続して日本列島に接近し大雨と強風をもたらしておりました。すると
当院でも、岡大の報告のように朝から歯が腫れた!噛めない!痛い!といった急性症状の患者さんがあり、特に糖尿病治療中の方、骨粗鬆症世代・血圧高めの方など、該当患者さんの歯周病のデーターを見ながら、炎症と気象が及ぼす影響をつくづく実感しました。このような歯周炎の急性炎症のメカニズムがより詳しくタイトにわかって来れば、歯の保存に生きると思われます                                    (ishikyo Mate No296より、抜粋して引用)

 

前触れ脳梗塞( TIA)に注意

前にもご紹介しましたが、ある日突然、下記のような症状が現れても、数分~数十分で治まるのがTIAです。一瞬症状がなく落ち着くこともあるため、「気のせいかな」「今度でいいかな?」などと病院へいくのを遠慮がちですが、この直後に大きな脳梗塞起こすリスクが高く、症状が消えたからとそのリスクがなくなるわけではありません。逆に貴重なサインととらえて下さい。早期受診により、重大になるリスクを回避出来ます。このTIAを見逃さないことです。 

2016/ 8/19 15:44

F→口角を上げて「イー」といい片側が上がらなかったら該当

A→手のひらを上にして両腕を前に伸ばしたまま保持できるか?片腕だけ落ちてきたら
  該当

S→何か文を一つ言わせてみて、ろれつが回らなかったり、言葉が出なければ該当

T→上記の症状が一つでも見られたら、”発症時刻を確認”し 救急車を呼ぶ 

注)ただし飲酒による酩酊時の判断は難しい  (栄養と料理9月号より改変引用)

ユマニチュード市民公開講座 於上智大学

先日の日仏会館に続き二度目の参加・上智大学での市民公開講座・ユマニチュード。
夏の暑い日にも関わらず800人近い参加者とのこと。イブさんだけでなく、普段はフランスで活動の、ロゼットさんも歯切れよいハートフルなお話下さいました。

どんどん日本各地で実践進んでいるようで、現場ならではの問題点などが話され、静岡大学によるデーター化も進み、イブさんもビックリの進みようです。何より現場での実践伺うと、素直に「すごい!」と感動です。

認知症・介護の現場だけでなく、歯科の私達の毎日にも多くの示唆があります。9月の研修が楽しみです。20年ほど前、癒しの環境研究会で教えて頂いた大熊由起子さんにもお目にかかれ、懐かしくお話させて頂きました。あの頃「寝たきりは寝かせきりからつくられる!」と言う本書かれ、センセーショナルだったものでした。このユマニティブの勉強会に、大熊さんがお出になってらっしゃることがまた心強くすばらしいことです。

「革命」とも言われるこのイブさん・ロゼットさんのユマニティブで看護、介護の現場が確実に変わります!皆さまも専門職でなくとも一度ぜひ、市民講座など覗いてみてください。自分もケアされる側にも、ケアを提供する側にもなるのです。知ってて損はありません。いえ、知らないと損です。お話し伺うたびにその思いを濃くします。すごい!

2016/ 8/ 7 12:25

2016/ 8/ 7 12:26

2016/ 8/ 7 12:34

 

中央歯科は暮らしホスピタル

30度を超える日があったかと思うと、このところの凌ぎやすい気温。この後また急激に
気温が上がるのかと思うと、体力温存せねば・・と思います。暑い季節でも、フーフー言って食べるようなあたたかいメニューも取り入れて、身体の底力を蓄えておきたいですね。韓国の患者さんが見えると、夏でもチゲや、参鶏湯のようなものを積極的に食べ、発汗しタンパク質と共にしっかり免疫アップの食事取ってらっしゃるようです。

このところ高齢の患者さんの”物忘れ” ”勘違い” が散見され、昨年スタッフともども認知症の勉強会受講が、じわじわ役に立っています。勉強して知ると、ひょんなことに気がつくようになりますので、思わぬ事故や痛ましいことが防げれば・・と、朝礼・終礼で声かけあっています。

キャンセルのお電話頂くのが、ガンの発症・入院手術のお知らせだったり・・の患者さんもこのところ増えてまいりました。詳しいことを伺いつつ、ご退院後のケアのお約束をお待ちする旨お伝えすると同時に、ご入院中のお口のケアも確認させて頂きます。逆にメンテナンスが習慣になっている患者さんは、ご自分からご入院に持って行かれる口のケアのグッズを買いに見える方もあり、その際には「治療中のお口に為害性の無い、しかもお使いになりやすいブラシやうがい薬等、特化したもの」をご案内しています。又抗ガン治療中にお口のケアを受ける時期・避けたほうが良い時期もありますので、それも含め
その方の病気の状況に合わせ、出来るだけ丁寧なご案内を心がけています。病気になられても、ガン発症されても、出来るだけ清潔にしたお口から食べる!食べて元気になる!食べて免疫上げ病気を吹っ飛ばす! 中央歯科はこう考えて応援しています。

またガンだけでなく、骨折やちょっとした事での入院が思わず長引くことがあり高齢者の場合たったの1週間で、寝たきりと同じ状態になったり、一過性の認知症になったりすることもあります。これを防ぐため昨今は入院期間も短く病院側も長く置かないようにしてるようですが、患者側としても「入院する主訴(主たる病気)」が治ったらさっさと退院する!という強い気持ちを持って治療に専念したらいいと思います。病気は仕方ないこととはいえ、それ以上に引っ張る必要もなく、やれることやって自分で自分を守るしかありません。

お口のケアを長く続けておられる当院の患者さんは、”自分の身体は自分で守る”という意識が出来てらっしゃいますので、よもや病気になられても「しっかり対応されてるなぁ」と感心致します。「病は気から・・」もあながち嘘ではないようですね。

当院で日ごろやり取りしているように患者さん方は、他科でも医療担当者と十分にコミュニケーションとって、ご体調・病状を解決するため、パートナーシップが取れるといいなぁと願いながら、当院はサポートさせて頂いています。医科・歯科・介護の区別なく、それぞれが連携しあって、患者さんによりよい明日をお届けできれば幸せです。患者になられてもあきらめず、積極的に医療者に聞いて、やれることやって、日常の生活をキープしたいものです。あきらめないで下さい。中央歯科は皆様の元気な暮らしの応援団です

親子で学ぶたばこと禁煙

たばこを吸っているお父さん、待ってます!
朝小サマースクール2017・がんとたばこ健康教室 ☆小学生親子
                          25組50名様ご招待

8月5日(土) 14:00~15:00

昭和女子大学 東京都世田谷区太子堂1-7-57

講演内容・山王病院副院長 奥仲哲弥先生
     「親子でたばこについて考える」

対象・小学生の親子

お申込み方法・(締切 7月3日)
FAXにて下記の通りお申し込みください。
郵便番号・住所・電話番号・講演名「親子でたばこについて考える」
参加者の氏名と学年と人数を明記の上
朝小サマースクール係 FAX 03-3545-0978
協力 ヤンセンファーマー(株)

公益財団法人 日本対がん協会  03-5218-4771
      

受動喫煙で死亡 年1・5万人 (2016/5/31新聞発表より)

5月31日は世界禁煙デーでした。
当院は19年前から、禁煙支援しておりますので、常に喫煙者へのアプローチはしております。この日はマスコミでもいろいろ取り上げられていましたが、受動喫煙と病気の因果関係がわかっている4つの病気で、非喫煙者と比べたリスクや、職場や家庭での受動喫煙割合の調査などから、推計されたのがこの数字です。
受動喫煙が原因で死亡する人が、国内では年約1万5千人に上ると厚生労働省の発表です。

