新年早々の投稿欄「ひととき」に目が留まり、ホームに居ります母に同じ思いを抱いた私は、何度も何度も読みながら考えてしまいました・・紹介させていただきます
「母の爪」
13年前に100歳で亡くなった母は、90歳を過ぎても、なるべく人の手をわずらわせず、何でも自分の事は自分でやろうと頑張る人でした
いつも靴下をはいていたので素足を見たことがなかったのですが、ある時、母の素足を見てびっくり。足の爪が鬼のように伸びているのです。靴下をはくときによく大丈夫だったな、はがれなかったな、と思うほどでした。中には自分で切ろうとしたのか、ゲジゲジしている爪もあります
手の爪がいつもきれいに整えられていたので、足の爪に思いが至りませんでした。気付かなかったことを深く反省し、それ以降は自分の爪を切るのに合わせて、母の爪を切るようになりました。母はその都度「足の爪なんて切らせて悪いわね」と恥ずかしそうにするのです
自分も高齢なり、足の爪を切ることはなかなか大変と思うようになりました。当たり前に出来ていたことが、難しくなっていくのですね。年を取り、自分で出来なくなった気が引けるようなことをお願いする時、どんな気持ちなのかを考えています
素直に、お願いしますと言えるかな 横浜市 〇藤〇子 77歳 さんのご投稿でした
昨年、介護中のお母さまがまだまだご認識おありの中、やむを得ずオムツご使用になった日、娘でらっしゃる投稿者が「ともに泣いた・・」と詠まれた歌をここに紹介しました
私もいま、自宅ではないものの母を見ていて、足の爪のこと同じ気持ちで悩み、思案しています・・
