WHOが日本の歯科診療へ推奨する新たな禁煙支援法の研修会

日常の診療の中で、禁煙支援している当院ですが、福岡歯科大の埴岡先生・口腔衛生学会主催の表記研修会に参加して来ました。

WHOからの講演者の濃密な講演は、新潟大学小川先生の絶妙な通訳に助けられ、大変充実した一日になりました。
かつて歯科での予防の会がスタートしたときの歯科衛生士さん・ドクターにも再会。遠く北海道からこのために駆けつけた若い歯科衛生士さんなどもあり、いかに今!歯科が禁煙に取り組むべきか!いかに日本が世界から見て禁煙・受動喫煙に関して遅れているか!痛感させられました。

受付でやんわりと、されどきちんと話してくれている受付担当スタッフも受講してくれました。嬉しい参加です。

喫煙者には健康被害をきちんと伝えて応援・伴走し、皆さんに受動喫煙のリスクをお伝えすることは、今の歯科院では当たり前のことです。多くの歯科医院が行動に出ることを願います。喫煙を見逃し、触れずして、歯周病の治療しています!はありえません。

言いにくいことでも患者さんに、本当のリスクをお伝えし、応援して予防に尽力することはメンテナンスを提供する歯科医院として必須・必ずなされるべきことと思います。
二階から目薬!?のように、喫煙のことに目をくれず、喫煙者をサポートせずでは、片手落ちです。

言いにくいことだからこそ、医療に携わる私達がこまやかにお教えして伴走する。そんな
生活者支援の歯科医療でありたいと思います。