病気別には、肺がん 2484人
      心筋梗塞などの虚血性心疾患 4459人
      脳卒中 8014人
      乳幼児突然死症候群 73人

男女別(乳幼児を除く)では 男性 4523人
              女性 1万434人
女性が2倍以上になるのは「家庭内での受動喫煙が女性が圧倒的に高いため」と
国立がん研究センターの片野田統計室長は説明しています。
この話からすると、常日頃私どもの心配している、ファミレス・コーヒーショップなどの
喫煙コーナーはいかがなのでしょう。働く人たち(バイトも含め)もサービスするたび
喫煙者から受動喫煙受けてるはずで、労働環境として頂けません。特に女性は将来母体になるかもしれず、受動喫煙の影響は大きいのです。

WHO(世界保健機構)によると、2014年時点で、英国・カナダ・ブラジル・ロシア等49か国が法律で公共の場所を”屋内全面禁煙”にしています。先ほどの片野田さんは「死亡数を下げるためにも、日本も屋内禁煙の法制化が必要」と話しています。

また、当院HP「クローズアップ」の禁煙に関する情報見て頂きたいのですが、海外のタバコにはタバコパッケージ表面の三分の一以上の写真での警告や肺がんなどの患部の写真を載せて、健康リスクを訴えていますが、今回国立がんセンターの調査で、日本の喫煙者もこの画像掲載を半数近くが認めている。禁煙の後押しを求める気持ちのあらわれ・・としています。又文字だけの表示では半数以上が効果が薄いと答えたそうです。
国内の喫煙率はまだまだ20%前後が続いています。

当院の禁煙支援では、「脳が○○本のニコチン依存症になっているだけで、”やめられないあなたの意志が弱いのではありません”」とその方のお口の中の状況・特に歯茎や虫歯の状況踏まえ、生活習慣伺ってそれぞれに沿った禁煙支援しております。
ですので、”タバコのヤニ取り”だけはしておりません。表面のヤニ取りしても吸ってる限り意味がないからです。ご了承ください。

HPのクローズアップ見て頂くとおわかりいなると思いますが、もう既に受動喫煙はセカンド・スモークだけでなく、サード・スモークの心配されています。子供たちへの受動喫煙も大きな問題。ペットにすら心配する方もいます。喫煙者を悪者扱いするのでなく、喫煙のリスク知ることは大事な方への愛情です。喫煙が原因の病気の苦しみは想像を超えます。どうか、よけいなお世話と思わず、お近くの歯科医院もしくは医科の先生にご相談下さい。晴れやかな青空の中、美味しい空気を胸一杯吸って下さい。「息くさーい!」なんて言わせないでください。大切なあなたのからだが心配なのです。

春の熱中症 (再掲載いたします)

熱中症と聞くと真夏の炎天下に起きるものと思いませんか?実は寒暖の差が大きい春や今頃も要注意なのです。実際、お昼間25度から30度くらいの日もあったかと思うと、夕方がちょっと冷え風邪みたいな症状の方いませんか?
何だかぐすぐすして・・。

猛暑になれた真夏の35度より、急激に上がった春先の25~30度の方が身体に堪えるそうです。というのも人間の身体は体温が35~40度の間に収まるように調整してるので、急に気温が大きく変わると対応できないようです。

また学年の変わり目にも熱中症の落とし穴があるそうで、中高の一年生が部活中に熱中症起こしがちなのは、体力の大きく違う3年生と一緒に練習する・・というのも一因です。

ですので、まずは天気予報に気をつけ、気温だけでなく湿度も重要なので、「夏日」「真夏日」「蒸し暑い日」と予報が出たら、”春”でなく ”夏”と思って過ごす準備が必要なようです。

すなわち、こまめな水分補給の心がけ。ただし水だけとると体液の塩分濃度が薄まり、塩分濃度を上げるため余計に汗をかくという悪循環に陥りやすいそうです。塩昆布・梅干等塩気のものを一緒に。塩分糖分の濃度を体液に合わせてある経口補水液も有効です。
美味しいですが「ビール」は脱水を助長するので、かえって良くないとか・・。
真夏でなくとも、季節の変わり目の熱中症は意外と多く、見落としがちです

もしそのような熱中症の方がいたら、救急車が来るまで、服を緩め、首や脇の下を濡れタオルで冷やし、体温を下げる工夫してあげましょう。食品の保冷剤をタオルなどに来るんで当てても良いでしょう。

四季のあった日本も、もはや亜熱帯のような気候になってきました。
急激な気候の変化に応じられるように、日頃しっかり食べ十分睡眠をとり、出かける際には水分と塩気の補充をと警鐘ならしています。これからの季節は特にご注意ですね。

お口元が目立つ季節になりました!

気温もグングン上がって春を通り越して初夏の陽気です。下手すると日中の気温30度くらいの日もあります。皆さま体調崩してらっしゃいませんか?
この季節になりますと、日差しが本当に強くなり、電車に乗ってたりしても窓越しの
光に、髪や肌がライトアップされるようでドキッとします。”人のふり見て我がふり直せ” です。つい自分は身なりをととのえているか?とあわててチェックしたくなります。仕事がら何より気になるのが、「歯の汚れ」と「歯の色」です。

人にお会いすると、おのずと目はまずお口元に。歯の表面がつるっときれいにされて いると「おぬし仕事できますネェ」(失礼)と思ってしまいます。そうです。最近女性だけでなく男性の患者さんも、若い方が特に当院にお口のケアに見えますし、み なさん「マイ歯ブラシ・マイデンタルフロス」常にご持参です。
一昔前は「昼食後は磨かないよ。だって営業やってると外だし・・」みたいに言ってた方もジャケットの内ポケットに、マイブラシをもって、おトイレで”からブラシ”する方が増えて来ました。カッコいい習慣ですよね。

お仕事するのに、口臭あったり、歯茎がたばこで黒ずんでいたり、歯の表面がべとついていたりしたら、決まる商談もアウトになったらもったいないですよね。女性は見てますからね。

ホームケアはもちろん、定期メンテナンスに来ていただいて、原因菌のコントロールを必ずしましょう。そのうえで、歯のくすみをとったり、白さを復活したりもできます。
詳しくはHPの「ホワイトニング」のボタンをクリック!
または、診療案内の「審美歯科」をクリックください。

ただ、日ごろのケアも、お口の汚れを取るプロケアもされてない方が、いきなりホワイ トニングは、効果がないのでお勧めしません。まずは健康な状態にしてからですよ。歯の汚れがあったり喫煙習慣があっては、上塗?しても意味がありませんの で。ですからもはや 「ヤニ取りして下さい」なんて時代でもありませんよ。もし悩んでらっしゃるようでしたら、まずはお電話でご相談ください。

健康で、見た目もきれいなお口で、楽しく元気に過ごしましょう。お仕事も頑張ってください。ご機嫌な毎日は、お口の中から!ですね。

エコノミークラス症候群

熊本に始まる大地震の被害は、ついに車中泊の女性に”肺塞栓症(エコノミー症候群)で亡くなるという事態になりました。同じような恐れのある方が、何人も入院されているそうです。心配です。

車中泊でなくとも、狭い体育館で思うように動けず・動かずで同じ姿勢でいると、どうしても起こってしまうエコノミー症候群です。
同時にご高齢者などで、動かないために・・動けなくなってしまう病態も起こりつつあります。こちらも心配です。

昨夜も朝方も、テレビでエコノミー症候群の予防の為に、「お水を飲みましょう」「ゆったりした服装で寝ましょう」「足を動かしましょう」などと啓蒙していますが、ニュースで現地を見る限り・・

   ・配られるお水が少ない
   ・トイレが少なく、汚れている・・
   ・狭い場所に大勢で避難している

これでは、トイレを控えるために、水分の摂取も控える、他人に遠慮して静かにしている
こうなってしまっても仕方ないのではないでしょうか?おつらいですね。

ですので、誰かが率先し時間決めたりして外へお声掛けして、みんなで簡単な体操するとか?ストレッチご案内するとかしなくては、なかなか一人でやるのは難しいと思われます。

言い古されたことですが、簡単な予防法を書きます。
  ・水分を十分にとる
  ・足元を高くしてみる
  ・ゆったりした服装で寝る
  ・足を動かす
  ・圧迫(弾性)ソックス(ストッキング)履く

普段できること(デスクワークでも)

  ・足の指でグーパーする (足の静脈5倍強くなる!)
  ・つま先あげたり、かかとをあげたり(椅子に座っていてもやる)
  ・足首を回す
  ・ハブラシしながら、爪先立ち等する

このようなことでしたら、やろうと思えば簡単にできることです。普段からやっていれば習慣になりますね。
先ほどいらした患者さん。車中泊で亡くなった方「エコノミークラス症候群」なんて言われ、命落とされて気の毒ですよね。痛ましい・・と帰られました。

ようやく救援物資が皆様に届き始めたようですが、一回目の地震起きてすぐ手配したメーカーさんなどもあるようでした。しかし続く地震・少ない人出。届いてるのに人々の手にいき渡らないって! 今こそ政府もこのような仕組みを変えること真剣に考えて欲しいです。人の命は待ったなし!ですから。

 

 

 

 

熊本大地震被災の方々へ心からのお悔やみとお見舞いを申し上げます。

14日夜の大きな地震のニュースに、東北の被災者の方々さえ未だ解決していないのに・・と心痛め、心配なさった方が多いと思います。熊本の方々も50年来こんなことなかったと。

ひしゃげた家々が放送され、東北の皆様も再び思い出し、阪神の被災の方さえ恐ろしい思いがよみがえっているに違いありません。熊本の方はご自分の家がつぶれたのに、心のよりどころの熊本城が崩れた・・と泣く人さえいらっしゃいました。素朴な町々に非情な惨状です。その上昨夜深夜の大きな地震。ホテルから道路に飛び出た人に追いうちかけるまた地震。陥没・地割れした道路に「危険」を知らせる赤いコーンを早く立てなければと、ドアの開かない事務所の扉をつるはしで壊して入り、コーンをやっと手にして、危険な道に置く職員。

未だ入れると安全確認できた家に自衛隊員と入り「あった!入れ歯。おかげさん。おかげさん」と大喜びのおばあちゃん。丁度夜の地震だったので、夕食後入れ歯を洗って洗浄液につけてあったのでしょう。慌てて飛び出したから、”きっと入れ歯なしで避難所にいらした方が多いだろうな”と案じております。そしてすぐ出されたものが硬い乾パン!では召し上がれないでしょうね。そんなことが気になって、14日も15日もなんだか眠れませんでした。

東北地震の時には、偶々仙台入りするメーカーさんがあって、急遽作った「お口のケアグッズ」をいく箱も作って持って行っていただきました。その後知り合いの先生が家も診療室も全壊と聞き、その患者さんたちにフッ素のペースと含めお役立て出来たことを昨日のことのように思い出します。

阪神・東北の経験が生かされて、昨夜は既に避難所に歯ブラシなども配布になった聞き、少しホッとしましたが、お水はどうなんだろう?気になるのは入れ歯の方々です。入れ歯の方は洗えるのだろうか?つけて置けるのだろうか?

今朝の新聞には、認知症・糖尿病のお母さんを外で連れ添って寝・・との新聞報道に、涙が出ました。「オムツだから周りに気を遣って・・だそうです」なんといったらいいのでしょうか?日本は先進国なんですよ。こういうのって看過できません。どうしたらいいんでしょう・・。

地震でお困りの九州の方々のニュースを気にしながら、それでも私達は恙無い毎日。
今朝も当院には、定期メンテナンスの皆様が多数ご来院です。自分でケアできるということは幸せなことです。恙無いということは本当にありがたいことです。

そして今日もお帰りの際ほとんどの方が、ホームケアの歯ブラシやフッ素・デンタルフロス・入れ歯のお手入れのもの等をお持ちになりますが、今日は「ぜひ避難袋にブラシと”水の要らないうがい薬”」を準備いただくようご助言しました。
いつ起こるかわからない災害。どんな状況になっても、食べられればどうにかなります。

ご自分の食器である「お口をきれいにしておけば」どうにかなります。
感染症も防げます。病気の進行も防げます。大上段に構えず、まずは日頃のお手入れをきちんとし「避難袋にお口のケアグッズ」ぜひ実行ください。

 ”今でしょ!”ですね。

2016/ 4/16 12:33

歯医者と患者さんがタグを組みましょう (歯科医や歯科衛生士だけでは歯は守れません)

一番大切なことです。歯科医や歯科衛生士だけでは歯は守れません。

甘いものを好きなだけ食べる・飲む。食事はきちんととらない。小腹すいたらちょくちょく食べる。歯みがきはいい加減。タバコもやめられない。 そんな生活で歯が痛くなったり、詰め物が取れ、歯ぐきが腫れて歯医者に駆け込んでは 歯科医がどんなに頑張ってもあなたの歯を守ることはできません。歯科医の力だけでは限界があります。

あなたが「自分の歯を守りたい。その為に自分のできることはやる」という気持ちにならない限り「歯医者さんにおまかせ」では、自分の歯を守ることはできません。歯医者と患者さんが力を合わせれば、あなたの歯を守ることは可能です。

歯科医と歯科衛生士は、唾液検査や歯周病検査・レントゲン写真の時系列変化・詳しいCT画像などを通してあなたの歯と歯茎の状況をつぶさにお伝えし、それに基づいてこれからの見通しを話し、患者さんがどうなさりたいかを伺って、「歯を守る方法をお教えし、サポートします」患者さんご自身が「自分の歯は自分で守る」と決断してください。

当院が随分前からお話ししているお口の中の汚れ(炎症起こす原因菌)が全身に影響することは、最近とみにあちこちで大きく取り上げられ、関心をよんでいます。 やることやれば、かなり予防は可能です。 医患協働作戦で行きましょう。

歯が目立つ季節になりました

ようやく寒い冬から脱して、気温も春らしくなってまいりました。下手すると日中の気温
20度くらいの日もあります。急ですよね!テレビでは「桜がいつ咲くか?」に話題集中です。
この季節になりますと、日差しが本当に春らしくなり、電車に乗ってたりしても窓越しの
光に、髪や肌がライトアップされるようでドキッとします。”人のふり見て我がふり直せ” です。つい自分は身なりをととのえているか?とあわててチェックしたくなります。仕事がら何より気になるのが、「歯の汚れ」と「色」です。

人にお会いすると、おのずと目はまずお口元に。歯の表面がつるっときれいにされていると「おぬし仕事できますねぇ」(失礼)と思ってしまいます。そうです。最近女性だけでなく男性の患者さんも、若い方が特に当院にケアに見えますし、みなさん「マイ歯ブラシ・マイデンタルフロス」お持ちです。
一昔前は「昼食後は磨かないよ。だって営業やってると外だし・・」みたいに言ってた方もジャケットの内ポケットに、マイブラシをもって、おトイレで”からブラシ”する方が増えて来ました。カッコいい習慣ですよね。

お仕事するのに、口臭あったり、歯茎がたばこで黒ずんでいたり、歯の表面がべとついていたりしたら、決まる商談もアウトになったらもったいないですよね。女性は見てますからね。

ホームケアはもちろん、定期メンテナンスに来ていただいて、原因菌のコントロールを必ずしましょう。そのうえで、歯のくすみをとったり、白さを復活したりもできます。
詳しくはHPの 「ホワイトニング」のボタンをクリック!
または、診療案内の「審美歯科」をクリックください。

ただ、日ごろのケアも、お口の汚れを取るプロケアもされてない方がいきなりホワイトニングは、効果がないのでお勧めしません。まずは健康な状態にしてからですよ。歯の汚れがあったり喫煙習慣があっては、上塗?しても意味がありませんので。もし悩んでらっしゃるようでしたら、まずはお電話でご相談ください。

健康的で、見た目もきれいなお口で、楽しく元気に過ごしましょう。お仕事も頑張ってください。ご機嫌な毎日は、お口の中から!ですね。

ご注意です! 溶連菌が流行っています

近所の内科さんにこのところお子さんが飛び込んでいると思ったら、インフルエンザもさることながら、溶連菌が流行っています。

溶連菌→溶血性連鎖球菌。赤血球を溶かすと言う意味ですね。
お子さんはまず8度くらいの高熱・のど、舌にいちご状のブツブツが出来ます。
咳や鼻水はあまりないようですが。
気づいたら時間おかずに受診して、確定診断受けて下さい。抗生剤で対応可能なようですが、治ったと思っても今一度医療機関で確認ください。

稀なケースかもしれませんが、この溶連菌が「劇症型」になると俗にいう、”人食いバクテリア”といわれ、大人が短時間にどんどん進行するようで、かかった大人の30%が死亡するとか。(ビックリです!)
きっかけは、足の指などに2~3ミリのポツポツ(血豆のような)が現れ、それに気づけばまだ対応可能なようです。
気づかずにいると、血豆が4~5ミリのポツポツになり、短時間でもっと大きくなり、やがて患部が臭うようになって壊死が進むとか!コワイですね。この状況に気づかず、対応遅れた方が、自分の部屋が臭っておかしいと思ったときには、足首が腐っていた!と車イスに座って話されていました。異変を感じたら、大きな病院へ急いで下さいとのこと。小さな傷口・血豆くらいなどと思わず、すぐ大きな病院へと警鐘ならしていました。

自分のまわりにいないと、特別なことと思いがちですが、まだまだ不思議な感染症が増えていますのでお知らせしました。足の指あたりにごく小さいプツプツなんて、見落としますよね。怖がるより知っておけば、早期の対応もできる・・とあえて書かせていただきました。

やはり感染症予防には、一にも二にも、「手洗い・うがい」が何より重要ですが、手洗いの仕方も丁寧にしないといけませんね。マスクで飛沫感染を防ぐのも大事だそうです。
それとやりがちですが、しょっちゅう目とか口の周りとか、鼻とか触っているのも、こういう時代になってくると、それぞれが注意しないとなりませんね。

 

 

You are what you eat !

あなたは、あなたの食べたもので出来ている。
すばらしいインパクトのあるCMです。
あちこちにコマーシャルして欲しいです!

食べることって大事。
食べることって楽しい。
食べられることって幸せ。

当院はいくつになられても、ご自分のお口から召し上がれることを
応援致します。

日吉歯科診療所・熊谷崇先生カンブリア宮殿に初登場されます

当院所属する、オーラルフィジシアンの代表・熊谷崇先生が、1月28日カンブリア宮殿に登場されます。昨年10月のプロフェッショナルでは大きな反響があり、先日再放送なりました。

痛 くなってから、詰め物取れてからなど、ことが起こってからの歯科受診でなく、そうならない為の、お口の中を、歯を歯茎を守るための歯科受診が本来の歯医者 の利用の仕方と言うことを再度お知らせなさるようです。口の中の細菌が悪さして身体の病気を引き起こしていることが明らかな昨今、今一度、私達歯科の現場 からのメッセージをお聞きになってください。歯科の本来の役割を知って頂き、熊谷先生の診療室からのレポートが皆様の全身の健康維持にお役に立てれば何よ りと思います。遅い時間ですが、是非ご覧ください。

2016/ 1/10  8:34
2016/ 1/10 8:34

2016年(平成28年) 新年のご挨拶を申し上げます

2015/12/26 11:32

あけましておめでとうございます。12月で開業33年目に入りました。皆様のご理解ご協力そしてご支援のおかげ様です。ありがとうございます。
寿命の限りご自分のお口で食べて頂く事は簡単なようで大変なことです。当医院では、 年齢の各ステージで、召し上がるという日常の当たり前のことに注目して、歯科としてどうお役に立てるか原点にたち戻り、「人としての暮らしホスピタル」として今後もサポートに努めたいと思います。

まだまだ若い方にも、明日の我が事として、ご自分の身体はご自分で守ると言う、ごく当たり前の原点に立ち、お元気で楽しい毎日が気持ちのよいお口の健康から始まると、ご理解いただければ嬉しいことです。ですので数多ある情報を吟味して皆様のお役に立ちますよう勉強を続けます。歯をいい状態に残す事は大変ですが、出来ない相談ではありません。”痛くなってから” ”詰め物が取れてから”など、ご不自由を感じてから飛び込む歯科医院でなく。「お口の中を維持し気持ちよく保つための歯科医院」=暮らしホスピタルとして中央歯科をご利用ください。

2015/12/25  9:50

「生きることって食べること」
そう思えば、定期メンテナンスでお口の中を整えることは、人としての暮らしを支える「当たり前のよい習慣」です。お口の中を整えると全身の健康維持に貢献することがわかっています。
お子さまからご年配の方まで、当院は皆様の尊厳ある毎日の暮らしを応援させていただき、さまざまお役に立ってまいりたいと思っています。今年もすでに7月・10月と研修予定。日々新しい情報にも触れ吟味して皆様にご案内申し上げます。

また昨年10月NHKプロフェッショナルに初登場した、当院属するオーラルフィジシアン代表・熊谷崇先生(山形県・酒田市)が、来る1月21日(もしくは28日)カンブリア宮殿に出演されます。定期メンテナンスはじめ歯科医院の利用の仕方をご提案申し上げると思いますので、お時間あれば是非ご覧ください。

どうぞ小さなお悩みも何なりとご相談下さい。今年も皆様がおいしく召し上がり、大いに笑ってお元気に楽しく過ごされますように願っております。

 

一万人の第九!

恒例になった佐渡裕さん指揮の一万人の第九(大阪城ホールでのもの)が
明日午後1時55分より、TBSで放送されます。
当院が応援し、2012年和光市でコンサート開かせて頂いた
テノールの佐野成宏さんがソロを務めます。お忙しい師走のお昼間ですが、
お時間ありましたら迫力ある第九をお楽しみください。

朝霞地区三師会( 医師会・歯科医師会・薬剤師会 ) で、ピクトグラムシールが出来ました

最近お馴染みになりましたお薬手帳ですが、朝霞発祥!ってご存じでしたか?私達もこの度初めて知りました。この手帳は受診の際情報を共有し、お薬が重複して処方されるのを防ぎ、またお薬同士相性の悪い薬が処方されるのを防ぐ意味があります。また、薬により心配される副作用を軽減したり、のんでいる薬により控えた方が良い医療処置に目を光らせる意味もあります。何れにしても、患者さんご自身に飲んでいる薬への関心を高め、医師とのやり取りがズムーズに行くような情報提供、ある意味カルテ開示にもなり、安心安全に医療を進める上で、とても良いピクトグラムシールです。当地区の薬剤師さんのご尽力により出来上がったものです。全国に広まるといいなぁと願い紹介させて頂きます。患者さんのご子息で薬剤師さんがたまたま携わっており、資料とシールお持ち下さいました。皆さんのお役に立てれば幸いです。(HPトップページ左端に、BP剤のボタンもありますので、そちらもご覧ください)

2015/11/13 15:48

禁煙の新しいパンフレットお配りしています

皆様にご理解ご協力頂き、当院の禁煙支援も19年目になりました。見事に禁煙なされた方も沢山いらっしゃり、ご本人だけでなくご家族からも喜ばれております。この度、がん研究財団からのご好意によりこのパンフレットをお配りしております。又は以下のアドレスからも内容がご覧になれます。 「肺だけが危ない?そんなの、真っ黒なうそ」。正しく知って頂きたいのでぜひ、ご覧ください。

 公益財団法人がん研究振興財団
http://www.fpcr.or.jp/pamphlet.html

2015/10/15 14:102015/10/15 14:11

 

急ぎのお知らせです。NHKがん予防 ③禁煙 再放送されます

20年来当院では、虫歯・歯周病を予防する観点から、禁煙支援をしております。(詳細はHPのトピックスご覧ください)

今週から、がん予防5つのポイントとして、国立がんセンターの津金先生が、テーマごとにお話しされております。昨夕は「たばこ」についてでした。たばこの害は伝えられて久しいですが、まだまだ公共の場での喫煙所・交通機関での放送で「おタバコ」というなどその健康被害には及び腰です。津金先生のお話はとても穏やかに尚且つきちんと害を伝えるもので、日々たくさんのがん患者さんを診てらっしゃると、また救えない患者さんを
目の当たりにしてらっしゃると、「たばこ」の害を真摯にお伝えにならざるを得ないのだなぁと思いました。昨夜の放送には、一般のレストランのオーナーさんも出られ、なんと「お店を禁煙に踏み切った!」というものでした。ファミレスでも分煙にしかできてないのに、すごいことだなあとみていると・・

「禁煙にしたら、お客さんがた減りして、店が立ちゆかなくなる」と心配しましたが、思い切って ”禁煙” にしてみたら、「空気のいいところでおいしいお食事いただけてうれしい」とか 「気持ちよくお食事できるようになりました」とか・・反響があって、心強く思い、禁煙に踏み切って本当によかった・・と、お店のあちこちに、禁煙を啓もうするポスターとか資料をお配りしているとのことでした。

このように、禁煙になさったことでお店の評判も上がって、お客さんがかえって増えたとか・・。医療機関でもなかなかできないことですのに。このレストランは立派だと思いました。

この昨日の放送が、★10月20日㈫・13時35分より再放送になります。ご家族に喫煙者のいる方、ご自身がたばこやめられなくて困ってる方、皆さまぜひご覧ください。
当院でも禁煙成功者たくさんおられ、ご自分の体への意識が大きく変わられ、何より
禁煙とともに「よいことが増える」ようです。

吸ってる方の意志が弱いのではなく!ニコチンの依存だけです。みなさんやめたいのです。当院でお口の中を見ながら、禁煙支援させていただければと思います。

「入れ歯(義歯)」のご案内が新しくなりました

皆様の日々の食を支えるお口。中でも「入れ歯(義歯)」は、ご自分の歯に代る大事なものです。その入れ歯が、お手入れなど意外と忘れられていたり、その特性をご存じなくて手入れをしていたり、合わない入れ歯を応急の薬剤でしのいでいたりする方が多いようです。当院でお話ししていることをまとめましたので、お読みになって下さい。お口の中、顎は生きていますので、少しでもご不自由あれば、その場しのぎをなさらず、かかりつけ医にご相談をお勧めします。入れ歯は「生きる」につながる大切なものです。

あらたな”ノロウイルス”流行の兆し!

数日で八月も終わり。昨年にも増す猛暑でしたのに、ストンと残暑もなく秋になったような今日この頃です。夏の間リラックスした方もあれば、お仕事に追われ休みどころではなかった方もいらっしゃると思います。あの猛暑の夏を乗り切ったものの、身体は疲弊しきっています。からだを温める食事を積極的にとって、お腹をいたわりながら抵抗力をつけましょう。

GⅡ17型ウイルスと言う、ヒトが免疫持たない新しい遺伝子のウイルスが流行の兆しとTVで伝えていました。おもな症状は、”嘔吐と激しい下痢”だそうです。例年にない大流行の恐れ!とのことです。嘔吐・下痢ですと、子どもや高齢者はたちまち脱水して、重篤になりますので、インフルエンザのご注意と同じように、こまめで丁寧な「手洗い」を励行しましょう。いつかのインフルエンザのように、”パンデミック”な流行が懸念されます。夏の疲れが残る時期ですので、皆さま十分ご注意ください。下痢してもくれぐれも下痢止めのお薬で対応せず、まず医療機関を受診ください。

熱中症対策

熱中症で救急搬送される方が後を絶ちません。これだけテレビや新聞地域で呼びかけても、熱中症になってしまうのです。ほとんどの方が口にするのは「ちゃんと取ってますよ水分!」

人の身体は6割が水分・50キロの方なら30キロは水です。この量は体内で厳密にコントロールされてますが、想定外の高温だったり、水分摂取が少ないと脱水になります。
体重の約2~4%の脱水で、激しい口の乾きや倦怠感・頭痛が。5%以上の脱水で脱力・吐き気などが現れるそうです。体重の5%と言うと50キロの人で2・5キロ(2・5リットル)です。

熱中症で運ばれた方に、どのくらい飲んでるか?聞くと大体「スポーツ飲料をチョコチョコのんでペットボトル一本くらい・・」という方が多いようです。足りませんね。ですので救急外来で2~3リットルの輸液を点滴し、症状軽快した場合は1ℓで中止し、「涼しい部屋で、おしっこ出る程度に水分とって」と帰宅させるようです。

では何をとればいいのでしょうか?
熱中症の脱水原因は汗です。汗には、塩分・カリウムと言った電解質も含まれるので。水分にナトリウム・カリウム・塩素も補給できるといいので、スポーツ飲料となります。最近は電解質濃度の濃い「経口補水液」も販売されています(決して味はよくありませんが先日あるメーカーから、結構飲みやすいものが新発売となりました)

このような補助食品の助けも借りながら、基本的には食事です。暑い日ほど、朝食にお味噌汁・スープなど我が家は取るようにしています。そしてご飯からもとれますが、あえて、お雑炊やお粥なども作って、水分を積極的にとっています。更に色のきれいな野菜・果物・海藻などからカリウムも積極的にとるようにしています。

お茶やコーヒー類・一部の栄養ドリンクはカフェインが含まれているので、利尿作用が出てかえって脱水することがあります。ビールも同様です!まずビールは美味しいですけれどね

おトイレが忙しいですが、出た分補充しましょう。
当院では、来院されると、美味しいお水の摂取と「岩塩(今年はパタゴニア)」を差し上げてなめて頂いています。海外の岩塩ってそれぞれお味が違ってとても美味しんですね。

PS スポーツ飲料には相当の砂糖が含まれています。飲みっぱなしは虫歯になりやすいので十分注意ください。蛇足ですが、スポーツ飲料は自宅でつくれます。1リットルの
水に3グラムの塩・20グラムの砂糖です。冷蔵庫でも一日しか保存できません。

 

世六把野

年に一度・朝霞市民まつり 彩夏祭のご案内です

 毎年8月の第一㈮㈯㈰と恒例になって今年で第32回です。昭和59年に始まった時は
6万人ほどの来場者も、昨年は68万人と10倍になりました。初めは想像も出来なかった規模になり、昨年、お祭りの随分前に練馬の方でタクシーに乗った時、朝霞なら「彩夏祭ですよね」と運転手さんに言われ、そんなに有名ですか?と聞くと「仲間でも鳴子踊るの楽しみにしてますよ。子供たちも・・」と嬉しいこと言って下さいました。それほど有名になって、今では全国から踊りに来るそうです。

31日の金曜日は前夜祭・朝霞東口・中央歯科クリニックのすぐ前で踊りが披露されます

翌1日の土曜日は9000発の打ち上げ花火・この日は午後位から朝霞駅はごった返します。打ち上げは午後7時15分から午後8時15分。すばらしい花火ですよ。

日曜は「よさこい鳴子踊り」のコンテスト 公園通りを踊り競います。衣装も見もの!

当日の朝霞駅付近の歩行者通行案内や交通規制ありますので、十分にお確かめの上、気をつけてお出かけください。

 

2015/ 7/21 15:58
2015/ 7/21 15:58

公開フォーラムのお知らせ

近年、さらに食の重要性が注目され、乳幼児から高齢者まで食育の重要性が叫ばれています。歯科の臨床現場では、まだ食に、問題抱える子供たちへの有効な支援策が十分とは言えず、この問題を総合的に診る為の専門的知識と技術が求められます。関連多職種(保育士・小児保健・発達心理士など歯科の関係者でなくとも)との連携の中で、この問題を国民共に考えるという目的で開かれます。

日時  平成27年 5月31日(㈰) 午後1時から午後4時5分

会場  市ヶ谷 日本歯科医師会館一階 大会議室

主催  日本歯科医学会 (HPご覧ください)

参加費 無料

申し込み方法 ご希望者は日本歯科医学会HPよりダウンロードしFAXかEメールで直接申し込みください、300人になり次第終了。03ー3262-9214

安全な治療を提供するために(ご協力をお願いいたします)

 歯科医院の問診票って・・最近結構面倒ですよね。治療中の病気や持病の薬聞かれたりして必要あるのかしら・・?このようなことをおっしゃる方がおられます。歯の治療にからだの治療が影響するということに、ピンと来ない、以前かかってた歯医者ではそんな事言われななかったのに・・という方も多いのでしょう。
一昔前まで、歯医者は虫歯と歯槽膿漏の対応しかなく、それも削って形を戻す。動いてる歯は抜く、このように高齢者になるまで多くの方は歯を失っていました。

しかし、時代が変わってこの超高齢化社会。70過ぎて仕事している方もあられます。今後10年ほどで、65歳以上の高齢者が3割を超えるようです。子供のむし歯が平均一本と減る中、受診する多くの方は中高年層です。中でも高齢者は増える一方となり、その多くが持病を持ち、他科で処方された薬を常用しています。その6割が循環器系とも言われ血液の流れに関係する薬を飲む方も多い昨今です。

このような時代の変化に対応し、歯科医師が歯科の分野のみに目を向けていればいい時代は終わりました。現在では歯科治療を行う際、持病のお薬をお聞きしたり、場合によっては医科の担当医に患者さんの全身状態を問い合わせ、連携して治療を進める・・ということも当たり前になってきました。こうした配慮なく歯科の治療進めて、患者さんが不利益をこうむらないようにという配慮です。特に当院は、32年前の開業当初より
「歯も大切なからだの一部です」をモットーに診療してまいりました。

こうした新しい医療形態を確立するのに欠かせないのが ”患者さんのご協力”です。ですので、歯科を受診の際には、他科で受けている治療や・のんでいるお薬も教えて頂きたく、安全に進めるためにご協力をお願い致します。服薬(飲んでる薬)に関しては一冊のお薬手帳にまとめ、保険証と一緒に携帯されることをお薦めします。歯科受診だけでなく
緊急時にものんでいるお薬がわかるかどうかで、処置内容・予後が違ってきます。

虫歯・歯周病が細菌の感染症と理解され、定期メンテナンスをご支持頂き、お口の中を整えることが皆様の豊かな生活を支えることがわかってきました。今の歯科受診、新たな医療形態は、患者さんと私達医療者が、パートナーとなって進めていくものです。ご理解ご協力をお願い致します。

開発前の朝霞北口駅前の桜です

平成19年、駅前の団地がURに立て替えられ、駅前開発が完成する前は、このような見事な桜並木でした。この写真は団地にお住まいだった患者さんが、当時の看板バックに撮って下さったもの。春のお花は勿論、そのあとの新芽の美しさ、豊かな夏の緑、鮮やかな秋の紅葉。冬の枝振り。いつも美しくシンボルでした。待合室に飾って皆様懐かしんでおられます。

 

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小児歯科の内容が新しくなりました。

虫歯は感染する・うつるという認識が広まり、お子さんのむし歯は平均一本となりました。小児歯科のページが新しくなりましたので、診療案内からアクセスして下さい。随時お役立ち情報をアップしてまいります。ご期待ください。

家族も含めたチーム医療(あるリハビリ病院の取り組みより)

日本はついに超高齢社会となりました。皆必ず歳をとり、からだも不自由になります。

加齢に伴い筋肉が衰えていく事を「サルコぺニア」と言うことはクリニックブログで

以前、書かせて頂きました。日本語では、筋肉減少症・筋力減少症と訳されます。筋肉は

使わないと衰えます。私達は食べるときに、食物を口の中に運び、噛み砕き。のどへ送り

ます。何気ないいつもの動作ですが、噛んで飲みこむには顔の周りの筋肉や咀嚼する筋力

を使っているのです。これを”嚥下”と言い飲み込むことが困難な状態を、嚥下障害と言い

ます。嚥下障害の原因は病気や栄養不良及び老化などです。それまで普通に食べられてい

た方も、ひとたび誤嚥性肺炎で入院なさると、数日間栄養を点滴に頼り安静にしただけで

上手く食事を飲み込めなくなります。嚥下機能のサルコぺニアです。こうなるとまず

飲み込みの検査をして安全に食べる方法をとります。食べる力を取り戻すまで、「ミキ

サー食」や「ソフト食」お茶や汁ものはとろみをつけて飲み込みやすくし、合わせてリハ

ビリを行います。飲み込む時は、呼吸の調整や痰を確実に出す必要があります。又食前

食後の姿勢も重要です。口の中が汚れていると肺炎の治りも遅く味がわからないなどの問

題が生じるので、歯磨きの仕方や入れ歯の調整も必要です。このように食べるためのリハ

ビリに多くの職種が関わります。これを見て「私も頑張らねば」と言う年配者もいれば、

疲れも出て意欲が落ち、「もういいや」という方も少なくありません。そんなことを見逃

さずご家族と相談して、次の一手、お孫さんの協力など頂く場合もあるようです。「じー

早く帰ってきてー!おやつ一緒に食べてお散歩行こうよ」こんな一言で元気になられ嚥

機能がよくなったりもするようです。当院でも禁煙支援の際、どうにもこうにも固まっ

ゃって進まなかった時、「おじいちゃん臭いからタバコやめて!」のお孫さんの一言で

禁煙できたことがありました。医療スタッフは患者さんの笑顔を取り戻すため努力します

が、ご家族の協力はより一層効果があると結んでいます。ご家族含めたチーム医療で入院

中からケアできると、退院後のサルコぺニアの予防につながりますね。リハビリテーショ

ン病院におけるこのような取り組みは、私達歯科医院の対応にも大きな示唆となります。

多職種連携に加え、家族をパートナーとして連携が功を奏し、お食事できる状態に

もどれることを願い、ご不自由になる前から認識して準備と備えが必要と感じました。

ご来院の度に患者さん方から伺う、ご家族の暮らしぶり・ご年配者の介護の状況・ご病人

の生活状況など、生きた知識として本当に為になります。日々見聞きする些細なことが

どんなに役立つことでしょう。相互交通を大切にして対応していきたいと思います。

2015年(平成27年) 新年のご挨拶を申し上げます

2013010407530001新年あけましておめでとうございます。暮れからの異常な寒さ・大雪にほとほとお疲れの内に新年をお迎えという方も多いのではないでしょうか?

豪雪の皆様には心よりお見舞い申し上げます。

干支も”疾走するウマ”から”くりくりの毛でふんわりした雰囲気のヒツジ”へと、少しは穏やかな一年になってと願わずにはいられません。当院も開業して32年目に入りました。

1998年から予防することを全てのベースに据えた診療体制にシフトして皆様のご理解に支えられ、今年も心の芯に決めた「患者さんの歯を守る・ご健康の源であるお口の中に関心持って頂き、日々の豊かでお元気な毎日に貢献する」という大命題に向かって”逃げずに、ぶれずに”スタッフ一同努力していくことを、新しい年を迎えあらためて決意しました。

厚労省は平均年齢より健康年齢が7歳ほど低くなると発表しました。長く生きるだけでなく、”よりよく”ご長寿でいる為にどうしても歯が大事です。芸能人でなくとも「歯は命です」。私達はその日に食べたもので生きていますから・・。

2014010114120000「歯科医院が手を抜けば、患者さんのご健康が遠のいていく」 32年目の中央歯科、特別なことはありません。淡々と更に診療の精度を上げる努力をし、生活者としての皆様が、美味しくお元気に愉快にお過ごしいただけるよう、お口の中が気持ちよくお過ごしいただけますように、スタッフ一同常に勉強して、皆様をお迎えして参ります。

本年もよろしくお願いいたします。

年末年始のお知らせです

いつもご来院ありがとうございます。街中に青色LEDの飾りが目立つようになってきました。それとともに、朝夕の寒さも増しています。お昼間は暖かいので、美しい黄金色のイチョウを楽しまれたらいかがでしょうか?

12月29日(月)の午前中まで診療いたします。

12月29日(月)午後~1月4日(日)まで休診させて頂きます

明年1月5日(月)より診療開始いたします。

お休み中、地区の休日診療所(新座)048-481-2211が午前中急患対応しておりますが、あくまでも急患対応の範囲ですのでご了承下さい。時間が短いので必ずお電話してから受診ください。

お口の中をきれいにしておくと、インフルエンザも風邪もかかりにくいと思われます。どうぞ日ごろのお手入れをお続けになり、気持ちよいお口で新年をお迎えください。朝霞中央歯科は明年2015年も、皆様のお元気な毎日にお役に立ちますよう、スタッフ一同勉強続けながら皆様のご来院をお待ち申し上げます。よいお年をお迎えください。

プロフェッショナルに歯科・予防の熊谷崇先生登場されます

10月27日(月)午後10時からNHK総合 プロフェッショナル(仕事の流儀)に

満を持して、山形県酒田市の熊谷崇先生が登場されます。「ぶれない心・革命の歯医者」

として。1998年日本で初めて歯科予防の会が発足し、当院も早速に入会・勉強させて

頂き学びながら今日に至っています。痛みを治す歯医者から、痛くならない為の歯医者

へ。グループを内科的歯科医院・オーラルフィジシアンと名を変え、歯は全身と関係した

重要な器官と位置付けて、生活習慣とともに患者さんの日々の暮らしに寄り添い、お口の

トラブルに煩わされることなく元気にお過ごし頂くために歯科医はある、との考えから

20歳までにむし歯なしの子供を育て、ご高齢になってもご自分の歯で召し上がれる喜び

をお届けする。熊谷先生の確固たる信念に導いて頂き、多くの患者さんにご支持頂いてお

ります。熊谷先生は海外の歯科医からも注目され、現在酒田市民の10%が熊谷先生の

患者さんとか。メンテナンスを広めお口の健康から元気な毎日を願う熊谷先生の哲学。

1998年に虫歯も歯周病も細菌の感染症と初めて知り、基調講演が、免疫学者の

故・多田富雄さんのご講演だった日から16年。まだまだ歯科界は変わりません。私達も

信念をもってこの道を続けていこうと思います。遅い時間ですが、患者さんの幸せを思う

熊谷崇先生の哲学と診療の日々をぜひご覧ください。

初診の流れ(ご案内)が新しくなりました

当院では、予防はすべての歯科医療の土台にあるものとの考えから、あえて「予防歯科」

と別建てにはしておりません。ですので、初診時に皆さまのお口の状況を拝見し、その資

料に基づいて、患者さんと共に診療を進めていきたいと考えております。大人・子供それ

ぞれの初診の流れをお示ししました。(緊急時・状況により変更もあり)ご参照ください

お盆休みのお知らせ

連日35度を超える蒸し暑さとなっておりますが、皆様お障りなくお過ごしでしょうか?

当院は8月10日から18日まで、お盆休みを頂きます。ご不自由かけますが何卒

ご了承のほどお願いいたします。

これから8月益々の暑さ、皆様も脱水に気をつけ、お口のケアも十分になさってしっかり

食べてお元気に夏をお過ごしください。19日から診療開始いたします。

当院での器具の滅菌について

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5月18日付読売新聞に「歯を削る機器を7割の歯科医院で使い回し」との記事が掲載されました。大変残念な、又恥ずかしい記事で患者さん方ご不快・ご不安かと思います。

国立感染症研究所・泉福英信室長らの調査によるもので、患者さんごとに必ず交換しているという回答が歯科医院の34%とはまことに情けない残念な結果です。

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使用後、高温滅菌処置をした機器と交換することは、日本歯科医学会の診療指針で定められております。

又使用器具は、お一人お一人が当たり前です。歯科は感染症を扱っているのですから。

当院では以前より「消毒・滅菌は一番大切な部分」と位置づけてやってまいりましたが、

院内改装を機に、更に消毒・滅菌を徹底する為、ミーレ・ジェットウオッシャーで、器械によるハイレベルの洗浄をし、その後ヨーロッパ基準クラスBのオートクレーブ・「リサ」で滅菌します。使用した器具を手洗いでは長時間かかる上、個人差もあり一定した洗浄準を満たさない・又スタッフにケガ等リスクを伴うからです。

今回の問題の記事の「歯を削る器械」ももちろん使用後、一本一本、ミーレ内のスタンドに立てて器械洗浄後、一本ずつパックしてリサで滅菌し保管。使用する患者さんの目の前で開けさせていただき使用します。使用後は速やかに下げて、この上記の消毒滅菌作業に入りますので、一回一回、お一人お一人の使用となっております。ご安心ください。

詳しくは当院ホームページのクリニック案内をクリックいただき、そちらから「衛生管理と安全への取り組み」をご覧ください。今後とも皆様に安心して受診頂けますよう、常に検討と確認を徹底し、安全に進めてまいります。

今年のサマービズ

2014070213110000今年朝霞は大雨で有名になりました。ニュアンスのあるピンクはストレッチで結構スタイリッシュ!白と黒のシャープなユニフォームもなかなか評判です。院長はちょっと見はユニクロ(笑)ですが、立てた襟にポールスチュアートのカッコいいロゴ入り。見えないですね。。もっと暑くなったら、スタッフはバミューダです。ますますの暑さ。皆様も脱水にお気をつけて、お元気にお過ごしください。暑い中ご来院ありがとうございます。元気にまいりましょう。

器械のメンテナンス

皆様がお座り頂くユニットチェアの他に、いろいろな器械があります。今日は一日でセラミックができる、セレックの使用法メンテナンスについて、メーカーさんに来ていただき再確認しました。手入れも十分出来ており安心しました。こうして時々メーカーさんにご足労願うのも、患者さんに安全、安心な医療提供の為必要で、大事なことと考えています。担当の佐藤さんお忙しい中有難うございました。

器械のメンテナンス
器械のメンテナンス_2

前期高齢者へのお知らせとともに

前期高齢者(70歳から74歳のかた)の窓口負担が4月1日より変更になりました。

大変複雑なので、整理してお伝えします。

・窓口負担が2割になる方→平成26年4月2日以降に70歳の誕生日を迎える方即ち

            (誕生日が昭和19年4月2日以降の方)

・2割となる時期→70歳の誕生付の翌月(ただし各月1日が誕生日の方はその月)から

       (例)平成26年4月2日〜5月1日に70歳の誕生日迎える方は

         5月の診療から2割負担になります

・ご注意 一定の所得のある方は、これまでどおり3割負担です。

 

☆平成26年4月1日までに70歳の誕生日を迎えた方(昭和19年4月1日までが誕生日の方)は、平成26年4月以降も医療費の窓口負担は1割のまま変わりません。但し一定の所得がある方は、これまでどおり3割負担です。

詳細は加入している健康保険組合・市町村・国民健康保険組合・共済組合にお問い合わせください。なお詳しくは厚生労働省ホームページhttp://www.mhlw.go.jpをご覧ください。

大変ややこしくて、窓口でも苦慮いたしますが、皆様お手元の保険証をお確かめください。先日8年ぶりに来日したローリングストーンズは、72歳・70歳・70歳・66歳ちょうど日本の前期高齢者ですが決して老いてはいません。プロとしての努力やトレーニングの結果と思いますが、まだまだ現役でいられる背景には、環境の違いがあると思うけれど「前期高齢者」「後期高齢者」という呼び名が悲しい。健康寿命も延び、数として元気な高齢者は増えています。この元気な高齢者に「前期高齢者」「後期高齢者」という呼び名しかつけられないこの国は、とても配慮に貧しい国と思います。自分らしく生き生きと生きることが可能な環境を社会が整備するにも、呼び名って大事ではないでしょうか?自分らしくおいしいものを食べたり、旅をしたり、好きなことを楽しんだり人生の終盤をまわりの応援受けて、自分らしく楽しんで生きることができたらいいですね。気分次第なので、呼び名ってとっても大事と思いました。そういえば更年期障害と言われるとがっかりしますが、更年期症状と言われると「あらっ私もよ」で済みます。応援団体が更年期の事を「メノポーズ」と提唱し随分広まりました。こんな些細なことでも気分は違います。元気な高齢者が増えましたので、何か名案はないものでしょうか?

消費税改定についてのお知らせ

当院にご来院の皆様には、日ごろご自宅でのお手入れを十分にしていただきありがとうございます。 そのお気持ちに応え、歯ブラシなど今までできるだけお求めやすい価格で提供してまいりましたが、4月1日よりやむを得ず外税として消費税分を頂戴いたします。販売品の他・ 保険外の「自費で作られるもの・自費での処置」が該当します。

最近では、型を取らずにその日に入れられるセラミック(自費)が好評です。可能であれば金属よりご自分の歯と同じ色のセラミックのほうがお口元も断然きれいで、次の虫歯にもなりにくいようです。とはいっても ホームケアとプロケア(定期メンテナンス)があってのお口の健康維持ですので、ご自宅・職場でのケアと当院のメンテナンスをぜひお続けください。「ご自分の健康はご自分で守れる」このステキな健康感をお持ちになった皆様に、中央歯科クリニックは、元気で楽しい・美味しい生活のお役に立ってまいります。

新年のご挨拶  よりよくありたい

新年あけましておめでとうございます。

凛とした冬らしい寒さの中、お気持ち新たに、新年をお迎えのことと思います

おせち料理、美味しく召し上がれましたでしょうか?

 

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当院にお通いいただき有難うございます。

予防予防と言われて久しいですが、1998年から本格的に始まった当院の

予防の取り組みも患者さん方のご理解により、ご家族・カップル・ご友人の輪と

なり、痛くならないように・歯を失わないように歯科医院を利用するという習慣

が浸透し、開院当初からの「歯も大切なからだの一部です」を実感され、2歳児

から93歳の方まで定期メンテナンスにお通いになられる長期経過の方が多くな

って、これこそが開院31周年の自慢です。

 

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かつて歯科は、命にかかわらない医療だと言われてきました。しかし今日では、

「歯科は生きる力を支える医療」という位置づけもされるようになり、お口の

健康にとどまらず、一歩進んで「全身の健康を歯科から支える」認識にかわって

きました。虫歯も歯周病も細菌の感染症ですから、他の臓器と関係しないわけが

ありません。怖がることではありませんが、病気の成り立ち・原因を正しく伝え

て、皆様がご自分でなさるホームケアと私達プロのケアをうまく続けながら、賢く

ご自分の体と付き合っていただきたいのです。お口の役割は食べる・噛む・飲み込む

しゃべる・笑う・口元の美しさを保つ・・など沢山あります。その方の生活やお身体

の事を伺いながら「生活者である私達」が「生活者である患者さん」のお口の中を

拝見します。お口の中が清潔で健康な状態になると、見た目をもっときれいにしたい

というご希望が増えてきますが。最近では、型を取らずその日のうちに短時間でセラ

ミックが出来・金具のない快適な入れ歯もご用意できるようになりました。健康で

更にきれいになられますと、表情もほぐれ自然と笑顔になって見た目もより若々しく

なられます。最近歯科ではこのように、皆様に本来の笑顔をお届けできるようになって

きました。その上当院では、口腔外科医の経験から全身の状況を伺いながら、慎重に

診療を進めますので、お悩みにならずに遠慮なくご相談ください。

 

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このようにお口の中を整えることは、アンチエイジングでなく「ウィズ・エイジング」です。

若い方も・年齢を重ねた方も「よりよくありたい」というお気持ちでらっしゃいます。

そのお気持ちに、科学的根拠を踏まえ、全身との関連を鑑みる歯科として、また生活者と

して、中央歯科は今年も皆様お一人おひとりとよくお話ししながら、豊かな毎日が

おすごしになられるように、少しでもお役に立てますよう精進致します。

お元気で、楽しい一年になさってください。

 

 

院長 奥富史郎